部屋着、外着は兼用できるものが◎
旅行先でも着心地のいいパジャマを持っていきたいという方は少なくないかもしれませんが、特にこだわりがないのなら部屋着と外着は兼用できるものが望ましいです。
旅先で洗濯できると思っていたのにできなかった、というのも珍しくないこと。部屋着にもできる服で外にも出られるととても便利です。Tシャツやトレーナー、ジャージのズボンなど、そのまま外にも出られる部屋着をセレクトしましょう。
バックタイプ別パッキング術
ここからはバッグのタイプ別に一工夫。パッキング術を紹介します。国内旅行と海外旅行とではバッグの種類も違うもの。当然、持っていく荷物やその量も違うので、それぞれにテクニックが試されます。
国内旅行のボストンバッグと、海外旅行のキャリーバッグを代表としてパッキング術を見ていきましょう。コツを身につければあなたも旅行のプロです!
【国内】ボストンバック
まずは国内旅行から。3日前後の旅行ならボストンバッグで十分ですね。小さめのバッグでも必要なものをあれこれ入れているとごちゃごちゃになりがちなのがお悩みポイントではないでしょうか?
荷物がバッグの形に沿う分、紛れるとどこにいったのかわからなくなるのも難点。効率よく取り出すには以下を参考にしてみてください。
使う順に詰める
ボストンバッグには、使う順になるように詰めましょう。あまり使わなさそうなものや重めのものはボストンバッグの底へ。最初の日の着替えやアメニティ、小物類は手前に詰めます。
これでボストンバッグをゴソゴソしなくても、必要なものが取り出しやすくなります。また、閉めたときのチャックに近いほうから使う順に詰め、ものが左右に並ぶ形にするのもテクです。
着替え一式をセットでまとめる
着替えを種類ごとにまとめると、1日分の着替えを出す際に結局ボストンバッグの中身を全部出さないといけないハメに…。効率よくまとめたつもりが、面倒くさいですよね。
着替えを一式、1日分をセットにしてまとめるのがテク。トップスから下着、靴下まで、1日に必要な分だけをあらかじめ組み合わせてポリ袋などにまとめておきます。
【国外】キャリーバック
長期になりがちな国外の旅行はキャリーバッグで。日本ならすぐコンビニがあって買いに行けるようなものも、国によっては手に入りにくいので、自然に荷物も多くなりますよね。
ものが多くなるだけに、収納のテクニックがものを言います。慣れない環境で落ち着かない海外、ちょっとでもトラブルなく過ごせるよう小さな工夫を積み上げたいところです。
たたみ方いろいろ
うまく荷物をコンパクトに収められても、服がシワシワになってしまうのが多くの方の悩みでは?服のたたみ方にはいろいろあります。
Tシャツやタオル地にはロールケーキたたみがおすすめ。服の左右を折りたたんだら、くるくると丸めるだけです。
ほとんどの服に適用できるのがミルフィーユたたみ。服を上下逆に1枚ずつ重ねていって、最後に小物など核になるものを中央に置きます。はみ出した部分をたたみ込んでコンパクトにすれば完成。折り目が少なく仕上がります。
スーツやジャケットなどどうしてもシワを防ぎたいものは、風呂敷に包むとシワになりにくいですよ。
多少はシワになってもとにかくコンパクトにまとめたいなら、圧縮袋を使用してみましょう。服を畳んで入れ、丸めるなどして空気を抜くだけ、簡単に使えます。
壊れやすいものは真ん中に
ドライヤーやヘアアイロンなどの電気製品、お土産で買った食器や置物など、壊れやすいものはキャリーバッグの真ん中に配置します。
真ん中なら衣類などがクッションの働きをして、キャリーバッグがぶつかったり雑に扱われたりしても破損の心配が少なくなります。
それでももし心配なら、衣類やタオルでくるんでからキャリーバッグの真ん中に入れると安心ですね!
重量があるものは下にまとめる
キャリーバッグの重心が上にあると倒れやすかったり持ち運びにくくなったりします。電気製品や厚手のコートなど、重量のあるものは下になるようにまとめましょう。