ニュアンスの異なる茶色!どんな種類の色がある?
私たちの生活の身近なところに、たくさんの種類が存在する色である、茶色。
身だしなみや身につけるもので言えば、髪の色だったり瞳の色、肌の色、服の色、ネイルなどがありますね。
また身につけるもの以外にも、やすらぎ感のある木目調の家具やフローリングだったり、道に生えている木、地面に広がる土なども茶色ですから、私たちの生活の中で見ない日は無い身近な色であることがわかます。
これほど身近な色である茶色は、ファッションなどに取り入れることでナチュラルなテイストを演出することが出来ることから人気のある色味ですが、茶色の一口に言ってもその種類は様々です。
少し明るい色味の茶色や、濃い茶色、薄い茶色などなど、ニュアンスが変わるだけで茶色も雰囲気もガラリと変わります。
しかし、カラーチャートなどで茶色を見てみると、茶色だけで実に数十種類もの色味がありますので、全てを知るというのは難しいもの。
ですので今回は、雑学として知っておくと便利な、茶色の中でも得に身近で人気のある種類の色を8色ご紹介したいと思います!
茶色の名前として聞いたことはあるけど、実際にどんな色なのかわからない…という方でもわかりやすい、色見本の画像付きでご紹介しますので、茶色の代表的な種類をマスターして、髪色やネイルのオーダー時などに活用してみましょう!
雑学*茶色の種類の名前と色見本!【茶色】
ではまずは、一番ベースとなるシンプルな茶色はどのような色なのかを見てみましょう。
一般的に言うこの茶色は、オレンジと黒の間の色だと言われています。
ビタミンカラーで明るい印象のあるオレンジがベースということですので、黒を足しているのにどこか明るい雰囲気が残る色合いが特徴です。
今回ご紹介していく茶色のなかで最もベースとなる茶色ですが、この茶色には様々な名前や呼び方があるのです。
茶色の別の名前として主流なのは『褐色(かっしょく)』ですが、『栗色(くりいろ)』と表現されることもあります。
より身近な言葉として、チョコレートの色などと言われることもあるそうです。
どちらかと言えばダーク系な色に部類される茶色ですが、暗過ぎず明る過ぎない絶妙なニュアンスをもつ茶色は、髪色にも取り入れやすい色です。
雑学*茶色の種類の名前と色見本!【こげ茶色】
先ほどご紹介しましたように、オレンジと黒の間の色とされているのがベースとなる茶色の正体でした。
そのベースとなる茶色から、より黒の方へ近づいていった色味が、こげ茶色と呼ばれる色です。
もともと茶色という言葉自体が、染物の際にお茶を使用したときにでる色味が語源になっていますので、そのお茶を煮出し過ぎた色、焦がした色というようなニュアンスでこう呼ばれるようになったのではないでしょうか。
こげ茶色は茶色よりも黒の比率が当然多いですので、明るい印象から一変ぐっと引き締まった色味になりますね。
明るい髪色は嫌だけど、黒髪は卒業したいという方は、このこげ茶色の髪をニュアンス程度に楽しんでいます。
黒の比率が多いこげ茶色は、メイク時のアイシャドウなんかで取り入れることで、程よくナチュラルに目元を引き締める効果がありますよ。
雑学*茶色の種類の名前と色見本!【黄土色】
続いては、黄土色です。
名前に黄という文字が含まれていることからもイメージが湧くかと思いますが、黄味がかった茶色という感じの色味ですね。
こげ茶色が、茶色を構成する黒とオレンジの間で黒よりであるのに対して、黄土色はオレンジよりといった具合ですね。
この黄土色、ラクダ色という名前で呼ばれることもあります。
黄土色という言葉は、今ではあまり聞き慣れない色の名前かもしれませんが、女性の身近な身だしなみアイテムであるファンデーションを思い出してください。
ファンデーションを購入する際に、『オークル』という色の名前をみたことがありませんでしょうか?
このオークルは、黄土色をフランス語で表現したものですので、意味的には黄土色という事になるのです。
また、土という自然界の言葉が含まれいる事から、ファッション界ではアースカラーと呼ばれる自然界の色の総称の中に、黄土色も含まれいます。