まずは、コストコは完全会員制をとっているお店で、年間の経常利益のほぼ半分を会費で賄うことが出来ているからです。
利益のほぼ半分を会費でまかなえるということは、商品で儲ける必要は他のお店の半分でいいということ。
コストコにはほぼ原価すれすれの目玉商品が他のお店よりも多いのが特徴ですが、ガソリンのほぼ原価か、時には原価割れするような価格で売っても、お店全体の儲けを考えて、会費も含めてが出ればいいという考えなので、他のお店を圧倒する価格で販売することができるのです。
もう一つ、コストコのガソリンが安かったのには理由があります。それは街中で大手が取引するガソリンの中で、どうしても供給過多になってしまい、あぶれて行き先がなくなってしまったガソリンを、安く買い叩いていたのです。
普通よりも安く手に入れることが出来たガソリンを、儲けを考えずに販売することができれば、他のお店を圧倒する価格で販売することは可能ですよね。
それがコストコが今までガソリンを安く販売することができる理由になっていました。
コストコのガソリンスタンドの価格は安い?!
コストコは、2015年の頃には他店を圧倒する低価格でガソリンを供給することが出来ていたのですが、2017年頃から他の店のガソリンと比べると、圧倒的な低価格とは言えなくなってきたことに気が付いている人も居ますよね。
コストコのガソリンは本当に安いのでしょうか。
実は、様々な事情があり、2017年頃から街中に出回るガソリンの中に、供給過剰で安く買い叩けるガソリンが少なくなってきました。
そのために、コストコでもそれまでのようにガソリンを安く手に入れることが難しくなってしまい、他のガソリンスタンドの価格に近い価格で販売せざるを得なくなってきたといわれています。
コストコでガソリンや灯油を購入することが、本当に低価格なのかどうかは、周辺のガソリンスタンドと比較して、その都度判断することが、日々の暮らしを上手に豊かにしていくためには、大切かもしれませんね。
コストコのガソリンスタンドはプリペイドカードだけ?!
コストコのガソリンスタンドを使う時には、現金で支払うことはできません。
現金をガソリンスタンドで扱っていない理由は、コスト削減が一番大きいみたいです。
コストコのガソリンスタンドでの支払いは、プリペイドカードかクレジットカードになります。
コストコのガソリンスタンドでお支払い方法について、プリペイドカードとクレジットカードそれぞれについてみていきましょう。
コストコのガソリンスタンドの支払い プリペイドカードの場合
コストコのガソリンスタンドで、プリペイドカードを使いたい場合には、あらかじめ店舗内でプリペイドカードを購入しておく必要があります。
プリペイドカードは、ガソリンスタンド専用のカードではなくて、店舗内でのお買い物にも使える便利なカードです。
5000円のカードと10000円のプリペイドカードが購入できて、購入するための別のカードが店舗の入り口近くに置いてあるので、それを持ってレジへ行くと代金を支払うことが出来ます。
その後、スタッフからプリペイドカード本体と引き渡されてチャージ機の説明を受ければOKです。
プリペイドカードを使えば、ガソリンだけではなくて、お店の商品を購入することが出来ます。レジで現金を出す必要がないので便利ですね。
プリペイドカードには非会員の人が1回限りで体験できる無料招待クーポンの役割もありますので、ギフト用にも使うことができます。
コストコのガソリンスタンドの支払い クレジットカードの場合
コストコで、クレジットカードを使ってガソリンスタンドを使う場合には、会員証が必要になります。
コストコで利用できるクレジットカードは、コストコ指定のアメリカンエキスプレスカードか、コストコオリコ MasterCard のどちらしか使えないので気をつけましょう。
コストコのガソリンスタンドは会員しか使えない?!
コストコのガソリンスタンドは、コストコの会員しか使えないのでしょうか。
実は、プリペイドカードを持っていれば、ガソリンスタンドだけであれば、会員証の確認はされないので、会員ではない人でも使うことが出来ます。
会員の人にお願いをして、店内でプリペイドカードを購入したり、チャージをしてもらえば、会員ではなくても使うことができるので、会員が以外の人でも興味があって、コストコ会員の友人がいるなら、お願いしてみてもいいかもしれませんね!
■参考記事:コストコで会員更新するには?