アセクシャル診断の代わりに
でも自分がアクセクシャルなのかも、と思って正解を知りたい人もいることでしょう。
そんな人はたとえば有名な恋愛漫画やドラマなどを見て内容がどれくらい理解できるのか。彼氏や彼女がほしいのか。性的な内容の会話に積極的なのか。初恋の経験があるのか。
など、こういったことを判断基準にしてみてください
診断ではなく自認
無性愛や同性愛などは結局自分でしかわかりませんよね。親に「勘違い」だなんて言われたところでそれに納得できますか?きっと無理です。
だからと言って、特徴という特徴ももちろんありません。昔は、身体的特徴をあてはめていた人も多いようですが、そんなことはありません。
なので特徴も原因も他人にはわからない私たちは自分で判断して自認していくしかありません。
診断が必要なLGBT
それとは反対に診断しないといけないセクシャリティも存在します。それが「トランスジェンダー」、通商「性同一性障害」です。日本名にすると「障害」と入っていますが、これも病気とはまた違います。胎児のときの何かしらが原因となり体の性と心の性がかみ合わない人のことです。
こういったトランスジェンダーの人たちは診断を受け、その結果でホルモン注射や性転換手術をして本来の体になるのです。
【おわりに】診断に頼らないアセクシャル自認、より生きやすく
いかがでしたか?彼女や彼氏がいてもどこか違和感を感じていた無性愛者さんは周りに無理に合わせていたな、と腑に落ちたのではないでしょうか。
アセクシャルを筆頭としたこういったセクシャリティは思春期を境に悩みが増えていきます。周りが当たり前のようにすることができないのはどことなく不安になりますよね。
ですがアセクシャルなどもセクシャリティは恥ずかしいことや揶揄されることではありません。自分を愛して受け入れて、さまざまな人と交流してみてください。
自認することですこしでも生きやすくなるとうれしいです。