【介】の意味・由来を知って名前に取り入れよう｜子供の名づけをお助け！

もう一つ、「介」という漢字を名前に使う場合には「調和を重んじる人間関係が築けるように」という想いが込められているのではないでしょうか。

大人になるにつれ、人はそれぞれにあらゆる思惑を持って動くようになります。そんな中でも、人と人との間に入って調和をもたらすような人間に成長して欲しいという親の願いを感じます。

子供の遠い将来までを見据えた、とても尊い願いですね。

ここまでで「介」という漢字に含まれたあらゆることについてご紹介してきました。それではここからは具体的に「介」という漢字の使われた名前をみていきましょう。

「介」という漢字はほぼ男の子にしか使われない漢字なので、今回は男に絞って10個ほど名前とその画数や込められた想いをご紹介します。

・駿介（シュンスケ）21画　判断力に優れ周りの人を助けられる人に
・桜介（おうすけ）14画　桜のように美しい心を持った人になれるように
・健介（けんすけ）15画　健やかで頼もしい心を持った人になれるように
・幸介（こうすけ）12画　人の間に立って幸せをもたらすような人になれるように
・秀介（しゅうすけ）11画　人を助けることに秀でた人になれるように
・大介（だいすけ）7画　大きくて頼りになる人になれるように
・虎之介（とらのすけ）15画　強く優しい心の持ち主になれるように
・信介（のぶゆき）13画　人から信頼され頼りになる人になれるように
・結介（ゆうすけ）16画　人との繋がりと調和を大事にする人になれるように
・凛介（りんすけ）19画　凛とした頼もしい心を持った人になれるように

いかがでしょうか？どれも男らしい強さと優しさを感じさせる名前ばかりですね。是非名付けの参考にしてみて下さい。

それでは最後に「介」が名前に含まれている有名人を数人ご紹介します。憧れの芸能人やアスリートの名前から一文字取るというのは、名付けの常套手段ですよね。

また具体的にその人物を知ることによって、「介」という漢字を使うことでどんなイメージを持った人物に育つのか分かるのではないでしょうか？

・神木隆之介（俳優）
・いかりや長介（俳優）
・三宅恵介（プロデューサー）
・三波伸介（タレント）
・上杉洋介（サッカー選手）

幅広いジャンルで活躍する人たちが、「介」という漢字を名前に持っていることがわかりました。「介」という漢字の魅力は伝わったでしょうか？

今回は男の子の名前に人気の高い「介」という漢字についてご紹介しました。

優しさと強さを兼ね備えた人になれるように、あなたもお子さんの名前に「介」という漢字を取り入れてみてはいかがでしょうか！