3.5m離れている相手はもはや一緒にいるうちに入るか微妙ですよね。同じ空間にいるけれど、別に意図的にではなくただそこにいるだけ、といった感じです。
実際に外に出てもこの範囲の中に他人がいることは多そうですが、周りに何もない夜道などでこれ以上他人に近づかれると少し不安に思う、自分に近づいてきていると感じる距離なのではないでしょうか。
近づきたくない?もしかして他人以下かも・・・
お互いに知り合いであるのにこれほどの距離をとっている場合、相手もしくはあなたが明確に「この人には近づきたくない」と思っているかもしれません。
その辺に居合わせる他人よりも距離を取りたい、近づかれると不快など、明らかにマイナス方向へ寄っている場合、距離をとって目をそらす可能性も。
ただし、例外として「近づきたいけど恥ずかしくて近づけない」超シャイな場合もあります。
他人=未知のもの=警戒心が働く?
人間は無意識に「他人は自分を無条件に受け入れてくれるものではない」と感じています。距離や顔が近いと思う状態は、相手が突然攻撃の体制をとったり、急に動いたりすると即座に対応できない距離です。
そのため人は信頼していない、親しくない人ほど遠ざけたがる傾向があるのです。
距離が近いと感じるのは社交性の違いが原因?
相手はまるで気にしていない様子なのに自分は気になって仕方なかったり、逆にちょっと遠すぎるんじゃないかというくらい離れられてしまったり…。
人によって、適切だと思う距離は違うもの。性格からくる個人差の中には、社交性が特に大きく関係しているようです。
社交性が高く明るい人と内向的で一人を好む人
一般的に明るい性格で、人といることや喋るのが好きな人ほどパーソナルスペースが狭いです。逆に一人の時間を好む人ほど広いといいます。それぞれ好む距離が違うため、社交的な人が自分の感覚でぐいぐい距離を詰めていくと、そうでない人には顔が近いんじゃないか、距離がなさすぎるんじゃないかと感じられます。特にまだあまり親しくない人同士の場合は、互いに配慮し合う必要があります。
自分と相手のパーソナルスペースの違いを観察しよう!
相手に近づくのは「仲良くなりたい」という意思表示。しかし、初対面の人ともすぐに仲良くなれる人もいれば人見知りする人もいます。自分から近づくときは、相手の腰が引けていないか少し観察しましょう。
相手が近づいてくるときには「好意の上」ということを念頭に置きつつ、立つ位置を変えてみるなど自分も落ち着くベストな距離を見つけてみましょう。
好意から距離が近いのは確認できた、けれど・・・?
すでに自分から相手に近づくのは好意の印というお話をしてきましたが、ここからのポイントはそれがどんな種類の好意であるかです。
一口に「好き」とはいっても、親愛から火遊び、真剣な恋人候補まで、真剣度は様々。
あなたも相手に好意がある場合、あとで泣きを見ることにならないように、すぐに乗る前にちょっと彼を観察してみましょう。