嫉妬という大きな負の感情に飲み込まれてしまう時は競争相手との間で
「自分が相手より劣っている・負けている」
と感じた瞬間であるという説明と、つながっています。
相手に負けるような自分、相手より劣っている自分と勘違いしてしまうことで、
「私って無価値なんだ」
「彼にとって、私なんて必要のない存在なのだ」
という絶望が引き金となり、怒りや恨み、悲しみや嘆きに変わって
嫉妬心が芽生えてしまうパターンも考えられます。
相手を信じられないという思い込みから起こる嫉妬
こちらは自己卑下とつながってしまうのですが、相手に対して
「自分をほかの人よりも大切に思われている」
という自信がないので嫉妬心が芽生えてしまうパターンです。
本当に誠実な彼氏と恋愛が出来ていたとしても、相手を信頼しきることが出来ない女性は
「きっとそのうち私を捨てるに違いない」
といった不安等の根拠ない思い込み持って嫉妬心を燃やしてしまうケースもあります。
嫉妬しない方法① 自分の解釈だけで物事を見ない
嫉妬深い女性は自分の眼鏡でしか物事を見てはいませんか?
彼氏だけに限らず、片思い中の彼等に対して独りよがりの解釈をして勝手に嫉妬心を燃え上がらせて、相手を問い詰めたり、詮索したり、責め立てる彼女や女性がいます。
嫉妬しない方法として、相手にも事情や都合、人付き合い等相手には相手の世界があることを理解することが大切です。
嫉妬する心は視野が狭いせいでもあると覚えておきましょう。
相手はあなたにわざわざ嫉妬をさせたいわけではない
もしかして帰ってくるのが遅かったのは大きな仕事を任せられているからかもしれない。
この間、話題に出てきた女性は昔から知る友達だったのかもしれない。
嫉妬しない方法を知っている妻や彼女は、
「相手には相手の世界があり分かち合うことは必要だけど、干渉しすぎたり嫉妬をして束縛することは愛情とは違う。」
と知っているからなのです。
確かに嫉妬は愛情ありきのものではありますが、愛情があるからと言って嫉妬心を燃え上がらせても何の良いこともありませんよね。
男性はあなたが何故、何に嫉妬してるのかわからない時がある
特に男性は面倒くさいことを嫌います。
独占欲が強い女性や、嫉妬深い女性は彼のすべてに置いて把握していたい、知っていたいと思う心理が働く人が多いようです。
そうすると嫉妬心や、相手への執着が生まれやすく、恋愛をするうえでのトラブルが多々発生します。
一般的に男性は「言葉でのコミュニケーション」がとても苦手な生き物ですから、女性があれこれ詮索をしすぎると、むしろ男性の言葉の足らなさに女性はより懐疑心や嫉妬心を抱きます。
勝手に思い込み懐疑心を持つのではなく、現実に目を向けて、もっとシンプルに相手を信じていける女性は嫉妬しません。
嫉妬しない方法② 所有できる物でないと心得る
嫉妬しない方法を知っている女性は、いい意味で自分と相手は他人であることを理解しています。
確かに恋愛を含めて、かけがえのないパートナーであることは確かです。
ですが、相手は自分のパートナーではあれど“所有物”ではないことを理解しています。
相手には相手の世界があり、友達関係然り仕事関係然り、恋愛も然り。
知らず知らずの内に、相手を意のままにしたいと思っていることが嫉妬の原因になっているのです。
愛と所有(独占欲・嫉妬の感情)をきちんと区別
自分の意のままに操れるものではないと知っている女性は、嫉妬心をむき出しにしません。自分の心がしっかりと整理整頓されていますので、愛と所有(独占欲・嫉妬の感情)をきちんと区別できています。
相手を自分の物にしたい、所有したいという心理は彼氏彼女夫婦の間でも、恋愛という人間関係がそこにある以上必ずと言っていいほど発生してくるものです。
しかし、嫉妬しない方法を知っている女性や彼女は相手を“物”とみなすことは相手の価値を貶めることであるということを知っています。
自分も人間ですし、相手の人も人間です。
物よりも遥かに価値があり、お互いに自由であってよいということを心得ておきましょう。
自分の物ではないので、コントロールしようとしない
相手の世界を尊重する大切さを知っている女性や彼女は、無理に男性や彼氏をコントロールしようともしませんし、そもそもできるものだとも思っていません。
なので、自分の思いのままにならなくても嫉妬をしないのです。
片思いの相手に対しても同じです。
脈ありだなぁと思っていた相手が、他の女の人といい雰囲気になっていたとしても、悲しみは覚えても嫉妬心を燃やして怒ることはありません。
彼氏や夫、意中の男性が思い通りに行動してくれない、彼が自分より友達を優先させたといった時だってありますよね。
仕事の為にデートがつぶれてしまった場合だってあります。
それでも、憤ったり、嫉妬心に駆られて心理的に不安定の状態へは堕ちていかないのです。