コンビニで買える切手の種類は?
急ぎで出したい郵便物があるときに切手は郵便局で販売されていますが、封筒は売っていません。しかし、ファミマやローソンといったコンビニに行けば封筒も切手も手に入ります。暮らしに身近なコンビニは切手需要にも答えています。
問題は何種類ぐらいの切手が販売されているかです。封筒に入れても必要な切手が購入できなくては意味がありません。また、買い方や値段も気になりますね。
また、郵便局は17時で閉まりますが、コンビニは24時間営業の店舗もあります。郵便局が閉まっていてもコンビニなら切手が買えます。
それでは、暮らしに身近な切手とコンビニの物語を始めましょう!
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切手のはじまり【種類】
昔の暮らしでは郵便物を受け取った側が重さによって払う仕組みでした。さらに発送地から到着地までの距離が遠くなればなるほど、値段も高かったのです。ファミマのようなコンビニもない時代です。それが普通でした。
郵便物を出す方はお金を払わずに受け取る側が払う分けですから、郵便でのやり取りは暮らしの中であまり頻繁に行われていませんでした。
ローランド・ヒルと切手
サウスオーストラリア州の事務員となったローランド・ヒルは、特に資産家というわけでもなく、人脈があったわけでもありませんでした。暮らしも平凡なものでした。
しかし、彼の頭の中には一つのアイディアがあったのです。それは切手に関するものでした。
今まで、受け取る側が払っていた郵便料金を出す側が払うようにしたのです。そして、値段を一律にし、距離に関係なく同じ値段で郵便物を出すというアイディアです。
彼はこのアイディアをイギリス政府に持ちかけて、”切手”というアイディアを1840年に実現させました。
こうすることで、距離を気にせず郵便物を送れるようになり、郵便物の往来は以前よりずっと活発になりました。こうして暮らしの中から誕生した切手が”ペニー・ブラック”です。
暮らしを豊かにした切手制度【種類】
現在では暮しに密着した切手制度ですが、ローランド・ヒルのアイディアがなければ、これほど世界に普及しませんでした。切手制度によって暮らしの中で手紙を書く機会が増え、読み書きを学ぶ人が増えました。
読み書きのできる人が増えれば、生活水準も向上します。ローランド・ヒルのアイディアで生まれたペニー・ブラックはイギリスだけでなく、10年ほどで世界に広がりました。
まさに一人のアイディアが世界の郵便制度と暮らしを変えた瞬間でした。それは、現代のインターネットと同じくらい画期的なアイディアだったのです。
前島密と日本の郵便制度
日本には1871年に郵便制度が始まりました。日本の暮らしに郵便切手が導入されたのは、ペニー・ブラックの誕生から遅れること30年余りです。
日本で郵便切手の導入を提案したのは前島密です。現在の1円切手の肖像にもなっているので、機会があったら見てみるといいでしょう。
1868年の明治維新により、日本ではヨーロッパの制度が法律や政治、行政に導入されました。鎖国を行っていた日本の暮らしは、世界の潮流から大きく取り残されていたのです。
マシュー・ペリーが日本に開港を迫ったのも日本近海で捕鯨をするための燃料補給と船員の休息が目的でした。当時、クジラの油(鯨油)はロウソクの火の燃料として使われていました。しかし、臭いが強かったため、次第に石油へとシフトしていきます。
さて、現代に話しを戻すとアメリカ合衆国で始まったコンビニ。日本のセブンイレブンは経営がよく本国アメリカのセブンイレブンより売上が向上していました。
理由はアルバイトにも商品の仕入れ数を予測させて、仕事に対する責任を持たせたのです。この日本方式は成功し、アメリカに逆輸入されました。
アメリカのセブンイレブンの幹部は「アルバイトに商品の仕入れを担当させるなんて」と懐疑的でしたが、実際にやらせてみるとアルバイトの高校生の仕事に対するモチベーションが上がり、店舗の売上もアップしたのです。
切手はどんなときに使うのか?【種類】
電子メールや宅配業者の進出により、現代の日本の暮らしでの切手の種類や郵便物の取扱量は大幅に減っています。しかし、郵便というのはもともと官庁が行っていたシステムですから、公共性の高いものになっています。
何らかの重要な書類ではいつ書類が受取人に届いたのかが重要になってきます。例えば、契約書の類が挙げられるでしょう。
さらに日本の役所関係は郵便や書面に対して一定の信頼をおいています。住民票や戸籍謄本などの交付をわざわざ役場へ行って手続きする人もいますが、遠くに引っ越した場合などは大変です。
戸籍謄本は本籍地でしか取れませんから、本籍地のある役場へ行かなくてはいけません。住民票の住所と本籍地の住所は別です。
切手で戸籍謄本を取り寄せる
本籍地が住んでいる場所から遠い場合には、切手と封筒を使って戸籍謄本を取り寄せる方が便利です。書類の重さも軽いので84円切手で足りるでしょう。
結婚を機に隣の県に引っ越したぐらいなら直接、役場へ行ってもいいですが、もともと東京に住んでいたのに九州へ嫁いだといったケースでは、旅費だけでも大変です。
やはり、切手と封筒を使って、もともと暮らしていた東京の役場から取り寄せる方が楽でしょう。しかも、切手は全国で一律の値段なので、金額も気にする必要がありません。