記事の目次
- 1.妊娠中は膀胱炎になりやすい?
- 2.膀胱炎は菌が入り炎症を起こすのが原因
- 3.妊娠しなくても女性の方が膀胱炎になりやすい理由
- 4.妊婦の膀胱炎症状①頻尿
- 5.妊婦の膀胱炎症状②残尿感
- 6.妊婦の膀胱炎症状③痛み
- 7.妊婦の膀胱炎症状④出血
- 8.妊婦の膀胱炎症状⑤尿が白濁する
- 9.妊婦の膀胱炎症状⑥腰痛
- 10.妊婦の膀胱炎原因①免疫力の低下
- 11.妊婦の膀胱炎原因②トイレを我慢する
- 12.妊婦の膀胱炎原因③おりものの増加
- 13.妊婦が膀胱炎になりやすいのはいつ?
- 14.膀胱炎と同じ症状の妊婦に怖い病気
- 15.妊婦の膀胱炎治療
- 16.妊娠中の膀胱炎対処法①水分を摂る
- 17.妊娠中の膀胱炎予防法②トイレを我慢しない
- 18.妊娠中の膀胱炎予防法③清潔にする
- 19.妊娠中の膀胱炎予防法④栄養バランスを良くする
- 20.妊娠中の膀胱炎予防法⑤睡眠をたっぷり取る
- 21.妊娠中の膀胱炎予防法⑥性交渉の前後はシャワーを
- 22.妊娠中の膀胱炎予防法⑦体を温める
- 23.妊娠中の膀胱炎予防方⑧細菌が入らないように拭く
- 24.妊娠中の膀胱炎で胎児に影響!?
- 25.ストレスは妊娠中は特にNG
- 26.妊娠中の人の20%が経験してる膀胱炎
妊娠中は膀胱炎になりやすい?
妊娠すると何かと病気になりやすくなります。妊娠中の膀胱炎もそのひとつ。女性の方が男性より膀胱炎になりやすいと言われていますがそれはなぜなのでしょうか?実際に妊娠する前に膀胱炎になったことがある人も多いのではないでしょうか。では、なぜ女性の方が膀胱炎になりやすいのか。膀胱炎の原因から見ていきましょう。
膀胱炎は菌が入り炎症を起こすのが原因
膀胱炎は主に大腸菌が尿道に入りこみ膀胱が炎症を起こすことから膀胱炎といいます。膀胱炎になると様々な症状が現れひどくなると日常生活が困難になるほどの影響を及ぼします。膀胱炎には「急性膀胱炎」と「慢性膀胱炎」があり、一般的に女性がなりやすいのが「急性膀胱炎」です。頻繁に膀胱炎を繰り返す場合は「慢性膀胱炎」の可能性もあります。「慢性膀胱炎」は男性に多く、何かの病気を併発している場合が多くみられます。
妊娠しなくても女性の方が膀胱炎になりやすい理由
女性の方が男性より圧倒的に膀胱炎にかかりやすい理由として尿道の長さの差があります。一般的に男性の尿道の長さは16~18㎝あり菌が中まで入りにくいので膀胱炎になりにくのです。また尿道が体外に出ていることも膀胱炎になりにくい要因だともいわれています。
それに比べて女性の尿道の長さは3㎝と短いので菌が中に入りやすく膀胱炎になりやすいということです。もうひとつは女性の尿道口は体内にあるので尿道口の付近に菌が繁殖しやすく膀胱炎になりやすいという理由もあります。
妊婦の膀胱炎症状①頻尿
膀胱炎の症状で1番分かりやすいのが頻尿です。さっき行ったのにまた!?と思うくらいトイレが近くなるのですが、妊婦は妊娠したからだと勘違いしやすいです。妊娠中は妊娠初期でも子宮が妊娠する前より大きくなるので大きくなった子宮に膀胱が圧迫され尿意を感じやすくなり、膀胱炎のせいか妊娠したからなのか判断がつきにくいですが、頻繁に行く割に1回の量が少なすぎる時は膀胱炎の可能性が高いです。
妊婦の膀胱炎症状②残尿感
頻尿の次に分かりやすい症状としては残尿感があります。トイレに行ってちゃんとしたのに、まだ残ってる感じ、もしくはまだ出そうな感じがします。用を足して下着を上げたのに残尿感を感じてまた下着を降ろして便座に座るなんてこともしばしば起きます。この不快感は何回トイレに行っても同じように感じ、膀胱炎が完治するまで続くことがほとんどです。
妊婦の膀胱炎症状③痛み
膀胱炎になると、排尿時に痛みを感じることがあります。痛みを感じるところは尿道口で、排尿時にピリピリと痛みを感じたり、ジーンと熱くなるような痛みを感じたりします。排尿後にジンジンするような痛みを感じる時もあります。また、お腹の張りや下腹部に痛みを感じる時もあります。妊娠中は膀胱炎以外でもお腹の張りや下腹部の痛みを感じる時はありますが、排尿の時に痛みを感じた時は膀胱炎を疑ってかかりつけの産婦人科で診てもらってください。