【野菜の食べ過ぎ】野菜の食べ過ぎで栄養失調?
野菜は栄養豊富だから、暮らしの中で野菜さえしっかりとっていれば大丈夫
という考えは危険ですよ!
最初の方で触れた通り野菜は5大栄養素であって、エネルギー源を体の中でうまく機能させるための補助的役割を担っています。
ビタミンやミネラルが不足すると体がうまく動かない、心がバランスを崩すという結果を引き起こしますが、生命維持に必要な栄養源は炭水化物・タンパク質・脂質です。
野菜の中にも糖質やたんぱく質が少量含まれているものの、肉や魚、お米に比べれば比較にはなりません。
栄養を考えてバランスよく食べなければたくさん食べていても結局「栄養失調」になってしまいます。
栄養失調はいろいろな病気の原因にもなります。
野菜だけが大切なのではなく、暮らしの中でバランスよく野菜と一緒に他の栄養素も取らなければかえって病気の原因になってしまうのです。
【野菜の食べ過ぎ】アレルギー
野菜の過剰摂取だけでアレルギーを引き起こすことは稀ですが、中でも1種類の野菜に固執して毎日食べているとアレルギーを発症しかねません。
例えば毎日の暮らしの中でいろいろな食材を摂取するように心がけていても、大好きだからトマトは毎日食べているとしましょう。
しかもたくさん。
すると身体の中でトマトに抗体ができ次第にアレルギー反応を起こすようになります。
実際に、トマトの大好きな子供が毎日ミニトマトを食べて、トマトジュースを飲んでいると、トマトアレルギーを発症したケースがあります。
お母さんはお医者様に同じ種類の野菜をずっと与えるのではなく、いろいろな野菜をバランスよく与えてくださいと言われたそうです。
身体によい食べ物も食べ過ぎると逆に体を攻撃してくるなんて!怖いですよね。
【野菜の食べ過ぎ】尿路結石
野菜の中にはシュウ酸を多く含むものがあります。
シュウ酸代表野菜としては
・ほうれん草
・モロヘイヤ
・筍
など。
身体によさそうなお野菜が並びました。積極的に食べようと思っている人も多いのではないでしょうか?
でもシュウ酸を摂りすぎると尿路結石になることが分かっています。
尿管や腎臓に石がたまり、おしっこをする時に激痛が走るというあれですね。
筆者は妊娠中に尿路結石で七転八倒した覚えがあります...
病気のうちでも軽いものであれば薬で病気が治りますが、サイアク手術というケースもあります。
病気予防に、健康の為にとたくさん野菜を摂ったことでかえって病気にかかるとは何とも皮肉な事です。
シュウ酸は石の元を作ってしまうので、過剰摂取には気をつけましょう。
私なんかの場合だと、お医者様に「ほうれん草は百害あって一利なし!」なんて言われました。
まぁ、極端な意見ですが、食べ過ぎには注意と頭の隅っこにとどめておいてください。
【野菜の食べ過ぎ】貧血
野菜の食べ過ぎは貧血を招く。
こんな調査結果も存在します。
そもそも日本人の成人女性は約7割が貧血、もしくは貧血予備軍なんだとか。
そんな日本人女性が野菜ばっかり食べていると貧血が加速してもおかしくはありません。
もちろん野菜にだって鉄分は含まれています。
でも、植物性鉄分は吸収されにくく、ほとんどが体外に出てしまいます。
貧血を改善するのであればやはりお肉。
野菜だけで貧血を改善しようとすると吐くほど食べないといけない事になってしまいます。
■参考記事:血液をサラサラにする食材って?コチラも参照!
【野菜の食べ過ぎ】サラダは太る!?
サラダをたくさん食べていると健康に害が出るだけでなく、ダイエットの大敵になる可能性が!
野菜なのにどうして太るの?
って今思いましたか?
だってダイエットの為にウサギのように野菜ばかり食べている人っていますもんね。