何か別の心理があってちやほやされたいのであれば他に着目する点がありますが、自分にスポットが当たっていることが心から好きな女性は、他に着目できる点がないため、納得のいく限りちやほやさせてあげるしかないのです。
しかもそんな女性の中には、ちやほやされることを生きがいとしてしまっているような人もいます。生きている以上、なぜちやほやされる方法を詮索してはいけないのか、そしてちやほやされてはいけない理由などを考えられない状態にまで到達してしまっては手の施しようがない場合もあります。
ちやほやされたい本人は改善していこうという意識もない状態のため、行くところまで到達すると病気を患っているかのようにも捉えられてしまいます。いくら周囲の人たちから心配の声をかけられたといっても、本人には病気はおろか、自分が異常だということにも気が付いていない心理であるため、何を言っても聞く耳を持ってもらえないか、時には自分を否定された気がして攻撃してくることもあるでしょう。
■関連記事:ちやほやされたい人は肉食女子かも?
ちやほやされたい女性の特徴⑥
このタイプは上記で触れたような病気レベルまで到達していないタイプです。人は基本的に誰かに自身のことを大切にして欲しいですよね。そんな心理は特別な感情や欲求ではなく、至って通常のことです。女性だけではなく、男性であっても同性の男性に友人として大切にして欲しいと感じたり、又は恋人に大切にされたいと感じており、気付いてはいないものの誰もが常日頃から感じていることです。
しかし、ちやほやされたい女性は大切にされているという基準が大勢の人たちからの人気を集めることと定義しているため、大切にされたい心理にプラスして人気者になりたいという心理も上乗せされて生活しているのです。
しかし、このような心理状態では精神面も少なからず消耗している状態です。ちやほやされている本人たちには興奮状態のためあまり関心がないかもしれませんが、実は気付いた時には既に遅いほど問題が深刻化している場合もあるのです。
ちやほやされたい女性の特徴➆
知り合いや友人にちやほやされたい女性が存在していた場合、まずなぜちやほやされたがっているか考えたことはあるでしょうか。理想や欲求、願望などは個々が自由に想像し、思い描けるもののため他人のそんなところまで考え抜くのは非常に難しいですが、周囲から視線を集めたい女性は故意で取っている行動ではない可能性があります。
また、孤独感からちやほやされたいと感じている人は心のどこかで自分が取っている行動はいけないものなのだと実感し、「治したい」と改善の意識を持っている場合もあります。ですが、時間が過ぎると再度ちやほやされる方法を探ってしまい、一時の高揚感に身を委ねるでしょう。
決して病気というような捉われ方はしないのですが、あまりにちやほやされたい行動や言動が目立つ場合は周りから「構ってちゃん」認定を受けてしまうこともあり、見分けがつけにくいところも少々扱いが難しいタイプと言えるでしょう。
ちやほやされる方法を模索している女性は愛情が足りず、幼少期から大人になるまで自分以外の人間から愛情をもらうことを知らずに育ってきている場合もあります。そういった女性は年を重ねても自分の感情がコントロールできずに、身近にいる人間にちやほやされることで満足感を得ています。
ちやほやされている瞬間は自分は必要な価値のある人間なのだと感じることができ、満足感や充実した気分になれますが、人の注目が外れた途端に時間が経つと再度ちやほやされたい欲が掻き立てられます。褒められれば明確な理由など必要ないほどですから、彼女たちに治したいという意思が一生生まれない可能性もあるでしょう。
そんな理由もなくただ褒められることに従順な女性は、いわば孤独感を感じ、引きずったままの欲求を見せる時は静かにSоSのサインを出しているも同然な状況であり、自身も気付いていない心理と言えます。