■参考記事:ディズニープリンセスのすっぴんも気になる?
昔のミッキー、昔のミニー③ 1930年代は模索中?
もう1枚1930年代の画像が見付かったので紹介していきたいと思います。
画像が少ないのが申し訳ないのですがなにぶん1930年代、しかも外国のものなので残っていただけマシなのかもしれません。
まだ大々的にテーマパークなどで活躍する前の時代なので前の画像と同じくどことなくシュールで迷走しているニュアンスを感じ取ることができます。
昔のミッキーとミニーホラーすぎるでしょwww pic.twitter.com/HnYb2fkdjS
— るーく (@zikkyousha_Luke) December 30, 2017
一体どこを目指しているのか
上の画像が2枚目の1930年代の画像になります。
怖さが標準装備されていることにも驚きますが体型をキャラクターではなく人間側に寄せようとしているのも興味深いポイントですよね。
この画像はミュージカルのものなのでしょうか。体型をデフォルメしないとここまでシュールで怖いものなのですね。
ガイ・フォークスのマスクが怖い理由もなんとなく分かってくる気がします。
方向性を定めるのは難しい?
いかがでしたでしょうか。1930年代の昔のミッキー、ミニーはかなり鮮烈なインパクトを残してくれました。
中国などで一時期パチモンの遊園地が話題になりましたがああいったパクりとはまた別のベクトルへの力を感じますよね。
必死によいものをつくろうとしている挑戦への過程であることが感じ取れる貴重な画像だと思います。
昔のミッキー、昔のミニー④ 世はミュージカルの時代へ
ここでちょっとした雑学を挟みたいと思います。
雑学といってもディズニーそのものに対しての雑学ではありませんが、1930年代当時の世相をディズニーのキャラクターや映画はよく反映しています。
当時はもちろん今と違って映像や音声まわりの技術が発展していませんでした。アニメーションをつくろうと思っても細かい線や繊細な音声を取り入れることは不可能だったんですね。
トーキーが出だした頃
1930年代はトーキーが用いられ始めた時代でした。
トーキーというのは簡単にいうと有声映画です。
当時は無声映画が普通だったのですが、映画が蓄音機との同期に成功した結果、有声映画が多くつくられはじめた時代でした。
これも完全に道から外れてしまう雑学ですが最初のトーキー映画は1927年の「ジャズ・シンガー」でした。随分と昔なんですね!
ディズニーもミュージカルの大海へ漕ぎ出す
この頃からトーキーをいかした映画が流行って来るのですがディズニーの最初の長編である「白雪姫」もトーキー映画でした。
当時の白雪姫の映画は効果音などが存在せず、音楽に乗ってストーリーが進むものでかなりミュージカルに近い形の映画だったことが分かります。
そう考えるとさっきの怖いミッキー、ミニーにも感じ入るものがありますね。
ディズニーキャラクターも時代とともに変化してきたことが分かります。
■参考記事:ディズニーの名ゼリフをチェック♪
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