『恋愛における、心に残る別れの特集』いかがだったでしょうか。要するに彼の心に残る、あなたの印象や余韻が美しいものであれば、上手な別れ方だったと言えるのです。
たとえ、別れ際にギスギスした関係性だったとしても、それを上回る清々しさだったり、ふっきれてむしろ優しくなったなど、柔らかく温かい余韻が彼の心に残る別れなら、もうしめたもの。別れ自体は辛くても、後悔が残るような後味の悪い別れになることだけは避けられます。
また中には別れてしばらく経ってから、突然復縁を迫られるといったケースもあります。復縁に関してはどうか慎重に…。恋人同士というのは、同じことで喧嘩し、同じような感じで仲直りします。
必死の思いで別れを決意したのに、結局復縁しても「以前の彼となんか違う」と感じたのは最初の二週間だけ。「その後はいつもの彼に戻っちゃった」という話はよく聞きます。そこでまたせっかくの復縁を後悔するのも悲しいものがあります。
別れの言葉には一種の魔法があります。その魔法をいかして、上手な別れ方を目指すのが理想です。別れには五感もフル稼働させてくださいね。
・景色の良い場所を選ぶ
・彼の好きな香水を使う
・あなたが最大限かわいく見えるファッションをする
・最後まで取り乱さず、かわいい女を演じる
また、別れは出発のはじまりです。どうせ出発するのなら、別の誰かと上手に再出発したいもの。『別れて、またヨリを戻す』を繰り返すカップルもいますが、ヨリを戻す理由はなんでしょう?そこにあるのは執着なのではないでしょうか?
恋愛をスタートさせる原動力は、トキメキでなければうまくいきません。執着ではダメです。そこをはき違え、最初のボタンを掛け違えると、そのままズルズルとズレたままの状態が続くことになってしまうので注意が必要です。
では最後に「最高にトキメク、次の恋愛のために」、彼との別れでコレだけは避けましょう的なことをまとめてみました。
ふてくされた言葉と態度はNG
最後の別れのときぐらい、出会った頃のように笑顔で別れることができたら、こんなにステキな余韻を残せることはありません。
辛い別れのときに笑顔を作るのは心理的にも難しいでしょう。ですからせめてふてくされる、ムクれる、怒る、スネるといった子供じみた対応だけはしないように心掛けましょう。
相手の心に残る、あなたの印象が『最後までふてくされていた女』なんて絶対避けたいハズ。そんなことでは、あなたの中にもきっと後悔が残ってしまうでしょう。
そうならないためにも『飛ぶ鳥、あとを濁さず』の精神で、最後ぐらい笑顔でサヨナラしませんか?
別れの理由が曖昧なのは相手にモヤモヤが残るだけ
前にも書きましたが、後にモヤモヤとした感情が残る別れ方は男性のアンケートでもワースト1のようです。何事においてもそうですが、人は納得できないことには、心の中が整理できずイライラします。
『理不尽な別れ方だ!』と相手が憤慨するような別れ方は避けましょう。それよりもキチンと別れの理由を伝えてあげる誠実さを持つ努力を…。
LINEやメールなど、直接会わない状況での別れ
ここ数年、会社を辞めるときにもメールで伝える社員がいるとか。たしかに便利ですが、人にはちゃんと伝えなければならない瞬間というのがあります。その1つが世話になった人物から離れるときです。
「いままでありがとう。別れの原因はつまり…」「他に好きな人ができたの。面と向かってだと言いづらいからメールにするね」「あなたと別れたいの」等々…。
要所要所で訪れる、こういった重要な場面をメールなどのお手軽ツールで片付けるようでは、その先の人間関係もたかが知れています。
人と人が出会うとき、そこには感情の化学反応が起こっています。そういった化学反応を繰り返し、プロセス含め、作り出される結果から、わたしたちは多くを学び成長します。
そういったことをおろそかにするようでは、次の恋愛も不発に終わるでしょう。人と人の繋がりを軽視する人にステキな出会いはない、と心得ておきましょう。
とにかく音信不通を狙う、自然消滅系もNG
面倒くさくなった、どうせ別れるんだし…。と、そんな気持ちでとにかく音信不通を狙うのはやめておきましょう。自然消滅もNG。上手な別れ方とは到底言えませんね。
これは相手の中にモヤモヤとした感情を残すだけで、あなたの中にも不完全燃焼という後悔が燻り続けることにもなりかねません。別れの理由はキチンと伝えるのが、今まで付き合ってくれた相手に対する礼儀です。
NGを4つ挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。別れは本来、辛くトゲトゲしい印象のものですから、せめて後に残る思い出ぐらいは柔らかく、優しい印象を残しておきたいものです。
怒りにまかせて怒鳴り散らす自分を心に刻んで、次の恋愛にいくより、よっぽど良い相手に巡り会えますよ♡
結論:最後の最後に、やっぱり恨み辛みは避けるべし!
最後の最後に、やはり恨み辛みはできることなら避けたいものです。上手に別れるためには、別れた後のことを想像すると分かりやすいかもしれません。
あなたと別れた後、元カレとなった相手は、あなたのことを思い出すでしょう。そんなとき、あなたの罵詈雑言を浴びせる姿が彼の目に焼き付いていたとしたら…?ちょっと悲しいですよね。
それまで積み上げてきた、楽しい思い出だってあるはずです。そんな嬉しかった気持ちが全部吹き飛ぶような修羅場は、できることなら避けたいもの。別れはいっときです。
たしかに大きな岐路ではありますが、そんなときこそ、後から振り返ってみて「自分、あのとき精一杯背伸びしてがんばってたな」と褒めてあげられる姿勢を貫き通しましょう。
感情の赴くままに怒鳴るのも、ありといえばありですが、結局、彼は帰ってはこないでしょう。後に残るものがむなしさだけだとしたら、美しく彼の心に残る別れ方を背伸びしてでも演出してみてはいかがでしょうか。