自己肯定感は、本来は成長するにつれ身についていくものです。ただし、幼少期の家庭環境が悪かった場合、自己肯定感が育たないまま大人になってしまうこともあり、それがこじらせる原因になります。
子供が失敗したら「下手くそ」「ダメな子」と怒鳴る。「産まなければ良かった」と暴言を吐く。そんな毒親に育てられると、自己肯定感が育たないと言われています。
仕事場や学校で人間関係がうまくいかなかった
もともとネガティブな性格の人が職場や学校の人間関係でつまずくと、「周りに嫌われているかもしれない」「自分はいらない人間なんだ」と思い込み、人と距離を置くようになってしまいます。
特に仲間はずれやいじめられた経験があると、必要以上に自分の存在価値を下げてしまいがちです。そういった人間関係の問題が、こじらせ女子を生み出すこともあるのです。
コンプレックスがある
誰にでもコンプレックスの一つや二つはあるものですが、完璧主義な一面があると、そのコンプレックスを受け入れることができず、自分をダメな人間だと思い込んでしまうことがあります。
子供の頃や学生時代にコンプレックスを刺激されると、自分自身を否定されたように思うものです。大人になってもコンプレックスを引きずりやすく、こじらせる原因になります。
周りの人が望むキャラを演じている
「面白キャラ」や「サバサバ女子」など、周囲が望むキャラを演じていると、いずれ本来の自分とのギャップに苦しむことになります。周囲が勝手に作り上げたイメージを壊すことは悪いことだと思い込み、言いたいことが言えなくなってしまうのです。
本来の自分をさらけ出す場がなくなると、「自分を受け入れてくれる人はいない」と思い込み、こじらせてしまいます。
大失恋の経験がある
失恋で深く傷付いた過去が、こじらせ女子を生み出すこともあります。相思相愛だと思っていたのに、突然振られた。結婚の約束をしていたのに、直前になって二股が発覚した。そんな痛い失恋を経験すると、恋に臆病になるのは当然です。
「傷付くのが怖い」「恋愛はこりごり」、そんな風に思い、何年も恋愛から遠ざかってしまうのです。
男性からひどい扱いを受けた
職場の男性から嫌がらせを受けた、付き合っていた男性に裏切られたなど、男性からひどい扱いを受けた経験があると、男性が怖くなり、こじらせてしまうことがあります。
男性全般に苦手意識があると、つい避けてしまったり、コミュニケーションがうまくとれなかったりして、恋愛どころか普通に話すときにも緊張してしまいます。
こじらせ女子をやめたい人ができること
こじらせ女子としての自覚がある人は、多かれ少なかれ、その苦しみや生きづらさから抜け出したいと思っているはずです。こじらせ女子を、急がず時間をかけて改善し、いつか心から恋愛を楽しめるようになってくださいね。
自分が「こじらせている」ことを自覚して
まずは、自分がこじらせ女子であることを自覚しましょう。その上で、こじらせ女子から抜け出すこと、恋愛を楽しめる女性になることを思い描いてください。
ネガティブからポジティブになることは、簡単なことではありません。まずは「私なんて」と可能性を否定する言葉を封印し、「私にならできる」と口に出して言ってみてくださいね。
女性らしい持ち物を増やしてみる
こじらせ女子は、女子力が低いと思い込む傾向があります。女子力は、自分の力で上げるものです。何もしないうちからあきらめるのではなく、まずはメイク道具やアクセサリー、ヒールの高い靴など、女性らしい持ち物を増やしてみてください。
女子力がアップするだけでなく、気分も上がりますよ。
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