スカビオサはアジア、ヨーロッパ、アフリカを中心に生息しています。種類は約80種類あり、花色はパープル、ピンク、ホワイトなどがあります。
スカビオサの花言葉は「恵まれぬ恋」「不幸な恋」です。西洋では紫色は悲しみを表し、未亡人に贈られることが多いことからこのような切ない花言葉が付けられました。
切ない花言葉を持っていますが、独特で可憐な花の形状、多才な花のサイズと色から園芸家に非常に人気が高いです。
・アネモネ:恋の苦しみ
アネモネは地中海を中心に生息する球根植物です。種類は100種類以上あり、花色はピンク、ホワイト、レッドなど多彩です。開花期間が長く、何よりも花姿が美しいので、園芸家に非常に人気が高いです。
花言葉は日本では「儚い恋」「恋の苦しみ」で、西洋では「期待」「見捨てられた」という切ない言葉が付けられています。
・トレプトカーパス:ささやきに耳を傾けて
Just flowered today #streptocarpus pic.twitter.com/ylFM6fs1cr
— Fleurbie (@Fleurbie2) May 20, 2020
トレプトカーパスはアフリカ東南部原産のイワタバコ科の多年草です。5月から10月にかけて花を咲かせます。
そんなトレプトカーパスの花言葉は「ささやきに耳を傾けて」というちょっぴりセクシーな言葉が付けられています。
・福寿草:悲しき思い出
フクジュソウ〜長野県各地(過去画像です)
— shinsyu_photo (@shinsyu_photo) May 2, 2020
幸福の福と長寿の寿を取って名付けられた福寿草、とてもおめでたい名前が付いた花です。この花は旧暦のお正月頃にその年の一番に咲くおめでたい花という事からこの様な名前がつけられたのだそうです。
花言葉 永久の幸福、幸せを招く、祝福 pic.twitter.com/7AtdEYY44x
福寿草の開花時期は2月~3月で、花色はレッド、イエロー、ホワイトなどがあります。
日本では旧暦の元旦のおめでたい時期に開花するため古くから福を招く花として知られ、花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」というポジティブなものが付けられています。
西洋での名前は「アドニス」で、花言葉は「悲しき思い出」です。これはギリシャ神話のイノシシに殺された美少年アドニスの悲劇が由来です。
・リナリア:この恋に気付いて
リナリアの原産地はヨーロッパ、北アフリカで、開花時期は春~初夏、花色はホワイト、パープル、ピンクなどがあります。繊細そうな見た目とは裏原に丈夫で初心者でも育てやすいためガーデニングで大人気です。
そんなリナリアの花言葉は「この恋に気付いて」で、これは乙女のように可憐で、繊細な姿にちなみます。
・シクラメン:内気
シクラメンは地中海沿岸が原産地のサクラソウ科の球根植物です。10月から4月にかけて燃えさかる炎のような花を咲かせます。
そんなシクラメンの花言葉は「内気」「はにかみ」「気後れ」「遠慮」という片想いに悩む純情な少女を連想させる言葉が付けられています。
・スイセン:愛に応えて
スイセンはヨーロッパ、北アフリカ中心に生息する球根植物です。12月から4月にかけてラッパ状の花を咲かせます。別名はナルシサス、セッチュウカです。日本には平安時代に中国経由で持ち込まれました。
スイセンの中でも黄色いスイセンは「私のもとへ帰ってきて」「愛に応えて」という片想いを連想させる花言葉を持っています。これはギリシャ神話のペルセポネが冥界の神ハデスにさらわれる悲劇が由来です。