「音」という漢字について
パパやママとしての初めての仕事といえば子供に対して名前をつけるといったことです。一番初めの仕事でありながら一番頭を悩ませることでもあります。
そこで今回はそんな子どもの名付けに関して「音」という漢字を用いる場合のその意味や込めることができる思いをまとめていきたいと思います。
あなたは「音」という漢字に対してどのようなイメージを思い浮かべますか?可愛らしくおしゃれな印象を受ける「音」という漢字は、その言葉の響きもよく、現代において男女問わず人気な漢字となっています。
読み方
「音」という漢字には様々な読み方があり、名前での読みなども含めると「オン」「イン」「オ」「ト」「ナリ」「ネ」などといった読み方をします。ほかにも既存の読み方にこだわらず、合わせる漢字によって印象的な読み方をする場合も存在します。
画数
画数とは、その名前に対する運勢を占う姓名判断においての判断基準となる材料となっています。姓名判断はその人の姓の画数が「天格」を表し、名の画数が「地格」を表し、姓と名の画数を合わせたものから「人格」をそれぞれ表すこととなっています。
ちなみに「音」という漢字は総画数が9画であり、「音」という漢字で地格をみていった場合には、「音」という漢字単体のみでの運勢はあまりいいとは言えない運勢となっています。
しかし姓名判断では、他の漢字と合わせることで地格を判断する画数は変化していくので、「音」という漢字は他の漢字とセットで使用することがおすすめとなっています。
由来
「音」という漢字は「立」の下に「日」と書いています。しかし「音」という漢字の由来を探っていく上でなぜ「立」の下に「日」なのかといったことを考えていてもその由来にはなかなかたどり着くことはできないでしょう。
実は「音」という漢字は「言」という漢字から由来されている漢字だとされています。
「言」という漢字の「口」の部分に一本の線を加えることでものを発するという意味に使われるようになり、それが次第に「音」という漢字に変化してきたとされています。
意味
「音」という漢字に含まれる意味には物が動いたりぶつかり合ったりすることで生まれる空気の振動が耳に届いて聞こえてくるものや、物理的なことでなく、噂や評判が知れ渡るといった意味というのが一般的です。
しかし「音」という漢字にはほかにも「心が通あう」「たより」などといった素敵な意味も含まれています。
イメージ
「音」という漢字の持つ一般的なイメージとしてまずあげられるのは「音楽」といったイメージでしょう。また音楽から派生し、芸術といった範囲にまでそのイメージは広げられています。ほかにも「音」という漢字からは「夏」といったキーワードを浮かべることができます。
「音」という漢字に込める思い・願いとは?
それでは実際に「音」といった漢字を使った名前にはどのような想いを込めることができるのでしょうか。「音」が名前において持つその意味をまとめていきます。
音楽の才能に恵まれるように
まずは「音」の持つ一番のイメージである「音楽」という面に関して、音楽やそれにつながる芸術においての才能を持った人物に育ってほしい。そんな才能を持った人物になってほしいといったストレートな意味合いを持たせることができます。
人を楽しませる・癒す人になるように
音楽はいつの時代も人々を楽しませ元気にさせてくれるものでした。そのことから音楽や芸術の才能に付随して、人々を楽しませることや明るく元気付けることができる人になってほしいといった願いも込めることができます。