記事の目次
- 1.婚姻届の印鑑はどれを使うの?
- 2.【婚姻届の印鑑】実印とは?
- 3.【婚姻届の印鑑】銀行印とは?
- 4.【婚姻届の印鑑】認印とは?
- 5.【婚姻届の印鑑】シャチハタとは?
- 6.【婚姻届の印鑑】実印でなくてもいい
- 7.【婚姻届の印鑑】印鑑は旧姓のものを使う
- 8.【婚姻届の印鑑】下の名前でも大丈夫
- 9.【婚姻届の印鑑】証人の印鑑は?
- 10.【婚姻届の印鑑】印鑑を上手に押すコツ
- 11.【婚姻届の印鑑】印鑑が薄い場合はどうする?
- 12.【婚姻届の印鑑】これだけはやってはいけない!
- 13.【婚姻届の印鑑】婚姻届を書き間違えたら?
- 14.【婚姻届の印鑑】書き間違えてもやってはダメなこと
- 15.【婚姻届の印鑑】訂正印を押す
- 16.【婚姻届の印鑑】捨印を押しておく
- 17.【婚姻届の印鑑】実印を作るかはあなた次第
婚姻届を書くときには緊張しますよね。失敗しないようにしようと思えば思うほど緊張してしまい失敗することもあります。
万が一婚姻届を書き間違えてしまっても、もう一度全てを書き直す必要はありません。
間違えたところを二重線で引いて、その横に訂正印を押して書き直せば大丈夫です。
この内容は後で、詳しく説明します。
【婚姻届の印鑑】書き間違えてもやってはダメなこと
書き間違えた時も印鑑の時と同じようにやってはいけないことがあります。
それは修正液や修正テープを使うことです。修正液などを使ってしまうと受理されないので注意しましょう。
また、間違えた箇所をボールペンで塗り潰すこともしないようにしましょう。
【婚姻届の印鑑】訂正印を押す
では訂正印について説明をします。
訂正印とは書類に間違った記述をしてしまった時や、訂正したい時に訂正をした証拠と誰が訂正をしたのか証明するために押印されるものです。
婚姻届の場合、間違った記載をしてしまったら訂正印を押すことで訂正をすることができます。
上記でも述べたように失敗した箇所に二重線を引いてその横に訂正印を押します。
この時の訂正印は届人の欄に押印した印鑑と同じものを使うようにします。
ただ、役所によっては押印の箇所を枠外の捨印欄を押す場所に押印するように言われることもあります。
この捨印に関することは次で解説します。
【婚姻届の印鑑】捨印を押しておく
捨印という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんね。
ただ、この捨印の意味を知っておくと婚姻届の提出だけなく、これから公的な書類を書く時にも役に立つので是非知っておいて下さい。
捨印とは一言で言えば訂正印のようなものです。ただ、捨印は書類の届人があらかじめ押印しておくことで、後で書類の不備が見つかった時にわざわざ届人が書き直しをしなくても受け取った側の人が訂正することができるのです。
例えば婚姻届を提出する時に捨印を夫婦それぞれを押しておくとします。
区役所に提出をする際にその場で記入漏れや不備があったとしましょう。
もし、捨印を押してあればその場で区役所の方が間違った箇所を訂正してそのまま手続きをすることができます。
その反対に、捨印を押していない状態で不備が見つかってしまうともう一度届人が訂正をして訂正印を押印しなければなりません。
よって捨印をしておけば万が一失敗箇所があってもスムーズに手続きをすることができるのです。
書類が汚れない
婚姻届は失敗しても訂正すればいいやと思って、やたらと失敗をする方もいます。
失敗をする度に訂正印を押しているとせっかくの婚姻届が訂正印だらけになってしまいます。
仕上がった婚姻届が失敗だらけだとちょっと嫌ですよね。しかし、捨印を押しておくことで訂正印をその都度押さなくてもいいので婚姻届が印鑑だらけにならないようにすることができるのもメリットです。
証人の方も捨印を押しておくと便利
届人は夫婦なので、どの道役所に届けるため捨印をあらかじめ押印していなくてもその場で訂正をすることができますが、証人の方が間違った記入をしているとすぐには訂正できません。
やっと夫婦になれると思って婚姻届を提出しても証人の方の欄に記入の不備があれば受理されません。もう一度証人の方に書き直してもらわなければならないのでやり直しです。
証人の方2人に「今すぐ役所に来て!」なんて言えませんよね。
よって、証人の方も捨印を押しておくことで万が一書き間違えがあっても訂正されるので押印をしておく方がよいでしょう。
押印する場所は証人欄の枠外に一人一人それぞれ捨印を押せば大丈夫です。