絶対に喜ばれるハズさない手土産の選び方&ポイント
誰かの家に遊びに行く時や、仕事関係の取引先を訪問する時など、手土産を持参することがあります。せっかく持参するなら相手に喜ばれる手土産を用意したいものです。選び方のポイントを一緒に確認していきましょう!
手土産に込められた意味
そもそも手土産には、相手先を訪れた時に歓迎してくれたことに対する感謝の意味が込められています。よく見知った相手には「いつもありがとうございます」というお礼の意味もあり、手土産は相手先の好みなどに合わせて選ぶのが一般的となります。
初めて会う相手や会社関係の人への手土産は、「今後ともよろしくお願い致します」という挨拶の意味もあります。
基本は常温・日持ち・かさばらない物をセレクト
手土産は基本的には常温で保存可能で、日持ちする物が良いですね。また置き場所に困らないように、あまりかさばらない物を選ぶことも大切です。値段が高ければ良いというものではありません。
相手が受け取った時に「早く食べないと」と賞味期限を気にしてしまうような物や、保管方法に悩んでしまう物は極力避けた方が良いでしょう。
先方の好みの都合で要冷蔵のギフトになることもある
ただし先方の好みの都合で要冷蔵のギフトを手土産にした方が良いケースもあります。
例えば交際相手の実家へ挨拶に行く時など、相手の両親がケーキが大好きな場合は要冷蔵のケーキを持参すると喜ばれますね。気が利いているなと思われることでしょう。
訪問先の相手の好みが分かってる場合は、状況に応じてその品を選ぶのもおすすめですよ。
手土産の渡し方とタイミング
手土産を渡す時はタイミングも重要です。タイミングを間違えると失礼な印象になってしまうこともあります。せっかくの手土産が台無しになってしまう失敗は避けたいですね。
手土産を渡すタイミングについては、訪問時の状況によって変わります。ここでは状況別に手土産を渡すタイミングについて、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。
玄関で用件が終わる場合
玄関で要件が終わる場合は、最初に挨拶を済ませます。次に訪問した要件を話し、最後の挨拶をする時に手土産を渡すのがマナーです。
最初に手土産を渡してしまうと、会話している間ずっと相手に手土産を持たせておくことになり、失礼になってしまいます。中身が重い物の場合は特に負担をかけてしまいますので注意しましょう。
会食の場合
会食の時に手土産を持参する時は、基本的に食事が終わった後で手渡します。このケースでも会ってすぐに手土産を渡してしまうと、相手は食事をしている間中ずっと手土産のことを気にしてしまいます。
余計な気苦労をかけないためにも、手土産は会食が終わって席を立ち、帰る間際に声をかけて手渡すのがマナーとされています。
取引先へ訪問した場合
仕事関係の取引先を訪問して手土産を渡す場合は、応接室や会議室に通されます。案内をしてくれた事務員さんなどに手土産を渡す人も多いのですが、これはあまりおすすめできません。
手土産は取引先の話し相手が部屋に入ってきて、挨拶を済ませてから渡すのが一般的です。名刺交換をする時は、名刺を持ったまま手土産を渡すのも失礼になりますので注意しましょう。
生花を渡す場合
お祝いなどで生花を手土産に持参することもありますね。生花を渡す時は、一般的に軽く挨拶を済ませてから先に渡すこともあります。
生花は早めに花瓶などに入れた方が良い物もあるため、他の手土産とは少しタイミングが異なります。手渡す時に一言、伝えておくと安心ですね。鉢植えや寄せ植えなどの場合は通常のタイミングでOKですよ。