・アガパンサス:恋の訪れ
アガパンサスは5月から7月にかけてパープルやブルーなどの花を咲かせる南アフリカ原産の多年草です。生命力が強く、丈夫なので、公園や野に咲く姿も見られます。アジサイと同じく梅雨の時期に咲き誇り、憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれます。
そんなアガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」です。
・クロッカス:青春の喜び
クロッカスは地中海沿岸、小アジアに約80種類が分布している球根植物です。2月から4月にかけてイエロー、パープル、ホワイトの花を咲かせます。新潟県金屋地区はクロッカスの名所として人気です。
そんなクロッカスの花言葉は「青春の喜び」「切望」です。色別の花言葉は、パープルが「愛の後悔」で、イエローが「私を信じて」です。
パープルの花言葉「愛の後悔」は、ギリシャ神話の結婚を許されず自ら命を落した美少年クロッカスの悲劇が由来です。
・ワスレナグサ:私を忘れないで
ワスレナグサは4月から6月にかけてブルーやホワイトなどの小さな花を咲かせるヨーロッパ原産の一年草です。そんな「ワスレナグサ」の花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」という切ない言葉が付けられています。
この花言葉は恋人とドナウ川を散策していた際、岸に咲くワスレナグサを掴もうとしたものの川に飲み込まれた若い騎士が、最後の力を振り絞って恋人にワスレナグサを贈ったというドイツの悲恋伝説が由来です。
・ゲッカビジン:はかない恋
ゲッカビジンの花から
— ひとみちゃん (@OONs5QYe7Vbe8Hp) November 19, 2019
おはようございます pic.twitter.com/LxeRud3Gan
ゲッカビジンはメキシコ熱帯雨林地帯が原産地の多肉植物です。6月から11月にかけて白く透き通るような花を咲かせます。食用にすることが出来、日本では天ぷらや酢の物、台湾ではスープに使用されています。また南フランスでは香水の原料として愛されています。
そんなゲッカビジンの花言葉は「はかない恋」「はかない美」「艶やかな美人」です。この切ない花言葉は、ゲッカビジンが夜に咲き、翌朝までにはしぼんでしまうことにちなみます。
・キンセンカ:別れの悲しみ
キンセンカは、地中海沿岸が原産地のキク科の植物です。3月から4月にかけてイエローやオレンジの花を咲かせます。日本では鑑賞用として親しまれていますが、西洋では食用としても親しまれ、スイーツなどの彩りによく使用されています。
そんなキンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」です。この切ない花言葉はギリシャ神話の太陽神アポロン、水の精クリュティエ、王女レウトコエの悲恋のエピソードにちなみます。
・ハナズオウ:裏切り
ハナズオウ(花蘇芳)
— 華咲 (@kasakiym) April 18, 2016
Cercis chinensis
マメ科ハナズオウ属の耐寒性落葉低木です。名前の由来は赤紫の花色が染料の蘇芳に似てることからだそうです。 pic.twitter.com/bq3zHfTkZz
ハナズオウはマメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、4月から5月にかけてハート型でツヤのあるレッドやパープルの花を咲かせます。丈夫で、病害虫に強く、痩せ地、乾燥地でも育つことが出来ます。
そんなハナズオウの花言葉は「裏切り」「不信仰」です。悲しい花言葉が付けられたのは、イエス・キリストを裏切ったことを悔いたユダがセイヨウハナズオウの木で自ら命を絶ったというキリスト教のエピソードにちなみます。
・スターチス:変わらぬ恋
変わるものと
— バランス :four_leaf_clover:ゆるりと (@aoikuma53) April 17, 2020
変えては
いけないもの
おはようございます
素敵な週末を:sparkles:#スターチス#変わらぬ心#behappy #balance pic.twitter.com/qR1ueHE7bK