三つの袋以外の袋
以上が結婚式のスピーチで定番ネタの三つの袋の意味です。これらの三つの袋をスピーチのネタとしてそのまま使っても問題ありませんが、あまりにも定番すぎるため無難すぎて心に残るスピーチにはなりにくいのが欠点です。
そこで定番の三つの袋以外で結婚式のスピーチのネタと使用できる袋を紹介します。
三つの袋以外の袋①胃袋
まずは「胃袋」です。よく「男性の心を掴むためには胃袋を掴め」と言われます。これは美味しい料理が作れる女性は男性が離れていかないという意味です。
この考え方自体「女性が料理をするものだ」という固定観念が強いため、女性の中にはプレッシャーに感じてしまう方がいるようです。
現代、女性は結婚後も働く方がたくさんいます。毎日毎日手作り料理を作ることなど不可能です。しかし、食事は毎日することが必要ですよね。
よって、夫婦が協力しあって食事作りをしなければならないのが現在の夫婦です。
お互いの胃袋が満たされるためには、日々の食事作りは分担したり、たまには外食をして美味しい料理を二人で楽しむことが夫婦円満の秘訣です。
三つの袋以外の袋②玉袋
少し下ネタにはなりますが、「玉袋」について説明をします。夫婦生活で大事なことの中の一つに夜の夫婦生活があります。
結婚する前はラブラブで性生活も満足していたのに、結婚すると急に夫婦生活が激減することもあります。
ちなみにこの玉袋が有名になったのは北野たけしが林家三平さんの結婚式のスピーチで話したことがきっかけのようです。
玉袋の意味に込められているのは子宝に恵まれることと、充実した夫婦生活を送れるようにということではないでしょうか。
披露宴の際に、このような下ネタのスピーチをするのは勇気がいるかもしれませんが、真面目な話をした後に「子宝に恵まれるますように玉袋もお忘れなく!」と笑顔で締めくくるのも面白いかもしれませんね。
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三つの袋以外の袋③知恵袋
現代の結婚生活で何よりも大事なのは「知恵袋」ではないでしょうか。昔に比べて結婚生活は難しくなっています。それは女性も仕事をするようになったため男性は仕事、女性は家庭という昔の役割分担がなくなりつつあるからです。
昔は結婚というのは夫がお金を稼いで、妻が家庭を守るという概念だったのである意味単純でした。しかし、現在は様々な形態の夫婦がいます。
共働きの世帯もあれば一馬力の世帯もあります。子供がいる家庭もあればそうでない家庭もあります。また、妻が働いて夫が専業主夫の家庭もあります。
このような複雑化した結婚生活を幸せに過ごすための「結婚とはこうあるべきだ!」という概念は通じなくなっています。そこで、夫婦が知恵を出し合い、どのようにすれば自分達が幸せに暮らすことができるのか考える必要があるのです。
よって、「知恵袋」を持っておくことは大切なことだとスピーチで話をしてはいかがでしょうか。