悪いことばかりじゃない
八方美人な性格の悪いところをたくさんお伝えしましたが、裏を返せば良いところにもなりえますよね。例えば誰とでも平等に付き合うことから不平等がない人という印象も与えられます。そのことから誰にでも愛想良く付き合うことだって可能です。
八方美人な人は周囲の顔色をうかがいがちですが、反対に言うと空気を読めるということになります、周りの状況把握を得意とするとも言えますよね。
こうやってポジティブな意味合いにしてみると、八方美人も悪くないと思えませんか?もちろん嘘をついたり本音を出さなさすぎるのは問題点ですから、改善すべき点と伸ばす点を見極めて、八方美人と付き合っていくと良いかもしれませんね。
自分の気持ちと向き合う
具体的な八方美人な性格の直し方ですが、まずは自分の本心を見つけ出しましょう。あなたはどうしたいですか?どう思っていますか?我慢をする必要なんてないんです。あなたの本心を伝えたところで、嫌うような人であればその人がそれまでの人なのです。
あなたの本心を聞きたいと思ってくれる人はたくさんいるはずです。まずは自分で見失ってしまった、本当の気持ちを感じる心を取り戻せるよう、自分自身と向き合ってみましょう。
感情を出す努力を
自分自身の心と向き合えたなら、自分が楽しいと思える部分、悲しいと思える部分、怒りを感じる部分も分かるようになるはずです。それが分かったら、積極的に感情を出してみましょう。難しいなと思った場合は、「それは楽しいね」「それは悲しいね」「それは少し腹立たしいかも」といった言葉にすることでも大丈夫です。
あなたの感情が分かれば、周囲の人も安心します。あなたに合わせてくれる人だっています。どう思っているか、どう感じているかを周囲に伝える努力をはじめてみましょう。
まずは人を信頼する
あなたが自分の本心を伝え、感情を伝えることで相手も本音で向き合ってくれます。そこでやっと信頼関係が生まれます。自分のことを隠したままの相手を信用するのはとても困難なことです。
難しいかもしれませんが、まずは自分から相手を信用してみましょう。嫌われるかもしれないという恐怖感を拭うのは簡単ではないかもしれませんが、よっぽどひどい仕打ちをしない限り嫌われることはありません。むしろあなたが本音を出すことで嫌ってくるような相手なら、あなたから付き合いをやめてしまえば良いのです。
あなたが他人を信頼し本音を出すことで答えてくれる人を大切にしていきましょう。そうすることでいつだって本音で付き合える、本当の気持ちをさらけ出せる人間関係を築きやすくなりますよ。いつの間にか八方美人な性格や愛想笑いは消え、本音と本気の笑顔で付き合える関係になっていることでしょう。
自分が自分らしくいられますように。
いかがでしたでしょうか?今回は八方美人な性格になる原因や八方美人の特徴、嫌われる理由から改善方法をお伝えしました。
八方美人な性格になりがちな人は、人と争うことを嫌う心優しい人が多いです。誰とでも穏便に付き合いたい、良い関係を築きたいと思うがあまりに自分の心を殺してしまい、本音の付き合いができなくなっていることが考えられます。
悪い部分ばかりではありませんが、あまり周囲にいい顔ばかりしていて、本当のあなたが見えずに周囲の人も付き合い方に悩んでしまいます。
八方美人な特徴である空気が読めるだとか、愛想が良いという部分は活かしていきましょう。どこかだけに肩入れしすぎず誰とでも平等に付き合う気持ちは大切です。その気持ちを持ったまま、あなたの感情や気持ちは表に出すことを心がければいつしか八方美人な性格から卒業できていることでしょう。