④友人との絆が大切
人は自分が満ち足りていると感じられるとき、他人に対する優しい気持ちを持つことができます。自分に足りないモノを数え始めると、満たされない想いが強くなります。ですから足りている事に、まずは感謝しましょう。
今、目の前にいる人となぜ同じ空間にいるのでしょう。考えてみれば、ものすごい奇跡です。世の中には大勢の人がいますが、同じ瞬間を、同じ場所で過ごせる人間同士というのは、ごく限られています。
そう考えると、目の前にいる人に対し、いじわるな気持ちになったり、嫌味な態度をとるのは勿体ないと思いませんか?もしかしたら大切な縁を築けるかもしれないのに…。
袖振り合うも多少の縁
『袖振り合うも多少の縁』という言葉があります。袖が触れる距離にいなければ、そもそも縁など生まれませんよね。人に優しく接することのできる人は、この縁や絆を大切に思える人です。
自分は人に優しくできないなと感じるとき、人との奇跡的な縁について考えてみてください。縁あって同じときを過ごしているのだということを自覚するとき、その人への愛着が増してきませんか?そういった愛着がより一層、他者に対する優しい気持ちを生むのです。
⑤損得勘定がなくギブ&ギブ
本当に優しい人、モテる女子を診断していくと、見返りを求めないという性格が見えてきます。損得に振り回されない対応は、それだけで人から信頼されますし、結局のところ、こういう人のために周囲は何かしてあげたくなるものです。
こういう人は楽観的に他者に優しくできます。特に見返りを求めず、周囲の目など気にせず、自分が示した優しさがもたらす未来を不安に思わず、ただただ親切心から人に優しく接するのです。
人の幸せ=自分の幸せ
こういう人は受け取るよりも、より多くを人に分け与えることに喜びを感じます。つまりギブ&ギブ&ギブ…。
そうすることで、自分まで嬉しい気持ちになり、幸せを味わえることを知っているから。要するに人の幸せが自分の幸せなのです。
こういう人が世の中にたくさん増えれば、いじめもなくなるでしょう。
⑥相手との共感力が高い
モテる女子に共通する特徴として、他者への思いやりが深いというのも挙げられます。つまり他者に対する共感力が高いということ。これは自分も痛い思いをしてきた人にしか、分からない感情かもしれません。
・大切な家族を亡くし、辛い日々を過ごした経験がある
・きつい闘病生活を強いられたことがある
など、精神的にも肉体的にも辛く、苦しい時間を乗り越えてきた人は、それだけで既に人間性が強く逞しくなっています。そういう人は他者の苦しみを理解でき、優しく接することができます。
ここまで大変な経験をしなくても、ある程度の共感力を養うことは可能です。人の立場に立ち、その人の目線で物事を見るように訓練してみてください。
自分中心に物事を考えない
世の中には常に自分中心に物事を考える人がいます。共感力が低いため、周囲の感情が読み取れないのです。こういう人は基準を自分の中にある損得勘定に置きがちです。
できれば、物事を決める判断基準は『人の喜ぶ顔』に定めたいものです、自分ではなく…。そうすれば、日常の争い事は相当減るのではないでしょうか。
⑦真心があり何事も尊重できる
たとえ、受けた親切が小さなものでも、やはり忘れてはならないのが感謝の気持ち。イコール『その人をリスペクトする』ということです。
本当に優しい人の心のあり方を診断していくと、そのことをよくわきまえていることに気づかされます。どんなに小さな親切でも温かい笑顔で「ありがとう」の一言を忘れない。人の立場に立って考える習慣が、そうさせるのでしょう。
モノへのリスペクトも忘れない
また本当に優しい人は、モノに対するリスペクトも忘れません。家電製品をはじめ、便利なモノで溢れかえっている私たちの生活には、それらを考案し、設計し、試行錯誤の末、生み出した人達がいます。
モノへのリスペクトは、そういった人達への感謝の気持ちを現すことにも繋がります。心寂しく、人に優しくなれないとき、自分の周りを見渡してみてください。
そこには汗と結晶の末、誰かの手によって生み出された数々の傑作品があるハズです。それらを生み出した人達の思いはただ1つ…。それは『わたしたち消費者の喜ぶ顔、笑顔が見たい』ということです。
感謝の気持ちが増えれば、おのずと人は優しい気持ちになり、真心のある行動がとれるようになります。人にもモノにもリスペクトを持つというのは、とても大切なことです。
⑧活躍は縁の下
本当にモテる女子、つまり強くて優しい人の考え方や行動を注意深く診断していくと『さりげなく縁の下の力持ちに徹している』ということにも気づかされます。
さりげないワケですから、周囲も気づかないことが多く、これを損だと考える人には決して真似できない行為だと思います。
人の短所をフォローするときは、さりげなく…
これは人の短所などをさりげなくフォローする場面でも言えます。その人が恥をかかぬよう、細心の注意を払いながら、それとなくフォローする…。
できそうで、なかなかできるものじゃありませんよね。ともすれば、「この人をフォローしたのは自分だよ」とアピールしたくなってしまうのが人の心というものでしょう。
本当に優しい人は自分の手柄のために仲間をフォローするのではなく、『本当にその人が困っているから、自分が一肌脱いであげよう』『さりげなくフォローに回ろう』『縁の下の力持ちになってあげよう』と思うワケです。そこに損だの得だのといった感情はありません。同情や注目のためのフォローではないのですから。
このように相手の気持ちや立場を一番に考え、理解し、行動できる人は本当に心根が優しく、強い人だと言えます。