八方美人になってしまう原因
続いて何故八方美人になってしまうのか、原因を見ていきましょう。原因が分からなければ対処のしようもありませんよね。ドキッとするような原因をいくつかピックアップしていますので、自分の現状にあてはめてみてくださいね。
自信がない
自分に自信がある人は堂々と振る舞い、自分の意見を発言していますよね。八方美人になってしまう原因は、そういった立ち振る舞いができない、つまり自分自身に自信がないせいであることがほとんどです。
自分に自信がないから発言をしにくかったり、誰かの意見に合わせたりしてしまうのです。誰かと同じならおかしくはないだろう、という安心感からもこういった行動を起こす傾向にあるようです。
嫌われるのが怖い
八方美人な特徴を持つ人は自分に自信がない上に、人から嫌われることを極端に恐れてしまうようです。人から嫌われてしまったら、さらに自分自身の言動に自信が持てなくなってしまうからです。
強い心があれば自分の信じた道を貫き、結果的にそれが人に嫌われてもいいという心持ちになるものですが、八方美人の特徴を持つ人はなかなかそういった考えを貫くことができません。どうしても周囲の意見や顔色をうかがい、嫌われないような立ち居振る舞いをしてしまうのです。
周りの評価に敏感
自分自身に自信がないからこそ、他人からの評価で自信をつけようとする人が多いのが八方美人の特徴です。つまり、周囲の評価に過敏になってしまうということです。嫌われたくないという気持ちも関連していますね。
周りからどう思われているか、変だと思われていなければ安心できるという心理が働きます。逆に変だと思われていそうだなと思えばコロコロと態度を変えていきます。そこでまた八方美人であるという認識を持たれるという、負のループに陥ってしまうようです。
孤独を恐れている
八方美人の特徴を持つ人は、表面上は付き合いのある人が多く孤独ではないように見えます。しかし実質心を通わせられる友人がいないということが多いため、本当の孤独感を拭うことができません。ですからさらにいい顔をし過ぎてしまい、上辺だけの付き合いの知人を増やしていってしまいます。
孤独がへっちゃらならば、いい顔をする必要もありませんよね。人よりも少し孤独に弱いという特徴のせいで、いろんな人にいい顔をし過ぎてしまうのかもしれません。
八方美人が嫌われるワケ
ここまで八方美人の特徴や原因を見てきましたが、何故八方美人が嫌われるのかは分かりませんでしたよね。そこでここからは、何故八方美人は嫌われてしまうのかについてお伝えしていきます。
何を考えているのか分からない
この人は何を考えているんだろう?とある程度予想がつかないと、人付き合いをするのが怖くありませんか?ある程度思考が読めないと人付き合いは難しいものです。そういった意味で、八方美人の人の思考を読むのは大変難しいです。人によってコロコロと意見を変え、その場で思考が変わってしまうからです。
八方美人じゃない人にとっては、あのときと言っていたことが違う!と思ってしまいますよね。そうなると付き合いにくい、あまり付き合いたくないと思われるきっかけになってしまうというわけです。
裏があると思われる
何を考えているか分からないと同様に、意見がいつも変わったり人によって変えたりすることで本心は別の所にあるのではないか?と疑われるきっかけにもなります。
裏がある人とは誰だって付き合いを控えたいものですよね。本当は八方美人の人に裏なんてないのかもしれないけれど、意見を意図的に変えていると思われて本心は別の所にある、裏があると思われてしまうわけです。