さまざまな状況を考えた結果、愛情ではなく情で別れられないと判断した時は、きちんと関係をリセットした方が良いですね。ここからは情で別れられない場合の上手な別れ方について見ていきましょう。
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いい人になろうとしない、自分の勝手で別れることを開き直って貫き通す
情で別れられない時は、いい人になろうとしないことが重要です。自分の勝手で別れるのもアリなのだと貫き通しましょう。
恋人が別れる理由は心変わり、環境の変化などさまざまです。悪者になりたくないからと別れを先延ばしにするのはお互いに不幸なことですね。悪者になりたくないけれど、早く解放されて幸せになりたいというのは虫のいい話だと考えるべきです。
過ごした時間よりこれからの時間を考える
情で別れられない人は、過ごした時間よりもこれからの時間のことを考えてみてください。
長く付き合った恋人やパートナーとは過去の思い出がたくさんありますね。嫌なことだけでなく楽しいこともたくさんあったと思いますが、それらはすべて終わった出来事です。これからの幸せを考えるなら過去だけでなく未来にも目を向けなくてはいけません。
勘違いさせる事、誤解させることは言わない
また情があるために別れられないという人は、話し方が問題なのかもしれません。相手に勘違いさせるような事や、誤解させるような事は言わないように注意すべきですね。
優しい性格の人はなるべく穏やかな別れ方にしたいがために、言葉の選び方を間違えて関係が長引いてしまうことも。別れると決めたならはっきり相手にそのことを伝えるようにしましょう。
人に相談して決めたなど、第三者の影を見せない
また別れを伝える時に、たとえ友達に相談したとしても「人に相談して決めた」などと第三者の影は見せない方が良いでしょう。自分が悪者になりたくない気持ちが強い人は特に要注意です。
相手が別れを拒んだ場合は、怒りの標的がその人になってしまう恐れがあります。またあなたの本心は別れたくないのではないかと誤解される可能性が高いですよ。
「でも」「それは」など議論や反論をしない
別れ話をする時は、相手が「自分勝手だ」などと責めてきても、「でも」「それは」など議論や反論をしないことも重要です。お互いに感情がヒートアップして話がこじれてしまう原因になってしまうためですね。
ただ「別れたい」とシンプルに伝えて、決してそれが揺るがない姿勢を見せるのがポイントです。論点がズレないように淡々と話を進めましょう。
DVやストーカー気質のある相手なら第三者を同席させたり逃げ場を用意する
DVやストーカー気質のある相手の場合は、少し事情が異なります。別れ話がこじれた時のために、第三者を同席させて逃げ場を用意しておくことも大切です。
また自分の身に危険が及びそうな時は、NPOなどの専門相談機関に相談してから行動する方が良いでしょう。必ず安全を最優先させ、万が一を想定しておいてくださいね。
離婚したいのに情で別れられないと悩むときは
最後は離婚したいのに情でパートナーと別れられないと悩んでいる方のために、上手な別れ方をご紹介します。夫婦が離婚する時は法的な手続きが必要になりますので、よく考えて慎重に行動する必要がありますね。
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別れたい原因が改善可能か考える
離婚したいのに情が強くて別れることができない時は、もう一度別れたくなった原因について考えてみるのも良いでしょう。もしも別れたくなった原因が改善可能であれば離婚を回避できる可能性もあります。
一時的な感情の高ぶりで離婚が頭をよぎることは少なくありません。歩み寄ることができるならそれが一番波風を立てずに解決できる方法と言えますね。