メイクをしてもキレイに見えない…
「しっかりとメイクをしているのに、キレイに見えない…」「自分はメイクが下手なのかも?」と思う方は少なくないはず。
正しい方法でメイクをしているはずなのに、仕上がりがなんだか微妙になってしまうことが多々あります。
そういった現象は、ちょっとの改善で直るかもしれません。
今回はメイクが下手に見えてしまう特徴と改善策をご紹介します。
メイクが下手な人がやっている人の特徴
メイクが下手な人はどうして下手になってしまうのでしょうか?
共通している特徴は以下の通りです。当てはまっている方は要注意!
①ベースメイクが合っていない
基本となるベースメイク。下地やファンデーションは自分に合った色を使えていますか?
合わない色のファンデーションを使うと、それだけでくすみの原因にもなります。
塗るときにも注意が必要です。
下地やファンデーションの塗る量が多すぎると、メイク後に出てくる皮脂や油分でメイク崩れしやすくなります。
塗るときも適当に塗ると色ムラができてしまい、メイクが下手な印象に繋がります。
②眉毛のバランスが悪い
メイクが下手に見える大きな原因として、眉毛が挙げられます。
眉毛が自分の骨格に合った形で、毛並みや長さも整っていると、それだけでキレイな印象に繋がります。
眉毛の色も、眉マスカラなどを使い髪色に合わせることが大事です。
普段からボサボサの眉毛に、色が合わない眉マスカラを塗ったりしている人は要注意です。
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③リップをなんとなくで塗っている
なんとなく血色感を出すために赤いリップを唇全体にまんべんなく塗るのはNGです。
赤いリップは血色感を足せるアイテムですが、とりあえずで塗るとそこが主張してしまい、「強すぎて怖い」という印象に繋がります。
逆にベージュや薄ピンクなどの粘膜色系のカラーでナチュラルさを出そうと思って塗ると、今度は「薄すぎてメイクをした感じが出ない」ことになってしまいます。
④チークやハイライトが主張しすぎ
チークを塗ると血色感が増し、可愛らしさや女性らしさを出すためには強い味方になるアイテムですが、塗る量や場所が合わないと「バランスが悪くてケバい」印象になります。
ハイライトも同じく、韓国コスメなどにあるラメがぎっしり入ったものを多く使うと、ギラつきすぎて主張が強くなる原因にもなります。
⑤アイシャドウに塗りムラがある
アイシャドウを指でそのまま塗っている人は多いのではないでしょうか。
アイシャドウを指で塗るのは、その時の力加減に左右されやすいものなので、鏡越しではキレイに見えても実はムラになっていることが多いです。
⑥マスカラでまつ毛がダマになっている
まつ毛をビューラーで上げてそのままマスカラを塗ると、まつ毛がくっついたままマスカラの液がついてしまい、ダマになってしまいます。
ダマになっているまつげは特にメイクが下手に見える原因になるので要注意です。
⑦自分に似合う色が分からない
「イエローベース」や「ブルーベース」という単語を聞いたことはあるけど、診断はせずに自分はどっちなのかわからないままメイクをしている…。
そんな方は似合わない色でメイクをしつづけてしまい、いつまで経ってもいまいち垢抜けない印象になってしまいます。
⑧暗い場所でメイクをしている
あまり光が入らない部屋だったり、もともと照明を暗めに設定している状況でメイクをすると、色の濃さやムラが分からないままになってしまいます。
メイクが下手な人のための改善メイク!
大前提として、明るい部屋でメイクは行いましょう。
また、使う鏡も手鏡のような小さなものではなく、大きな鏡やドレッサーなどでバランスを見ながら少しずつゆっくりとしていきましょう。
自分に似合うカラーが分からない方はパーソナルカラー診断に行くのも手です。
パーソナルカラー診断をしてくれるところでは、顔タイプ診断や自分に合うメイクを教えてくれるレッスンなども行っている場合もあるので、余裕があれば行ってみましょう。
①ベースメイク
ベースメイクの前に保湿をしっかりしましょう。
化粧水や乳液を塗ったあと、手で肌をやさしく押さえて浸透させましょう。
そのあとティッシュオフをすると、より余分な水分や油分などが取れてメイクノリが良くなります。
保湿に使うアイテムとしてオールインワンジェルがあり、これ一本で保湿は済みますが、普通の化粧水と乳液のセットよりも保湿力が少ないため控えるのが無難です。
下地は額、鼻、あご、両頬に少なめの量で点置きをしてから伸ばしていきます。
額は生え際に向かって、あごはフェイスラインに沿って、鼻は上から下に向かって、頬は顔の外側へとそれぞれ伸ばしていきましょう。
ファンデーションは多く塗らないようにあらかじめ手の甲にワンプッシュ出して、下地と同じように少ない量で点置きをします。
伸ばし方も同様ですが、フェイスラインギリギリまで塗ると陰影が失われてしまうので、外側は手の甲に残った少量で軽く伸ばすと◎
ファンデーションの色選びは、顔と首筋の境目に塗って違和感のない色を選びましょう。
②眉毛
スクリュー型の眉ブラシを使い、眉頭から眉尻まで眉の毛先を整えます。
整えたあと、眉山と眉頭の角度と高さと中心の距離を理想の形に合わせるようにアイブロウパウダーで軽く目印をつけます。
左右差がある場合、気に入っている方の眉毛に合わせるように整えることで左右対称に描きやすくなります。
まずは、アイブロウパウダーの明るめの色を取り、手の甲で量を調整してから下のラインを理想の形通りに軽く取ったあと、毛の足りない部分を埋めるように塗ります。
眉尻は少し濃い目の色を使い、毛流れに沿って塗りましょう。
このとき一気に塗らず、こまめに鏡で左右差を確認しつつ、少しずつ塗りましょう。
眉マスカラは髪色よりもワントーン明るい色を選ぶと、自然に垢抜けます。
③リップ
使いたいリップを塗る前に、リップブラシを使い唇の端から中心になぞるように描き、唇の内側を埋めます。
このとき口角部分を上げるようにリップブラシで描いておくと、自然な笑顔でいるように見えます。
リップは一本でも大丈夫ですが、薄い色と濃い色の二種類のリップを用意すると立体感を出せるためオススメです。
リップバームなどで保湿をしたあとティッシュオフをして、薄い色を全体的に塗ります。
唇に定着したあと、ティッシュオフをして、唇の中心から外側にぼかすように濃い色を塗ります。
同じように定着するまで時間を置いてからティッシュオフをすると、リップが濃くならず、落ちにくくもなります。
④チーク
チークは色が合わないと途端に下手に見えてしまうので、まずは自分に合う色を探しましょう。
顔と首筋の境目の肌の色を基準として、黄色みを帯びた肌ならイエロー、オレンジ系を。
青みがかかった肌ならピンク、レッド系を使いましょう。
それでもよくわからない場合は、肌色に近いベージュ系だと濃くなりすぎず、どんな肌色でも失敗し辛いのでオススメです。
チークもファンデーションなどと同様に、ブラシで取ってからそのまま塗らず、一旦手の甲で量を調整してから塗りましょう。
ブラシも小さいものよりも、大きいブラシを使うことで塗りムラがなくなります。
位置は骨格にも寄りますが、頬から外側に向かって塗ると自然と血色感が足されます。
⑤ハイライト
ハイライトはラメが多く入っているものも可愛いのですが、主張が強すぎてしまう可能性があるため、ラメが控えめのものかマットタイプのものを選びましょう。
鼻の先端・鼻筋の上・眉毛の下・額の中心・顎の先端・頬の一番高いところに順々に塗っていきましょう。
このとき、指で塗るよりも小さいブラシで塗ることでピンポイトで色を置くことが出来るのでブラシを使用することをオススメします。
⑥アイシャドウ
メイクが下手、苦手だという方にオススメなのが、4色入りのアイシャドウパレットです。
基本的に、
①下地となるベースのベージュ
②アイホールに塗る基本のカラー
③②よりも濃くて発色が強めなカラー
④濃いブラウンなどの締め色
という形となっているので、これを順番に塗るだけで大きな失敗はしません。
また、アイシャドウは指で塗るとムラが出来てしまうので、ブラシがオススメです。
ベースのベージュカラーを瞼全体に塗りくすみを飛ばします。
基本のカラーを下から上に向かってグラデーションになるようにブラシでふんわりとのせます。
発色が強めなカラーを塗る際、二重さんの方は二重幅より少しはみ出すくらいで、一重さんや奥二重さんはまぶたの下から上まで5mmくらいの部分に塗りましょう。
最後に締め色をアイライナーのように目尻にすっと引くと、アイライナーを塗るときにもアイライナーが浮かずに自然に見えるので◎
⑦アイライナー
アイライナーの色はブラックよりも、ブラウンの方が失敗してもバレにくいためオススメです。
リキッドタイプとペンシルタイプがありますが、メイクが下手、苦手な方はペンシルタイプの方が描きやすいのでペンシルタイプを使いましょう。
また、皮脂や汗に強いウォータープルーフタイプのアイテムを選びましょう。
アイライナーは目の周りを囲むように塗ると目の印象が強くなったり、逆に目が小さく見えたりしてしまうのでNGです。
目尻から目の幅よりも少しだけ長めに引くことで、ナチュラルに盛ることが出来ます。
⑧マスカラ
マスカラを塗る前に、コームでまつ毛を整えましょう。
メイクが下手、苦手な方の中にはビューラーが苦手な方も多いのではないでしょうか。
上手くカールできないと、野暮ったい印象に繋がってしまいます。
自分の瞼の方に合うビューラーを探したり、ホットビューラーを使うのもポイントです。
マスカラはブラシについた液を受け口で量を調整してから塗りましょう。
マスカラの液を密着させるため、左右に小刻みに揺らすように根本から塗っていきます。
上の方まできたらスッとひと塗りで毛先に塗り、乾く前にコームやホットビューラーでダマになった部分を解かして完成です。
まとめ:メイクを改善して「メイクが下手」からさようなら!
いかがでしたか?
メイクはほんのちょっとの差で印象がガラリと変わってしまい、小さな工程や気を遣うことも多いため、中々メイクが上手くならない…と悩んでしまいますよね。
今回紹介したコツを取り入れて、少しずつメイクを上達させましょう!