「愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。」
さあ、泣こう
『クリスマス・キャロル』の著者として知られるチャールズ・ディケンズの名言は、とても爽やかで清々しいものです。
涙を流すことにはとても大きな効果があり、辛い気分を和らげてくれると言っていますね。
そして、「さあ、泣こう。」というこの言葉。とても優しく、心強い言葉です。今まで涙を我慢していた方も、思いっきり泣いてみてはいかがでしょうか。
「涙は肺を開き、顔を洗い、目を潤し、気分を和らげる。さあ、泣こう。」
愛する事
ジーン・アイリス・マードックはアイルランド出身の哲学者です。
この名言では、愛し方を教えてくれたのなら、忘れ方も教えてほしいと述べられています。こちらは女性の名言なので、女性の方はより共感しやすいのではないでしょうか。
失恋した相手を嫌いになることができたらどんなに楽だろうかと、そう思わずにはいられない気持ちを代弁してくれています。
「愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい。」
恋の味
昭和期の文芸評論家、亀井勝一郎も恋の味について名言を残しています。
恋の味というのは、両想いの幸せなものだけでは成り立たないということですね。
本当の恋の味を知るには、片思いや失恋を味わうこと。それを知ってこそ、恋を経験したと言えるのかもしれません。
「恋の味を痛烈に味わいたいならば、 それは片思いか失恋する以外にないだろう」
深く愛する
ロシアの文豪トルストイは、恋にまつわる多くの名言を残しています。
こちらの名言は、深く人を愛する人だけが、大きな苦痛も味わえると述べていますね。
言い換えると、人を深く愛さなければ、真の苦痛を知ることはできないということ。あなたが失恋をして深く傷ついているのなら、それは人を深く愛した証拠なのではないでしょうか。
「深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。」
愛がなくなったのに
かの有名なココ・シャネルが残した失恋の名言は、短いながらも心に響く一言です。
恋愛にも仕事にも全力で生きた女性の言葉は、とても重みがありますね。
彼女は、愛がなくなったのに一緒にいつづけることは、非常に惨めなことだと述べています。愛がなくなった時こそ、二人が離れるタイミングということかもしれませんね。
「愛がなくなったのに、一緒にいることほどみじめなことはありません」
励ましの失恋の名言
失恋して辛い時、励ましの言葉に心が救われることもありますよね。
あなたの心を晴れやかにしてくれるような、力強く明るい名言を紹介します。