【婚姻届の訂正の仕方】訂正印or捨印?修正箇所別に解説!

婚姻届の訂正の仕方をご存知でしょうか?婚姻届を出すことで初めて法律上の夫婦となることができますが、大切な書類だから気を付けて書こうとしても、つい間違えてしまうこともあると思います。そこで今回は、婚姻届の訂正の仕方を詳しくご説明します。

【婚姻届の訂正の仕方】訂正印or捨印?修正箇所別に解説!のイメージ

目次

  1. 婚姻届に訂正箇所があったときは、どうすればいいの?
  2. 婚姻届の訂正の方法①訂正箇所に二重線を引く
  3. 婚姻届の訂正の方法②新しく書き直す
  4. 婚姻届の訂正の方法③間違えた状態で役所に持っていく
  5. 婚姻届の証人欄の訂正の方法は?
  6. 証人欄の捨印は押してもらった方が良いの?
  7. 婚姻届の記入で失敗が多い箇所①住所
  8. 婚姻届の記入で失敗が多い箇所②漢字
  9. 婚姻届の記入で失敗が多い箇所③印鑑の押し忘れ
  10. 婚姻届を訂正するときの注意点は?
  11. 婚姻届を訂正するときの注意点①修正液、テープは使わない
  12. 婚姻届を訂正するときの注意点②認印を使う
  13. 婚姻届を訂正するときの注意点③届出人と同様の印鑑を使う
  14. 婚姻届を訂正するときの注意点④自分と相手で違う印鑑を使う
  15. 婚姻届を提出したらもらっておきたいものは?
  16. まとめ

婚姻届に訂正箇所があったときは、どうすればいいの?

婚姻届はこれから夫婦になるお互いにとって、記念の一枚となる大切な書類です。

婚姻届を書くときは、大切な書類だからこそ失敗がないように提出したいと思うものですよね。

しかし婚姻届にはいくつかのルールがあり、間違って書いたつもりはなくても、訂正しなければならない場合があります。

婚姻届を完璧に書いたつもりで提出しても、役所で間違いを指摘される場合もあります。特定の日に入籍したいと考えていたり、証人欄は記載済みで書き直すこともできないという場合、あせってしまうかもしれません。

しかし、落ち着いて役所の係員の指示に従って、書き損じている箇所を訂正すれば、そのまま提出した婚姻届が受理されることがほとんどですので安心してください。

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婚姻届の訂正の方法①訂正箇所に二重線を引く

婚姻届を記入するときに必要なものは、婚姻届とボールペン、印鑑のみになります。

書類を書くとなると、失敗したときのために修正液や修正テープを用意してしまいがちですが、婚姻届などの公文書では修正液や修正テープを使うことは認められていませんので、間違った訂正をしないように注意しましょう。

婚姻届の失敗例としては、いつも書き慣れている名前や住所も緊張して書き間違えてしまったり、書く欄を間違えてしまう場合があります。

そのような場合には間違えた箇所、つまり訂正したい箇所に二重線を引いてください。

一本線でも問題ないと言われていますが、婚姻届を含め公文書などの重要書類は二重線で訂正するのが一般的な訂正方法です。二重線を引いたら、欄内の余白の部分に正しい内容を記入します。

公文書を書き慣れている人の場合、二重線を引いたらその上から訂正印を押してしまいがちなのですが、婚姻届の場合は押印の方法が異なります。

まず、この場合の訂正印は届出人欄と同じ印を使用します。次に婚姻届の欄外に訂正印と記されている欄がありますので、そこに押印します。

また、欄外に訂正印を押す枠がない婚姻届もありますので、枠がない場合は欄外の中心に訂正印を押印します。

婚姻届の訂正の方法②新しく書き直す

婚姻届にどれだけ誤字脱字などの書き損じがあっても、きちんと訂正が出来ていれば提出することは可能です。

しかし、あまりにも二重線の訂正が多い場合は、新しく書き直すことをおすすめします。

婚姻届は夫婦になる記念の書類でもありますので、二重線がたくさん引かれた婚姻届よりも、新しく書き直した方が見た目だけでなく、気持ちの上でもすっきりします。

また、地域によっては婚姻届の記入例も同封されています。

婚姻届の記入例には氏名、住所の他、新しい本籍や国税調査のアンケートの記入例が書かれていますので、まずは記入例をきちんと読んでから婚姻届を記入すると失敗を減らすことができます。婚姻届の記入例を参考にしながら、まず練習で1枚目を試し書きにしてみるのも良い方法です。

また、自分が失敗なく婚姻届を記入できたとしても、相手が失敗することもあり得ます。

そのため婚姻届は役所に行けば何枚でも貰うことができますので、婚姻届を書くときは、あらかじめ3~5枚程度もらっておくと、わざわざ取りにいかなくて済みます。

婚姻届の訂正の方法③間違えた状態で役所に持っていく

婚姻届は人生でそう何度も書く書類ではないので、もし失敗した場合、ネットや本で訂正方法を調べても、なかなか解決しないことがあるかもしれません。

そのようなときは、自分で二重線を引いたり訂正印を押したりせず、失敗した状態のまま婚姻届を役所に持って行きましょう。

また、失敗した状態の婚姻届を持っていくときは、旧姓の印鑑は忘れずに持参するようにしてください。

役所で失敗した婚姻届をそのまま受付に提出して、受付で訂正したい箇所について質問すれば、係員が訂正の方法を教えてくれます。

たくさん失敗したことを申し訳ないと思ってしまうかもしれませんが、受付は書類の記載の失敗を確認して受理する場所ですので、失敗した箇所は必ず正しく訂正してもらえます。

ただし、自分で分かるほどに二重線や訂正印などの訂正部分が多い場合、またはどう書けばいいのか分からず空白が多い場合などは訂正を控え、新しく書き直すことをおすすめします。

婚姻届の記入例など、参考になる資料が手元にない場合は、役所に電話してあらかじめ記入方法を聞いておくこともできます。

婚姻届の証人欄の訂正の方法は?

婚姻届の証人欄とは、夫婦となる2人の婚姻を認める親、兄弟、姉妹、友人、知人(20歳以上)が記入する欄です。

証人欄には2人分の署名が必要ですが、夫婦のそれぞれから1人ずつでも、夫婦のどちらかが2人分証人を頼んでも問題ありません。

証人欄を訂正する場合、訂正したい箇所に二重線を引き、証人欄の欄外の右側に証人の捨印を押印してもらうことで訂正することができます。

ただし市長区村によっては、間違えた箇所によって証人者の訂正印が必要なことがあります。

捨印とは?

婚姻届などの公文書をはじめ、契約書、申込書などを記入するときに失敗した場合は、訂正したい箇所に二重線を引き、訂正印を押す必要があります。

捨印とは、訂正印として書類の欄外に押印する印のことです。

婚姻届の欄外に訂正印を押すための枠がある場合は枠内に捨印を押し、枠がない場合は欄外の中心に捨印を押します。

証人欄の捨印は押してもらった方が良いの?

証人欄については訂正箇所がなくても、あらかじめ証人2人分の捨印を押印してもらうことをおすすめします。

この場合、証人が押印してくれた捨印には「婚姻届を提出した後に謝りがあった場合は、訂正しても良いですよ」という意思を表すものとなります。

したがって、捨印を押印してもらっておくと、役所で婚姻届を提出した際、もし証人欄に誤りがあった場合でも、その場で訂正することができます。

証人欄の捨印は、欄外であればどこに押印しても構いませんが、証人欄の右側の欄外に押すと分かりやすいです。

婚姻届の記入で失敗が多い箇所①住所

婚姻届の記入で失敗しやすい箇所として、住所が挙げられます。

婚姻届に記入する住所は、自分が現在住んでいる住所を書けば良いとは限りません。現住所ではなく、婚姻届を提出している時点で住民登録をしている住所を記入します。

基本的には引っ越しをした場合は、転出届、転入届を提出するので住民票も変更されますが、単身赴任などの場合によっては住民票を移していないことがあります。

また、そもそも自分がどこの住所に住民登録されているか分からない場合もあり、婚姻届を記入するときに現在は住んでいない実家に住民登録されたままになっている場合も多いです。

自分の住民登録している住所が分からないときは?

自分が住民登録している住所が分からない場合は、役所や行政サービスなどで住民票を発行してもらうことができます。

住民票を発行してもらうときは、戸籍を記載するか、記載しないか選ぶことができますが、記載してあるものをもらっておきましょう。

戸籍が記載された住民票を発行しておくと、婚姻届の戸籍欄を記入するときに、住民票を見ながら記入することができます。

引っ越してから入籍した方が良い?

入籍をするときに引っ越しをしてからの方が良いと言われることがあります。

引っ越してから入籍すると、引っ越し後に必要な転入届と婚姻届を一緒に役所に提出できたり、運転免許証、クレジットカードの名義変更と住所変更を一度に済ませてしまえるメリットがあります。

婚姻届の記入で失敗が多い箇所②漢字

婚姻届の記入で失敗が多いのが、漢字の間違いです。

例えば苗字で旧字体で「濱」でも略字で「浜」と書く場合は、婚姻届のその他の欄に、「濱」を「浜」へ構成したいことを記載し、夫婦2人で押印する必要があります。

これで新しい戸籍は変更された字体になりますが、一度変更した字体は元には戻せませんので、旧字を使うか略字を使うか、慎重に考えて手続きするようにしてください。

また、印鑑の自体は旧字でも略字でもどちらでも構いません。

苗字を変えると氏も変わるの?

旧字体から略字に苗字を変えると氏字体が変わってしまうのではと思われるかもしれませんが、婚姻届に苗字を略字で書いて提出しても、氏が変わったことにはなりません。

氏を変更するには、氏を変更しないと、本人の社会生活に著しい支障をきたす場合など、やむを得ない事情がない限り変更することは難しく、家庭裁判所の許可を得る必要があります。

また、名前の変更をする場合も、氏の変更と同様に正当な事情がない限り変更はできません。

自分の名前を個人的な趣味や、何となく気に入らないからとか、信仰上の理由で変更したいとしても、家庭裁判所では認めてもらない場合が多く、簡単には変更できないようになっています。

婚姻届の記入で失敗が多い箇所③印鑑の押し忘れ

婚姻届の記入で失敗が多い箇所として、印鑑の押し忘れがあります。

婚姻届で訂正をするときに正しい箇所に捨印が押されていなかったりと印鑑の押し忘れが多いので、万が一のときのために、婚姻届を役所に提出しに行くときは、夫婦2人でそれぞれ印鑑を持っていくことが無難です。

どうしてもこの日に婚姻届を提出し、受理してもらいたいと決めているのであれば、婚姻届を早めに記入して、入籍する前に事前に役所で間違いがないか確認してもらうこともできます。

婚姻届を訂正するときの注意点は?

婚姻届の訂正方法も年々変更されていますので、今までは受理されてきた訂正方法でも、現在では受理されない場合があります。

そこで、婚姻届の訂正方法の失敗例もご説明します。

婚姻届を訂正するときの注意点①修正液、テープは使わない

婚姻届を含む公文書や契約書、申込書などを訂正する場合は、修正液や修正テープを使用してはいけません。また、ペンなどで黒く塗りつぶす方法も禁止されています。

もし修正液などを使用した状態で婚姻届を提出しても、受理されません。

もし提出する予定の婚姻届に修正液などを使用してしまった場合には、そのままの状態で役所に提出し、係員の指示に従って訂正しましょう。

多くの場合は修正した部分の上から更に二重線を引いて訂正し、訂正印を押すように指示されますが、あまりにも修正箇所が多い場合は再提出となる可能性もあります。

婚姻届を訂正するときの注意点②認印を使う

婚姻届に使用する印鑑はどのような印鑑でも問題ないようですが、変形しやすいゴム印や手に入りやすいシャチハタなどの使用はなるべく控え、木材や金属性の、朱肉で押印する認印を使用することをおすすめします。

認印とは、日常生活で一般的な書類や実印を押すほどでもない契約書や、役所の申請書に使用する印鑑のことです。

実印とは、1人に1本認められる法的な力を持つ印鑑のことで、市区町村役場に実印にしたい印鑑を届け出ることで印鑑証明というものを発行してもらうと、実印を持つことができます。

実印は金融機関のローン、借り入れの契約、土地、建物の売買契約、会社設立など金融に関する重要な公文書を作成するときに使われることが多いです。

■参考記事:婚姻届の印鑑についてはコチラも参照!

婚姻届の印鑑はどれが使える?実印じゃないとだめ?

婚姻届を訂正するときの注意点③届出人と同様の印鑑を使う

また、婚姻届の訂正印に捨印を押す場合は、婚姻届の届出人の欄に押印したものと同様の印鑑を押印する必要があります。

届出人の欄に押印した印鑑と異なる印鑑を捨印として使用した場合は、婚姻届が受理されない場合もあります。

婚姻届を訂正するときの注意点④自分と相手で違う印鑑を使う

婚姻届に使用する印鑑は、自分と相手の1種類ずつと決まっています。

また、証人が夫婦どちらかと同じ苗字である場合、異なる印鑑を使う必要がありますので、証人の代わりに夫婦が勝手に印鑑を押すことは禁止されています。

婚姻届を提出したらもらっておきたいものは?

婚姻届を提出して受理されると、夫婦2人の新たな戸籍が作られるのですが、即日で新しい戸籍謄本を発行できる役所はほとんど存在しません。

新しい戸籍謄本が発行されるまでには、一般的に1週間はかかると言われます。

しかし、ハネムーンの間に海外での新婚旅行や挙式を挙げたいときにはパスポートが必要になりますが、パスポートの発行には戸籍を証明できるものが必要になります。そこで、婚姻届受理証明書を発行してもらうことをおすすめします。

婚姻届受理証明書は、新しい戸籍謄本が発行されるまでの間に、戸籍の代わりとなる書類のことです。
※婚姻届受理証明書の発行には手数料がかかります。

まとめ

記入や訂正が複雑な婚姻届ですが、受理されれば晴れて夫婦となることができる大切な書類です。

婚姻届の記入例をあらかじめ知っておきたい場合は、自治体の公式ホームページに婚姻届の記入例が記載されている場合も多いので、確認しておくこともできます。

あらかじめ記入例を読んでおくことで記入に失敗しにくくなるだけでなく、余裕を持って婚姻届を書くことができます。

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