記事の目次
- 1.自分で考えない人と一緒に仕事していると困りますよね…
- 2.自分で考えない人の性格にはどんな特徴がある?!
- 3.【自分で考えない人の性格や特徴①】頭が固い
- 4.【自分で考えない人の性格や特徴②】話を聞かずメモ取らない
- 5.【自分で考えない人の性格や特徴③】優柔不断で主体性がない
- 6.【自分で考えない人の性格や特徴④】指示待ち人間
- 7.【自分で考えない人の性格や特徴⑤】人のせいにしたがる
- 8.【自分で考えない人の性格や特徴⑥】集中力がない
- 9.【自分で考えない人の性格や特徴⑦】生育環境に問題があった
- 10.【自分で考えない人の性格や特徴⑧】自分の好みがわからない
- 11.【自分で考えない人の性格や特徴⑨】人の意見だけに頼る
- 12.【自分で考えない人の性格や特徴⑩】失敗を恐れる
- 13.【自分で考えない人の性格や特徴⑪】占いを盲信
- 14.自分で考えない性格は改善できるの?
- 15.自分で考えない人と仕事をする時には対処法を考えよう!!
- 16.【自分で考えない人への対処法①】意見を言わせてみる
- 17.【自分で考えない人への対処法②】責任を持たせてみる
- 18.【自分で考えない人への対処法③】ミスを責めない
- 19.【自分で考えない人への対処法④】自己理解を深める
- 20.部下が考えられる環境を作ってきたかの反省も必要かも!!
自分で考えない人と一緒に仕事していると困りますよね…
仕事をしていると、時には他の人に聞かないで、自分で考えて判断を下さなくてはいけない場面と言うのが出てきますよね。
30年ほど前までなら、会社から言われた仕事だけを淡々とこなしていればそれでよかったのですが、現在では、社員一人ひとりが自分から考えて行動していかないと、全体の仕事も滞ってしまう、という会社も少なくありません。
社会人として、仕事に対しする必要最低限の思考力というのは、どんな仕事でも求められるようになってきているのです。
ところが、自分で考えない人、というのがどこの職場にいても必ずいるものです。
思考力も問う入社試験を通過してきているはずなので、思考力はあるはずなのに、いざ仕事を任せてみると、自分が考えないで、人の判断にまかせっきりになっているのです。
この記事ではそんな自分で考えない人の性格や特徴、対処法についてお伝えします。
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自分で考えない人の性格にはどんな特徴がある?!
さて、まず気になるのは、自分で考えない人はどんな性格や特徴を持っているのか、ということです。
社会人になって仕事をするという醍醐味の一つには、自分の力でこの世の中を動かしていく一端となる、ということがありますよね。
自分が成し遂げた仕事で、何かが動いて、それが誰かのためになっている、この醍醐味を感じることができるのが、お給料をもらえる以上の仕事をしている意味になっている人もたくさんいます。
しかし、自分で考えない人というのは、この仕事の大きな意味を自分の力で作ることに、参加することを自分から拒絶しているということになります。
自分の頭で思考力を働かせて考えることをしないで、ただ人に言われたことだけを、人に言われたとおりにやっている、ということは仕事の面白さを味わっていないということに他なりません。
いったいどういう性格をしていれば、そのような人になってしまうのか、ここから自分で考えない人の性格や特徴についてみていきたいと思います。
【自分で考えない人の性格や特徴①】頭が固い
自分で考えない人の性格や特徴の1つ目は、頭が固くて柔軟な思考力を持っていない、ということです。
自分で考えない人の中には、一度教えたはずのことを何度も聞き直してくる人がいます。
こういった人は、以前に教えた内容はきちんと覚えているのです。
しかし、毎回全く同じ仕事というのはありません。
その都度、前に教わったことを、柔軟に変化させて応用させていくことが必要になるのです。
自分で考えない人には、この柔軟な思考力というのが欠けているために、少しでも教わった時と違う事態に遭遇すると、以前教わったこととは全く違う新しい局面だと認識してしまうのです。
そのために、その都度やり方を先輩や上司に聞きに来るようになるので、対応するのが面倒くさく、自分の仕事の時間も削られるので厄介な存在です。
■参考記事:屁理屈が多い人への対処法は?コチラも参照!
【自分で考えない人の性格や特徴②】話を聞かずメモ取らない
自分で考えない人の性格や特徴の2つ目は、話を集中して聞いておらず、メモも取らないことです。
生半可に話を聞いて、メモを取らなくても理解したつもりになってしまうのですが、こういったタイプは聞いたことすら忘れてしまうことが多いと断言できるタイプです。
何度教えても、集中して聞かないので覚えないし、メモを取るように言っても、聞けば大丈夫だと言ってメモも取りません。
いくら叱っても妙なところに自信とプライドを持っているので、先輩や上司に対しても不遜な不真面目な態度を平気で獲ります。
しかし手痛い失敗をするまでは理解することができないタイプです。
【自分で考えない人の性格や特徴③】優柔不断で主体性がない
自分で考えない人の性格や特徴の3つ目は、優柔不断で主体性がない、ということです。
自分の考えの軸を持っていないことから、人の意見に左右されてしまいます。
普通の人は自分の考えの軸を持っているので、自分の意見とは違うことを言われたときに、はっきりと意思表示をするか、ぐっと抑えてその場の空気に合わせる選択をするのか、自分の気持ち次第で、主体的な判断をして臨機応変な対応をするものです。
しかし優柔不断な人というのは、自分の主体的な意見というものがほとんどないので、簡単に正反対の意見でも流されてしまい、一貫した行動を取ることができなくなります。
コロコロとすぐに態度や意見を変えてしまい、いつも迷っていることから、周囲の人達からも不評を買いやすいものです。
【自分で考えない人の性格や特徴④】指示待ち人間
自分で考えない人の性格や特徴の4つ目は、指示待ち人間が多くいるということです。
自分から率先して仕事を見つけて取り組む、ということが身についていないタイプです。
こういったタイプになってしまうのには2つの原因が考えられます。
一つは生育環境で何でも親にやってもらったタイプ、もう一つは就職してからやる気に満ち溢れている時に、勝手に余計なことはするなと上司から叱責されてしまったタイプです。
生育環境によって、人から指示を出されないと動けないタイプになってしまったのは、なかなか治すことができませんが、上司に余計なことをするなと言われ続けて動けなくなってしまったタイプの人は会社で対応して改善させるしかありません。
間違えても良いから自分で判断して動けるように配慮してあげることが大切です。
■参考記事:職場のゆとり世代とどう接するべき?コチラも参照!
【自分で考えない人の性格や特徴⑤】人のせいにしたがる
自分で考えない人の性格や特徴の5つ目は、すぐに人のせいにしたがる、ということです。
自分で考えない人は、自分の主体性を持っていないために、いつも行動の発端が他の人の意見になっています。
そのために仕事で何かミスをしても、自分で責任を被らなくてはいけないということが理解できずに、自分の行動の発端となったことを言った人のせいにしてしまうのです。
失敗を人のせいにしていれば、確かに楽ですが、自分の姓だと言われた人からしたらたまったものではありません。
また職場できちんと見ている人は、その失敗の源がどこにあるのかをちゃんと見抜いているものです。
自分で考えない人は、自分の失敗を人のせいにすることで、職場での信用も低下させていることに気が付いた方がいいでしょう。
■参考記事:人のせいにする人の心理は?コチラも参照!
【自分で考えない人の性格や特徴⑥】集中力がない
自分で考えない人の性格や特徴の6つ目は、集中力がない人が多い、ということです。
すぐに集中力が切れてしまって、一つのことに腰を据えて取り組むことができないタイプの人には、自分の力で何かを考え抜いて成し遂げる、という経験が少ない人も多いものです。
普通の人でも疲れて集中力に欠ける時には、判断力も鈍ることがありますが、もともと集中力が欠如していて、自分の力で考える習慣が身についていない人は、社会人になってからそれを身に付けようと思っても難しいところがあります。
出来る仕事を割り振るなどして、対応していくしかない場合も出てくるようです。
【自分で考えない人の性格や特徴⑦】生育環境に問題があった
自分で考えない人の性格や特徴の7つ目は、生育環境に問題があった、という人も多くいます。
子供は2歳くらいになると、自分の好みがいろいろと出てきます。
おもちゃや服や遊びの種類といったものを、自分の好みでいろいろと考えて選んでいくようになります。
しかし、中にはそういった自分で考えて選ぶ、ということを親や祖父母にすべて先回りして決められてしまって育ってしまった人もいます。
そういう人は、自分自身のことを自分の力で考えて決める、という力が全く育っていないために、就職して仕事を始めてからも、主体的に考えて行動する、ということができない大人になってしまうのです。
成育歴によって思考力が身についていない場合には、仕事をしながら身に着けていくことはほとんど困難だといっても良いでしょう。
採用の段階でそういう人はきちんと見抜くことも大切です。
【自分で考えない人の性格や特徴⑧】自分の好みがわからない
自分で考えない人の性格や特徴の8つ目は、自分で自分の好みがわからない、ということです。
普通の人は、服装でも音楽でもインテリアでも、仕事で使う小物でも、自分の好みというものがあって、こだわりのブランドなどを持っているものです。
しかし、自分で考えない人の多くは、自分で自分の好みがわからない、という人が多くいます。
これは小さいころから自分の好みを聞かれたことがなくて、全部、親や祖父母に決められてしまっていることが大きな原因として考えられます。
自分で好きな洋服とか髪型にしようとしても、激しく周りの大人から否定されてしまって、自分の好みを考えることを強く抑圧されてしまっている人もいます。
そういう人に、主体的に自分の意見を持って考えることを期待しても、心理的な抑圧によって激しく心が抵抗することがあり、パニックになることもあり、場合によってはカウンセリングなどの対応が必要になる人もいます。
【自分で考えない人の性格や特徴⑨】人の意見だけに頼る
自分で考えない人の性格や特徴の9つ目は、人に意見にだけ頼って、いくつもの人の意見から自分で良い意見と使えない意見を取捨選択して、判断して決断する、ということができない、ということです。
そもそも自分で考えない人というのは、自分の力で判断を下す力が育っていないことがほとんどです。
ですから、自分で考えて自分の力で決断を下すことをほとんどせずに、人の意見にだけ従えばいい、という価値観が身についてしまっています。
確かに自分で判断して決断を下すことをしないで、人の意見にだけ頼っていれば楽ですし、失敗をしても人のせいにしてしまうことも簡単にできます。
しかし、それでは仕事をする上で、いつまでも一人前として周りから認めてもらえるようになりませんし、社会人としての責任感も身につかないままで終わってしまいます。
こういった人はいつまでも精神的な自立や成長ができないまま、歳を重ねていくことになるのです。
【自分で考えない人の性格や特徴⑩】失敗を恐れる
自分で考えない人の性格や特徴の10個目は、自分で判断して決断して行動したことに対して、失敗することを異様に恐れている人もいる、ということです。
自分で判断して決断を下して、それが間違っていた場合には、自分でその責任を負わなくてはいけません。
失敗して責任を負うことを恐れすぎると、それを避けるために思考力を停止させて自分で考えることを辞めてしまう人もいます。
こうなってしまう原因は、幼少期から事あるごとに批判されてきたり、失敗をとがめられてきている場合もありますが、就職してから指導に当たった人が過度に失敗を咎めたために思考力を停止させる、という決断をしてしまっている場合もあります。
就職する前は、やる気に満ち溢れていたアイデアマンだったはずの人が、仕事を続けているうちに、だんだんと思考力がない考えない人になっていってしまった、という時には、どこかで指導方法が間違えていなかったか、考えて対応を練り直すことも必要かもしれません。
【自分で考えない人の性格や特徴⑪】占いを盲信
自分で考えない人の性格や特徴の11個目は、占いを盲信する傾向がある、ということです。
このサイトにもたくさんの占いの記事がありますが、自分の人生をすべて方向付けしてくれるものではなく、人生の方向付けをするために利用するためのモノです。
いくら占いをしたところで、最終的にどんな決断をするのかは、自分で決めなくては意味がありません。
しかし、思考力がなくて自分で考えない人は、占いで言われることを盲信して信じてしまうことがよくあります。
確かに自分の人生の決断を自分で下せない人には、占いを信じることは楽かもしれませんが、それでは本当の幸せをつかむことは当然できません。
悪徳占い師のカモにされてしまうこともあるので、占いに過度にハマっている人がいたら要注意です!!
自分で考えない性格は改善できるの?
自分で考えない性格の人と一緒に仕事をするのは大変ですよね。
判断を下して自分の力で仕事を進めて欲しい時に、思考力が完全に停止して、言われたことだけをやろうと指示待ちの姿勢でいるような人は、みんなが自分の責任で仕事を進めているチームの中では単なるお荷物でしかありません。
何とか思考力を働かせて、自分で考えるようになって欲しいものです。
自分で考えない人が、自分で考えて判断を下せるようになることはあるのでしょうか?!
職場の環境や間違えた指導によって思考力が停止してしまった人は、環境を変えて能力を引き出してあげることができれば、すぐに考えられる人になることができるでしょう。
しかし、生育環境が原因で思考力が育っていない場合、仕事をしながら考える人に育てるということは、なかなか難しい事でしょう。
自分で自分の思考力のなさに気が付いて、何とかしたいと努力を始めるのならまだ期待はできますが、思考力がない人が自分の思考力がないことで、周りに迷惑を掛けていることに気が付くことさえ稀だといっても良いでしょう。
仕事をする上で、思考力がない人に思考力が付くことを期待するのは難しいと思って間違いがないです。
自分で考えない人と仕事をする時には対処法を考えよう!!
思考力がなくて、自分で考えない人と一緒に仕事をする時には、思考力がそこから育つことを期待することはかなり難しいと思うべきです。
しかし、それでも仕事は一緒にしなくてはいけません。
それならばできることは、とにかく何か対処法を考える事しかありません。
仕事の内容が全く考える必要がない単純作業だけなら思考力など全く必要ないですよね。
しかし、仕事の内容によっては、自分の責任で判断をしてもらわなくてはいけない場面が必ず出てきます。
そんな時に思考力がない人から自分の意見を引き出して、少しでも良い判断をしてもらうためには、周りの人が対処法をしっかりと練る必要があります。
それでは自分で考えない人と一緒に仕事をする時の対処法についてここからみていきたいと思います。
【自分で考えない人への対処法①】意見を言わせてみる
自分で考えない人への対処法の1つ目は、とにかく意見を言わせてみる、ということです。
自分で考えない人は、どんな小さなことでも自分で判断をして自分で決断した意見を言うことに大きな抵抗を感じていることがよくあります。
イエス・ノーといった簡単な2択さえも心理的な抵抗が大きくて、聞いても答えられない人もいます。
そういう人でも、とにかく自分はどう思うのか、ということを何でもいいから言ってもらうようにしてみましょう。
その上で、自分の考えを言うことが怖い人の多くは、自分で意見を言った時に激しく批判されてきた経験があるので、どんなにつまらなくてくだらないと思っても、その意見を批判することは絶対にしてはいけません。
どんな意見でも言えたことを評価することが大切です。
【自分で考えない人への対処法②】責任を持たせてみる
自分で考えない人への対処法の2つ目は、とにかくどんな小さな仕事でもいいので、責任を持たせてみる、ということです。
自分で考えない人の多くは、自分で物事に対して責任を負いたくないと逃げている傾向があります。
責任を持たなくてはいけないとなると、どんな小さな仕事であっても、自分で判断して決断しなくてはいけない場面が出てくるからです。
そんな自分で考えない人に、敢えて責任を持たなくてはいけない仕事を任せてみて、考える力を引き出すことが出来ないか様子を見てみましょう。
今まで自分で考えてこなかった人が責任を持たされたら、最初からうまくいくわけはありません。
失敗しても失敗を責めてはいけません。
責任感を持って仕事を全うしようとしたことを評価してあげましょう。
【自分で考えない人への対処法③】ミスを責めない
自分で考えない人への対処法の3つ目は、ミスを責めないことです。
自分で考えなくなってしまった人の中には、自分で判断したことを失敗したことを必要以上に厳しく叱責されたために、自分で判断することを辞めてしまった人もいます。
そういった人に対して、ミスしたことを再び責めるようなことをしてしまうと、ますます思考力を封印して、自分の力で考えることをしなくなってしまいます。
そうなるとせっかく会社の中にある才能を眠らせたまま、活用できないことになってしまいますよね。
それはとてももったいないことです。
多少のミスには目を瞑るなり、どうすればそのミスをしなくて済んだのかを一緒に考えてあげるなどして、失敗しても大丈夫だ、という環境を作ってあげると、自信を持って考えるようになるかもしれません。
【自分で考えない人への対処法④】自己理解を深める
自分で考えない人への対処法の4つ目は、どうしてそんなに自分で考えることが嫌なのか、自分で自分の内面を理解させてあげることです。
仕事をする上では、いろいろな物事を進めるのに、自分の責任でいろいろと考えて、自分の判断を下していった方が楽しいのは当たり前のことですよね。
それなのに、自分で考えることがどうしてそんなに嫌になってしまったのか、それには今まで見てきたような原因が必ずどこかにあるはずです。
自分を変えなくては行き詰ってしまう、と考えて、自分で考える力を何とかして身に付けたいと考えている人がいるのならば、カウンセリングなどを勧めるなどして、どうして自分が考えない人になってしまったのか、その原因を自分で理解できるようにしてあげることも大切なことです。
部下が考えられる環境を作ってきたかの反省も必要かも!!
ここまで仕事で考えない人の原因や特徴、対処法についてみてきましたがいかがでしたか?
なかなか自分で考えない人が自分で考えて仕事を進めるようになるのは、大変なことですよね。
ただ、もしかしたら職場の環境によって、自分で考えることをしない、指示待ち人間を作ってしまっている可能性もあります。
意欲があって入ってきたはずの新人が、気が付くとみんなやる気がなくなって考えない人に変わってしまっていたら、どこかで新人の考える意欲を削いでいないか、見直してみることも大切かもしれませんね。
新人を育てるのに良かれと思ってやっていた指示が、新人の考える意欲を削いでいる、ということはよくあることです。