記事の目次
- 1.婚姻届の印鑑はどれを使うの?
- 2.【婚姻届の印鑑】実印とは?
- 3.【婚姻届の印鑑】銀行印とは?
- 4.【婚姻届の印鑑】認印とは?
- 5.【婚姻届の印鑑】シャチハタとは?
- 6.【婚姻届の印鑑】実印でなくてもいい
- 7.【婚姻届の印鑑】印鑑は旧姓のものを使う
- 8.【婚姻届の印鑑】下の名前でも大丈夫
- 9.【婚姻届の印鑑】証人の印鑑は?
- 10.【婚姻届の印鑑】印鑑を上手に押すコツ
- 11.【婚姻届の印鑑】印鑑が薄い場合はどうする?
- 12.【婚姻届の印鑑】これだけはやってはいけない!
- 13.【婚姻届の印鑑】婚姻届を書き間違えたら?
- 14.【婚姻届の印鑑】書き間違えてもやってはダメなこと
- 15.【婚姻届の印鑑】訂正印を押す
- 16.【婚姻届の印鑑】捨印を押しておく
- 17.【婚姻届の印鑑】実印を作るかはあなた次第
婚姻届の印鑑はどれを使うの?
結婚をすることが決定しても婚姻届を提出しないと正式な夫婦として認められません。
夫婦になるためには各市区町村に行って婚姻届をもらって、必要項目欄に記入をし印鑑を押す必要があります。そして、それが受理されれば夫婦として認められます。
その時に押す印鑑ですが、どの印鑑を使えばいいのか迷うことがあります。シャチハタでもいいのか、それとも実印でなければならないのかなど疑問が浮かびます。
そこで、印鑑の種類と婚姻届で必要な印鑑を中心に押し方のコツや間違った時の対処法も紹介したいと思います。
【婚姻届の印鑑】実印とは?
印鑑には色々な種類があります。そこで、知っておくと便利な印鑑の種類を4つ紹介します。
まずは実印です。実印とは市区町村で登録をした印鑑です。この実印が必要になる理由は車を購入したり、家を買ったり、遺産相続をしたりする際に押印しなければならないからです。
イメージとしては社会的義務が生じるような重要な人生イベントの際に押す印鑑だと覚えておくといいと思います。
実印登録は戸籍上の自分の名字もしくは名前、名字と名前の両方で登録することができます。
実印を作るための印鑑は一辺が8ミリの正方形内に収まるものは小さすぎてダメで、一辺が25ミリの正方形内に収まらないものは大きすぎるため認められていません。
またシャチハタも実印にはできません。さらにシャチハタ以外で100円ショップで売られているような大量に生産された印鑑は実印として登録は可能ですが、同じ大きさや字体のものが多いので実印としては危険なのでお勧めできません。
実印の手続きの仕方
もし、結婚を機に実印を作っておこうと思う方のために実印の手続きの仕方を紹介します。
実印はシャチハタはダメなのでハンコ屋さんで実印用の印鑑が欲しいと言えば用意してくれます。
印鑑ができたら自分の住民票がある市区町村へ行って実印の印鑑登録をしたいという旨を伝えて下さい。
すると、印鑑登録申請書の記入と身分証明書を提示するように求められます。
手続きが完了すると印鑑登録カードを受け取ります。このカードは実印の登録をした証明でもあるため失くさないように大切に保管しておきましょう。
【婚姻届の印鑑】銀行印とは?
銀行印は口座を開設する時に押す印鑑のことです。この時に利用する印鑑はシャチハタ以外です。
銀行印は使ったことがある方が多いのでイメージしやすいと思います。
銀行印として登録した印鑑はお金を引き出す時や定期預金の解約などの手続きの際に必要になります。
【婚姻届の印鑑】認印とは?
認印とは役所の書類や保険の契約などちょっとした契約や会社や学校への提出書類に使用される印鑑です。
認印は日常生活でもよく使われていますが、実印と違って市区町村への登録はしていない印鑑でもあります。
実印は普段の生活ではあまり出番はありませんが、認印は郵便や宅配の受け取りの際にも使う日常的な印鑑なのです。
【婚姻届の印鑑】シャチハタとは?
最後にシャチハタですが、これは朱肉が必要でないスタンプ方式の印鑑のことで100円ショップでも購入することができます。
シャチハタは宅配や郵便の受け取り、簡単な書類の押印などに使用することができますが、銀行や市区町村への届け出の書類などには利用することができません。
その理由は時が経過するとインクが薄くなったり、押し方によって印影が変化しやすいため正式な書類には不向きだからです。
【婚姻届の印鑑】実印でなくてもいい
では婚姻届の印鑑は一体どれがいいのかというと、シャチハタ以外ということになります。
よって実印でも認印でも問題ないということです。
婚姻届は実印でなければならないと考えている方も多くいらっしゃいますが、実印でなくても大丈夫です。
シャチハタ以外の印鑑なら使用できるのですが、せっかくの婚姻届を押す印鑑なので100円ショップで売られているような印鑑ではなくハンコ屋さんで販売されている印鑑を買った方がよいでしょう。
これから結婚をする人と夫婦になり新しい人生がスタートするのできちんとした印鑑で押印すると気持ちも引き締まります。
【婚姻届の印鑑】印鑑は旧姓のものを使う
婚姻届の最初の欄には夫になる人、妻になる人の名前を書きます。そのあと、住所や父母の名前などを書いた後の最後に届人、つまり夫婦になる二人の名前と印鑑を押すようになっています。
この届人の署名の欄には夫婦、それぞれが署名と押印をしなければなりません。
その際、妻で名字の印鑑を使う方は必ず旧姓の名前と旧姓の名字の印鑑を押すことが必要です。
結婚したら名字が変わると思い込んでしまう方も多いので夫の名字で署名と押印をしてしまうケースがあるようなので注意しましょう。