「行けたら行く」という言葉に期待をしている人がいる!
「行けたら行く」と返答されて、「来る確率は相当低いな」と判断することがほとんどのようですが、関西人の私からすれば「まぁ、妥当な数字かな」と思うものでした。
ですが気になるのが、「来るかもしれない」と判断する人が約3割ほどいたこと。
確率としてはそんなに多いものではないかもしれませんが、心理的に「来るかも」という期待を持っている人がいることに若干の罪の意識というか、「行けたら行く」という言葉の危うさを感じる結果となりましたね。
どうして「行けたら行く」を使うの?
雑学というにはおこがましいかもしれませんが、どうして「行けたら行く」を使うのかという、心理的な分析をしてみましょう。
「行けたら行く」を使う人は、若者に多いという認識がありますよね。あと関西人も。
雑学1.何かと便利な言葉として「行けたら行く」は使われる
何かと便利な言葉として多用されていると思います。
・スグに返事できない時に咄嗟に出る言葉として、「行けたら行く」
・「行きたくない」とは言えない場合の、「行けたら行く」
・「行けない」ことを角が立たないような表現をした、「行けたら行く」
どれも相手を心理的に気遣っているようにも受け取れるし、自分の気持ちをハッキリと表したくない心理も垣間見れますね。
雑学2.「行けたら行くの返事に迷惑している人もいる」
誘われた事に対して、ありがたいと思うからこそのお茶を濁したような表現。
誘った方としては、ありがた迷惑な場合もありますよね。実際、幹事としての立場だと、「行けたら行く」と返されると、げんなりするのだそう。
結果的に相手を困らせる可能性もありますから、安易には使わない方が良い言葉かもしれません。
関西人と関東人では「行けたら行く」の意味が違う?
さらに「行けたら行く」には、雑学要素がありました。
なんと言葉の意味合いに、どうやら地域差があるようなんですね。
特に関西人と関東人には、明確な違いがあるようです。
詳しく雑学ネタを見ていきましょう。
【関西人の行けたら行く】行く気が無い時に使う
私も関西人ですからよくわかるんですが、「行けたら行くわ」を使う時には、基本的に「行けないと思っておいて」という意味が多分に含まれています。
誘ってみてこの返答が返ってきたら、「ああ、来る気がないんだな」と判断もします。
どうしてこのような「行く気がないのに行く素振りを見せる」返答をするのかというと、そこには関西人独特の心理戦が繰り広げられるからです。
関西人特有のゴリ押しが存在する⁈
例えば、
「今度ライブ行こう」と誘われて、「アカン。無理やねん」と言うと、関西人の場合はゴリ押しされる場合があるんですね。
「何でやの!いいやんいいやん。行こう!てか、行くで!」
「無理や言うてるのに。そしたら、行けたら行くわ」
で、やっと落ち着く。
もう、何度もやり取りするのも面倒な場合があるので、最初から「行けたら行くわな」で片づけちゃうことが多いんですよね。
相手も、それで引き下がる確率が高いですから。
雑学的に覚えておいてもらってもいいかもしれませんが、関西人はクドイ傾向があります(笑)
そうじゃない関西人もいますが、まぁ関西人代表のオバさまを思い出してもらえるとわかりやすいですよね。