孤児院で育ったラウラは閉鎖された孤児院を買取り障害のある子供たちの施設にするため、夫と7歳の息子と一緒に移り住みます。しかし息子のシモンが空想上の友達と遊ぶ姿に不安を感じていたところ、施設の開園パーティーの日にシモンが姿を消してしまいます。
ファンタジー映画ですがミステリー要素、サスペンス要素が強い作品で、多数の映画賞を受賞した注目作品です。母親の深く強い愛を描いたストーリーが見どころです。
⑨パンズラビリンス(2006)
世界各国で映画賞を受賞したファンタジー映画です。スペイン内戦で父親を亡くしたオフェリアの母親が再婚した義父は独裁主義の恐ろしい大尉でした。
その辛く苦しい生活から逃れるため、オフェリアは幻想の世界に引き込まれていきます。ある日屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけると、迷宮の守護神に試練を与えられます。
薄幸の少女オフェリアを描いたダークファンタジー作品で、幻想世界に救いを求める少女の姿に引き込まれます。
⑧アベンジャーズ(2012)
「マーベル・コミック」の「アベンジャーズ」を実写化したアクションファンタジー映画の大作です。
ひそかに進む地球壊滅の陰謀に立ち向かうべく、天才発明家アイアンマン、雷神ソー、科学者ハルクなどを結集した部隊アベンジャーズが結成されます。
しかしそれぞれの過去や苦悩によって衝突するようになり、人類最大の危機が迫る中チームが成り立たなくなっていくのです。
世界的に有名なヒーローたちが一堂に会し、特殊な戦闘力を活かしたアクションシーンや圧倒的ビジュアルに引き込まれます。また豪華共演のキャスト陣が見どころです。
⑦スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977)
世界の映画の中でも歴代2位の興行収入を記録している超人気のスペースオペラ映画「スター・ウォーズ」シリーズの実写映画本編の第1作目です。
ルーク・スカイウォーカーを主人公とする旧三部作の第1章に当たるストーリーで、帝国の圧政下にある銀河系を舞台に、ある青年が帝国と反乱軍の戦いに巻き込まれていきます。
「スター・ウォーズ」の実写映画はシリーズ化されており、変則的な時系列順に公開され、多くのスピンオフ作品も発表されています。
実写映画本編はルーク・スカイウォーカーを主人公とする旧三部作のほか、アナキン・スカイウォーカーを主人公とする新三部作、レイを主人公とする続三部作があります。
⑥ネバーエンディング・ストーリー(1984)
不思議な異世界ファンタージェンを救う冒険を描いたファンタジー映画です。いじめられっ子のバスチアンは、いじめっ子から逃げるため飛び込んだ書店で不思議な本「ネバーエンディング・ストーリー」と出会います。
バスチアンは、本の中では主人公になれて龍にも乗れる「ネバーエンディング・ストーリー」に夢中になり、のめりこんでいきます。
いじめられっ子の主人公が、異世界を救うため奮闘する姿、また不思議な世界観が魅力のSFXファンタジーの名作です。
⑤ベイブ(1995)
1匹の子ブタが主人公のファンタジー映画です。農場にもらわれてきた子ブタのベイブは、牧羊犬のフライに農場のルールを教えられ自分の子どものように可愛がられていました。
臆病ですが心優しいベイブは、羊たちにお願いして牧羊犬のように見張りの仕事を果たします。しかしある日、牧羊犬コンテストにベイブが出場することになってしまいます。
ベイブがさまざまな人や動物たちと出会い、成長していく心温まるストーリーで、子供にもおすすめのファンタジー映画です。
④シザーハンズ(1990)
ティム・バートン監督による甘くて切ないファンタジー映画で、純真無垢な人造人間とある少女との交流を描いています。
人造人間エドワードは未完成のまま発明家に先立たれ、手は大きなハサミがついたまま、心臓はハート形のクッキーのままです。屋敷にセールスでやってきたペグに連れられ町で暮らすことになりますが、ある事件が起きます。
現代版のおとぎ話ともいわれる本作は泣ける映画として有名で、幻想的な世界観や哀しく美しい愛の物語が見どころです。