記事の目次
- 1.ヘアメイクアーティスト・「河北祐介」さんを知っていますか?
- 2.“河北メイク”の極意とは?
- 3.“河北メイク論”(1)まつ毛を上げ過ぎない
- 4.“河北メイク論”(2)脇役の「眉」にこだわる
- 5.“河北メイク論”(3)アイメイクよりリップメイクに時間をかける
- 6.“河北メイク論”(4)メイクに旬の色を取り入れる
- 7.“河北メイク論”その実践例をご紹介!
- 8.“河北メイク論”実践(1)下地とコンシーラー
- 9.“河北メイク論”による、下地とコンシーラーのポイント
- 10.“河北メイク論”実践(2)チーク
- 11.“河北メイク論”実践(3)眉
- 12.“河北メイク論”による、眉メイクのポイント
- 13.まとめ:“河北メイク論”はアナタ本来の美を引き出します!
ヘアメイクアーティスト・「河北祐介」さんを知っていますか?
独自のメイク論と圧倒的な審美眼を持ち、女性ひとりひとりの美を引き出す、ヘアメイクアップアーティスト・河北祐介さん。彼のメイクの魔法にかかれば、今まで見たことも無い自分の美しさが手に入ると大人気です。
彼のメイク論は、色使いもテクニックも、すべてがミニマム。「引き算」のメイク論にもかかわらず、驚くほど色っぽいツヤやかな美人顔がつくりだされます。
そんな河北さんは、日本のトップ女優やモデル、タレントからの指名が絶えることがありません。
“河北メイク”の極意とは?
河北メイク論 NOT SEXY,BUT SENSUAL [ 河北裕介 ]
“河北メイク”の何が、それほど女性を惹きつけるのでしょうか?
このページでは、彼の著書「河北メイク論」にも記載されているメイクの極意をポイントで解説していきます。チークや眉・コンシーラーなどの部分テクニックはもちろん、土台となる下地テクニックも、河北メイクには欠かせない存在です。
最小限のメイクで仕上げるシンプルな顔立ちは、「その人の個性そのもの」をベースにした「雰囲気美人」を目指すものです。
女性の顔は千差万別。全員に似合うメイクというものは存在しませんが、河北メイクなら、アナタにしかない美しさ・色気を引き出すことができます。
時代の流行に流されない美を追求する“河北メイク”。そのメイク論をご紹介しましょう。
“河北メイク論”(1)まつ毛を上げ過ぎない
女性なら、どうしても瞳を大きく見せて可愛くなりたいと考えるものです。すると自然に、まつ毛を一生懸命ビューラーであげて、がっちり上を向かせるアイメイクになりますよね。
しかし、“河北メイク”ではそれにNGを出します。
ガッツリアイメイクは、男性目線から見るとただの「ビックリ目」にしか見えません。河北さんは男性として、女性がかわいいと感じる「パッチリ目」を切り捨ててしまいます。
女性はメイクをするとき、どうしても正面の仕上がりばかりを気にします。しかし、他人から一番見られるのは「横顔」や「伏し目」の状態です。そのときのメイクは、むしろまつ毛を上げ過ぎない方が自然な陰影ができて、色っぽいのです。
“河北メイク論”によるまつ毛メイクは、目頭部分を程よく上げて、目尻のまつ毛はあまり上げないようにします。女性から見ると「物足りない・・・」と感じるかもしれませんが、それくらいのまつ毛のカール具合が、一番ナチュラルで美しいのです。
“河北メイク論”(2)脇役の「眉」にこだわる
“河北メイク論”では、「メイクの7割が眉」と断言するほど、眉メイクを重視しています。女性の顔立ちのイメージを決定付けるのは、メイクの脇役である眉なのです。
眉メイクをこだわりぬけば、目元の彫り・鼻筋の立体感・小顔まで、すべてのメイクがグレードアップします。毛並みをとかしたり、眉頭をしっかり意識して左右対称に整えたり・・・ほんの少し意識するだけで、メイクの完成度は一変します。
“河北メイク論”(3)アイメイクよりリップメイクに時間をかける
ここでも、河北さんの「男性目線」のメイク論が光ります。男性がよく見る女性の顔パーツは、目よりも断然唇なのだそうです。
女性はどうしてもアイメイクに時間をかけがちですが、アイシャドウの色味やニュアンスを変えても、他人はそれほど気が付きません。それよりも、リップの色や質感を変えるほうが、メイクの印象は様変わりします。
“河北メイク論”のリップメイクでは、唇のケアを第一に考えます。保湿をしてぷるぷる唇を維持してこそ、オーヴァーリップなメイクが映えるのです。自分の唇を大切に扱うことは、“河北メイク”を実行する上で見逃してはいけないポイントです。
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