ストレス・不安をアロマで解消!お悩みに合わせた精油の選び方もご紹介

ストレス・不安をアロマで解消!お悩みに合わせた精油の選び方もご紹介

コロナ禍の自粛生活で、平年以上にストレスや不安を感じている方が多いのではないでしょうか。長く続くコロナ疲れを癒やす対策として、精油によるアロマがおすすめです。今回は精油の効果的な使い方や、お悩みに合わせた精油もご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コロナ疲れ の癒しアイテムとして香り市場が拡大!
  2. 2.香りがストレス対策に良い理由
  3. 3.精油(エッセンシャルオイル)ごとの作用
  4. 4.お悩み別おすすめの精油
  5. 5.精油の使い方
  6. 6.精油を使用する際の注意点
  7. 7.香りの力で心をリフレッシュしよう

コロナ疲れ の癒しアイテムとして香り市場が拡大!

人により新型コロナウイルス対策の温度感が異なり、日々のコミュニケーションにも気を使うようになった毎日。そんな世の中の雰囲気でコロナ疲れやストレスを感じてしまう中、多くの人が香りに癒しを求めています。

その影響は特に自粛中のおうちで使うアイテムに表れました。マーケティングリサーチ会社インテージが行った調査によれば、2020年1-5月の金額前年比ランキングにおいて「芳香剤・消臭剤」は前年比150%を記録。コロナ禍で必須になったマスクなどの衛生用品に続いて11位という結果に。

突如始まったおうち時間に、少しでも快適かつリラックスできる空間を求めていたことが伺えるようです。

香りがストレス対策に良い理由

人は嗅覚を担う鼻腔で香りの分子をキャッチし、それが感情・本能を司る大脳辺縁系で記憶と香りを結合。これにより過去に感じた香りとその時の記憶をマッチングさせます。

その後、自律神経系の調整を行う視床下部へ。自律神経系、免疫系、内分泌系の機能のバランスを整え、体や心に影響を与えるため、ストレス対策として役立ちます。

様々ある「香り」を使ったリラックス法の中で特におすすめなのがアロマセラピー。東京医療保健大学 東が丘・立川看護学部 看護学科 朝澤恭子准教授によると、アロマセラピーとはアロマ(芳香)+セラピー(療法)からなる言葉で、植物から抽出された精油を用いて、疾病の治療や予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレス解消することを目的としています。

教えてくれたのは…

プロフィール画像朝澤 恭子准教授

所属 :東京医療保健大学 東が丘・立川看護学部 看護学科
職位 :准教授
学位・資格 :看護学博士、看護学修士、助産師、看護師
専門分野 :母性看護学、助産学等

精油(エッセンシャルオイル)ごとの作用

アロマセラピーで用いる精油(エッセンシャルオイル)は植物が産出する揮発性の油で、それぞれに特有の芳香・効能があります。

ラベンダー リラックス効果、不安や不眠を改善
イランイラン リラックス効果、催淫作用、女性ホルモンの調整
オレンジ リフレッシュ効果、幸福感アップ、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進
グレープフルーツ リフレッシュ効果、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進
レモン リフレッシュ効果、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進
ゼラニウム 抗うつ、ホルモンバランス調整、女性ホルモンの調整、鎮静、筋肉弛緩、抗菌
ペパーミント リフレッシュ効果、清涼感、鎮痛、鎮痒、冷却、防腐、殺菌
レモングラス  抗菌、殺菌、抗腫瘍作用、風邪の予防、腹痛、下痢の緩和、リフレッシュ、虫よけ
カモミール 気分が落ち着く、鎮痛、鎮静
コリアンダー(パクチー) 安心感、心の平穏、胃腸の働き、消化助長、活性酸素除去
ナツメグ  心に元気と活力を与える、活性酸素除去

お悩み別おすすめの精油

それぞれ作用が異なる精油は心身の状態に合わせて使い分けることで症状の緩和に役立ちます。女性に多いトラブルやお悩みの緩和に役立つ精油も多いです。

月経不順、更年期障害、
PMS(月経前症候群)
イランイラン、ゼラニウム
スッキリしたい レモン、ペパーミント
ストレス、不安、不眠 ラベンダー、オレンジ
冷え性 ジンジャー、ひのき
食欲不振 ナツメグ、コリアンダー(パクチー)
美容、ダイエット グレープフルーツ、オレンジ
片頭痛 ラベンダー、イランイラン

精油の使い方

精油には様々な使い方があり、TPOや気分、体調に合わせて楽しむことができます。

例えば寝る前のリラックスタイムには芳香浴や蒸気吸入、バスタイムでは沐浴やお風呂後のトリートメントとして使用するのがおすすめです。

芳香浴

ティッシュやハンカチに精油を1~2適たらして 枕元に置く。

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精油を使用する際の注意点

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