名前をたくさん呼ぶ心理はわかったかと思いますが、それがどれだけの効果をもたらすのでしょう。いくら頑張って名前をひたすら呼んでも、効果がなければ元も子もありませんよね。
次は、たくさん名前を呼ぶことでどんな効果があるのかを説明していきます。
名前を呼ぶのはホルモン分泌に効果的
人は名前を呼ぶことで「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。この「オキシトシン」は、別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、相手に対し好意を抱く働きもあるのです。
「オキシトシン」にはいろいろな効果があるのですが、幸せを感じるほかストレス緩和や不安の減少、相手への信頼感が増したり社交的になったりと、周囲へのかかわりを良い方向に導いてくれるのです。
気持ちや意欲を引き上げてくれる「オキシトシン」の分泌は、より幸せを感じさせてくれると同時に、より明るく積極的な自分に変えてくれることになるのです。
名前を覚えていると強い印象を持たれる
久しぶりに会ったさほど親しくない人、その人に名前を覚えてもらえていたとしたらどうでしょう。「覚えていてくれてたんだ!」と強く好印象を持ちますよね。
名前とはその人にとって唯一無二のものでありとても愛着のあるものでもあります。そんな自分の名前を覚えてもらえているということはその人のプライドを存分に満たしていることにもなります。
また、名前を覚えてもらっていたということでその好印象は長く持続しますし尊重されていると感じます。人の印象は一度ついてしまえば中々覆らないと言いますから、名前を呼ぶことでまず強く好印象を根付かせるのはとても大事なことなのです。
友達同士の関係に限らず、会社での会議などでもこの効果は威力を発揮し、とても丁寧で礼儀正しく、個人を尊重していると見られるでしょう。
相手のペットや家族の名前も効果的
更に、相手の飼っているペットの名前や家族の名前も把握していれば尚更です。「犬、元気にしてる?」より「○○ちゃん、元気にしてる?」と言われたほうが、ペットまで心配してもらっているという気持ちが大きくなるものです。
名前の把握は、個人を尊重していることなのです。他の誰でもない「あなた」自身を大切にしていると感じさせるのです。
「犬」「猫」は世の中に溢れんばかりに存在していても、ペットの「○○ちゃん」はたった1匹。その存在を大切に扱われていると思ったら、飼い主は嬉しいし感謝の気持ちを持ちますよね。
このように、ペットの名前や家族の名前も把握し名前で呼べば、より親密度も増し好感も跳ね上がるというわけです。
何度も名前を呼ぶのは仲良くなりたい証かも♡
名前をたくさん呼ぶ人の心理や効果は理解できたでしょうか。親しき中にも礼儀ありといいますので、時と場合をわきまえた呼び方は必要となりますが、プライベートでの名前呼びは親密度が増すのです。
「その他大勢」ではなく「自分」を見てくれていると思えば、誰でも悪い気はしないものです。相手との距離感を縮めたい、壁をぶち破りたいと思った時に、名前で呼ぶのはとても効果的。
何度も名前で呼んでくる人がいるのなら、きっとあなたと仲良くなりたいから♡
そして、仲良くなりたいけど中々なれない人がいるとしたら、思い切って名前で呼んでみてはいかがでしょう。これまで感じていた距離が、グッと縮まること間違いなしです♪
友達?恋人?難しいその境界線!相手はいったいどう思ってる?!
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