非常食を、希望食に。 新しい「非常食レシピ」
ポータブル電源メーカーのEcoFlow Technology Japan株式会社(以下EcoFlow)は、災害による停電発生時の食体験をアップデートし、ポータブル電源が実現する新しい防災の可能性を発信するため、これからの非常食レシピ『LIFE PLATE』を開発・公開しました。
この非常食レシピを、災害時の状況に近いオフグリッド(電気やガスが通っていない)環境の”山小屋”で提供する非常食レストラン『Emergency Food Restaurant LIFE PLATE』が、2021年10月に2日間限定で、長野県乗鞍岳の「冷泉小屋」にオープン。
当日はポータブル電源の電力のみでレストランを運営し、電子レンジやトースターなどを使って『LIFE PLATE』が調理され、調理方法や栄養面にもこだわったメニューをコース形式で提供されました。
ポータブル電源が実現する、電子レンジなどの調理家電でつくる『LIFE PLATE』
大規模災害の発生時、インフラ復旧までの数日間をどう過ごすかが、防災の観点で重要になります。
こうした中で『LIFE PLATE』 は、「時短」「節水」「ありもの利用」という3つの特徴を持ち、また各メニューも、防災食アドバイザーの今泉マユ子氏の監修の元、 「常備菜として一週間保存できる」「体温を上げ免疫力を高める」など、停電発生時の生活者の課題に応えるものとなっています。
メニューはすべて、ポータブル電源を使用し、電子レンジなどの調理家電でつくることが可能です。
これまでの非常食は必要な栄養を摂れることが目的だったのに対して、『LIFE PLATE』は栄養摂取だけでなく、被災時に落ち込みがちな気持ちを、温かい食事を通じて少しでも前向きなものにすることに貢献したいと考えています。
『LIFE PLATE』3つのポイント
- ①心身に負担をかけない「時短」調理
心身共に疲弊しがちな災害時は、準備にかける時間をなるべく短く、美味しく栄養の取れた食事ができることが重要。電子レンジ等の電気調理を活用することで、簡単かつ短時間に調理が可能に。 - ②貴重な資源を効率的に使う「節水」調理
災害時は、停電と共に断水することが多く、節水が重要に。通常の蒸し料理や茹で料理に比べ、電子レンジや炊飯器を活用した調理は使用する水の量が少なく、節水を実現。フライパンや鍋を必要としないレンジ調理は、洗い物が少ないため、節水と衛生を両立することが可能に。 - ③多くのご家庭にある「ありもの利用」調理
災害時は、家にある(または入手可能な)限られた食材を活用し、数日間を乗り切る必要がある。EcoFlowによって電子レンジ等が使えることで、ありものを活用した調理が可能に。食事の準備にかける時間や、食材確保の心配も減り、心身に負担をかけずに栄養バランスのとれた食事をとることができる。
『LIFE PLATE』メニューご紹介
新しい非常食「LIFE PLATE」全7品のメニューをご紹介します。メニューの作り方は公式サイトにて公開中です。
公式サイト:https://jp.ecoflow.com/pages/ecoflow-lifeplate
災害時に最も不足しがちな栄養素は、備蓄が難しい野菜から摂れるビタミンやミネラル、食物繊維です。ありもののお野菜を使い、お酢の作用で保存効果を高めた、災害時のあたらしい常備菜となる万能のピクルスサラダです。