子どもの名前で縁起のいい漢字とは?
子供の名付けはお父さんやお母さんにとって非常に大切な仕事です。大切な子供の幸せを願い、その子に合ったベストな名前を付けてあげたいですよね。
子供の名前の付け方はいろいろありますが、縁起のいい漢字を使った名前は時代を問わず令和になった現代でも高い人気を保っています。さらに画数の少ない漢字は書きやすく、親しまれやすいという理由から名づけに人気です。
まずは縁起のよい漢字の探し方から簡単に解説していきましょう。
字源に注目する
縁起のいい漢字を名付けに使いたい時は、まず一般的に良い意味を持つと言われている漢字をピックアップしてみましょう。
そしてその漢字の1つ1つの字源に注目して、ネガティブな意味がないかどうかチェックチェックしていきます。
普段何気なく使われている字でも、その漢字の由来を調べていくと素晴らしい意味も持っている場合も少なくありません。まずはお父さんやお母さんが好きな字についてその意味や語源を調べていくと良いかもしれませんね。
左右対称も縁起がいい
また漢字は左右対称になっている字は安定感を表すため非常に縁起がいいと考えられています。
例えば「吉」、「中」、「平」、「大」、「立」などが左右対称の字となります。これらの字は一目見ただけでも字のバランスが良く美しく感じられますね。
字画が少なくシンプルな字は左右対称になっている字も多いため、その中から好きな読み方を持つ字を選ぶという方法もありますよ。
運勢が高まる画数を意識する
さらに子供の名付けでは漢字の字画で運勢を占い、運勢が高まっていく画数を意識して選ぶ方法もあります。
名付けの字画によって運勢を占う方法は、字画姓名判断の書籍を読んだり、ネット上にたくさんある無料占いサイトを利用したりするのが一般的です。
名前だけの字画で占う方法もあれば、名字と合わせてフルネームの字画で占う方法もありますので、ぜひ色んな書籍や無料サイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。
字画が少ない漢字で書きやすく◎
縁起がいい漢字はたくさんありますが、子供の名付けに使う漢字は字画が多すぎる複雑な漢字を使うよりも、字画が10画ぐらいまでのシンプルな漢字の方が良いという考え方もあります。
字画が少ない漢字は子供が小さいうちから自分の名前を書きやすく、また他人に読んでもらう時も読みやすいというメリットがあります。
また名字の漢字が字画が多い場合は、名前の字は字画が少ない漢字のほうがすっきり整って見える効果も期待できます。
縁起が悪い漢字もあるので注意!
子供の名付けをする時は縁起が悪い漢字もありますので、それらの漢字を使わないように注意することも大切です。
縁起が悪い漢字は、不幸や病気を連想させる字や、別れや破滅を連想させる字などですね。一例としては、「凶、哀、汚、涙、悪、亡、荒、病」などはあまり子供の名付けには向いていません。
あえてこれらの漢字を使う人はいないと思いますが、漢字は組み合わせ次第で思わぬ意味を持つ熟語になる場合もありますので、十分注意が必要です。