雨という漢字を使った男の子の名前も、6月ならではの風情があります。
雨空(あまたか)・雨響(うきょう)・雨楽(うた)・叶雨(かなと)・珠雨(しゅう)・祥雨(しょう)・夏雨(なつめ)・侶雨(りょう)
6月の別称を使った古風な名前25選
今の日本では1月・2月というように、アラビア数字を使った月の名前が一般的になっています。しかし古来日本人は季節感を取り入れた美しい名前を月につけていました。
例えば6月の旧暦月名は水無月(みなづき)です。田植えの時期で川の水を田んぼにひいてくることから、水が無い月という意味の名前がつけられたと一説では言われています。
このように漢字を見ると、その季節のイメージがわくような素敵な名前が水無月以外にもたくさんあります。そうやって日本人は自然を慈しんできたのですね。美しい日本の風景に出会える月の別称を名づけのヒントにすると、古風で情緒のある名前になりますよ。
6月の旧暦月名は「水無月(みなづき)」!ほかにも呼び方がある…!
6月の旧暦月名は水無月(みなづき)です。これは田植えのために水を止め、田んぼに水を引いてくるところから名前がついています。同じ意味で水張月(みずはりづき)という名前もあります。
また松風月(まつかぜづき)・風待月(かぜまちづき)・蝉羽月(せみのはづき)・林鐘(りんしょう)など6月の風を感じる名前も、豊かな自然を表す素敵な6月の別称です。
【女の子】「風」をイメージした名前
松風月や風待月など6月の風や自然を表す月の別称にちなんで、風をイメージする風や羽を使った女の子の名前も素敵です。良い風は人生を良い方向に導いてくれるエネルギーに満ちていますから、名づけにもピッタリですね。
藍風(あいか)・明日風(あすか)・一風(いちか)・風織(かおり)・風優花(ふうか)・來羽音(こはね)
【男の子】「風」をイメージする名前
風をイメージする漢字は風・爽・扇・涼・颯など。夏を前にして爽やかな風を感じますね。これらの漢字を使った男の子の名前を紹介します。
爽(あきら)・風月(かづき)・颯志(そうし)・颯(はやて)・風馬(ふうま)・流風(るか)
【女の子】「涼」を使った名前
6月には梅雨の蒸し暑いイメージがありますが、夕方になると涼しい風を感じます。まだ夏本番前の6月らしい気候ですね。「涼暮月」はそんな6月を表す月の名前です。そこから「涼」という漢字を使った名前を紹介していきます。
愛涼(あいり)・衣涼(いすず)・小涼(こすず)・涼緒(すずお)・涼佳(すずか)・涼夏(すずな)・莉涼(りお)
【男の子】「涼」を使った名前
男の子にも「涼」という漢字を使った名前を紹介します。
涼輝(あつき)・涼介(きょうすけ)・涼翔(すずと)・蒼涼(そうすけ)・涼空(りく)・涼芽(りょうが)
雨の瑞々しさと美しい緑を感じさせる漢字/言葉を使った名前35選
6月と言えば初夏の入り口。そして雨の多い梅雨の真っただ中です。しかし稲作をする日本人にとって、梅雨は重要な季節です。梅雨がなければ田んぼに水を張ることもできません。
また本番の夏に向けて、池や湖に水をたっぷり貯めておかなければたちまち夏に干上がってしまうでしょう。梅雨は恵みの季節。しっとりと濡れた美しい木々や植物のイメージは6月の名づけにピッタリです。
6月は雨季と田植えの季節。季節の美しさを感じる漢字・言葉とは?
6月は雨期や田植えの季節です。田んぼには水が張られ、光を反射してとても美しく輝きます。そんな6月の美しい季節を表す漢字は雨・水・清・里・輝・光・濡・美・碧など。漢字からも6月の瑞々しさが伝わってきます。