愛情に飢えている
愛されたい症候群の人は、常に愛情に飢えています。家族や友人たちに必要とされているように感じられない。彼氏がいても、愛情表現が足りず、愛されているという実感が得られない。そんな風に愛情に飢えた状態が続き、不安になってしまうのです。
疑心暗鬼になりやすい性格のために愛情に飢えている場合もありますが、実際に愛情を注がれた経験がない場合もあります。
自尊心・自信がない
愛されたい症候群の人は、自尊心が低く、自信がないことが多いです。
自分には魅力がない、何をやってもダメだと自分を卑下しているため、彼氏ができても「いつ振られるかわからない」と不安に駆られてしまいます。その不安を払拭するために、過剰に愛情を求めるのです。
他者に愛されることで、自分の価値を見出そうとしているのでしょう。
親からの愛情が感じられずに育った
愛されたい症候群は、親の愛情を感じられずに育った人がなりやすいと言われています。
両親が仕事で忙しく、遊んでもらった記憶がない。事情があり他所へ預けられていた。虐待されていた。自分以外のきょうだいばかり可愛がられ、自分は我慢させられていた。そんな幼少期を過ごすと、大人になっても他者に愛情を求め続けてしまうのです。
過去の恋愛にトラウマがある
過去に浮気された、二股をかけられたなど裏切られた経験がトラウマになり、常に恋人の愛情を疑ってしまうことから愛されたい症候群に陥る人もいます。
今の恋人に疑う要素がなくても、「また裏切られるかもしれない」という不安がつきまとい、相手に過剰な愛情を求めることにつながってしまうのです。
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愛されたい症候群になってしまう原因とは
愛されたい、独りぼっちで寂しい、頼れる人がいなくて心細いと感じる人はたくさんいますが、全員が愛されたい症候群になるわけではありません。愛されたい症候群になってしまう原因とは、どのようなものなのでしょうか?
自分を愛することができない
自尊心が低く自信がない人は、自分には魅力がないと思っているため、自分自身を愛することができません。自分の代わりに他者に愛して欲しいと願い、愛されたい症候群になってしまいます。
自分を愛せない人は、「自分がいなくても誰も困らないのではないか」という不安があります。「ここにいてもいいんだ」と安心するためには、誰かに愛してもらわなければなりません。
親や恋人に愛されなかった過去がある
親や恋人に捨てられた過去があると、「もう誰にも嫌われたくない」という思いが強くなり、愛されようと必死になり、愛されたい症候群に陥ることがあります。
愛する人に愛されなかったという経験は、長く引きずる傾向にあります。新しい恋愛をしても、何人との恋愛を経験しても、捨てられたときの辛い感情が消えず、愛情を求めてしまうのです。
コンプレックスがある
愛されたい症候群は、外見など自分にコンプレックスが原因があることもあります。コンプレックスを解消したくて他者に愛されようとする場合もあれば、コンプレックスのために自分を愛せず、他者に愛されることで満たされようとする場合もあります。
コンプレックスが根深ければ根深いほど、彼氏ができても簡単には消えず、常に愛情を感じていないと不安になるのです。
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