記事の目次
- 1.仕事で収入印紙が必要!コンビニで買える?
- 2.【基礎知識】コンビニで購入できる収入印紙の種類とは?
- 3.大手コンビニで収入印紙を買うときの注意点
- 4.4000円の収入印紙について
- 5.4000円の収入印紙は、1枚で購入するのがマナー
- 6.4000円の収入印紙は、コンビニでは買えない!?
- 7.収入印紙をコンビニで買えない場合は、ゆうゆう窓口へ
- 8.【裏技】収入印紙をコンビニでオトクに買う!
- 9.ミニストップは、JMB WAONで収入印紙がオトク!
- 10.ファミリーマートは、ファミマTカードで収入印紙がオトク!
- 11.4000円の収入印紙をクレジットカードで買ってみよう
- 12.コンビニ以外で収入印紙を買える場所は?
- 13.通信販売で収入印紙を買うときの注意点
- 14.まとめ:コンビニで収入印紙を買うとオトク!
業務委託契約書に4000円の収入印紙が必要!
業務委託の仕事を請け負う場合は、申告書等の作成もすべて自分で行わなくてはいけません。
例として、継続的に3ヶ月以上の契約期間があるような請負の文書は、金額の記載が無い場合、収入印紙4000円分が必要になります。契約期間が3ヶ月以内で、仕事の更新に関する記載が無い場合は、収入印紙は必要ありません。
もし、必要な書類に4000円の収入印紙の貼付をし忘れた場合、「過怠税」を徴収されます。自己申告しなかった場合は、4000円×3(納付し忘れの印紙税+本来の印紙税×2倍)の印紙税額を納めなければいけません。その額、実に12,000円!8000円のロスにつながるので、厳密な注意が必要です。
業務委託契約書に、コンビニの200円収入印紙は使えない
「業務委託契約書に貼付する収入印紙の額面」は、契約期間や金額の差異によって異なります。その結果、間違った印紙額で提出されるパターンも多いようです。
よくあるのは、コンビニでも買える200円の収入印紙を貼付しているケース。また、本来の額よりも多い印紙額を貼付しているケースも多く見られます。
万一間違った貼り方をすると、印紙税法に違反することになります。自由な仕事の方法を実現できる業務委託ですが、申告書作成の知識はきちんと把握しておきましょう。
4000円の収入印紙は、1枚で購入するのがマナー
たとえば、あなたが4000円の収入印紙が必要だとします。この場合、1000円の収入印紙を4枚でも、4000円の収入印紙1枚でも効力は同じです。
つまり、4000円の収入印紙の在庫が無かった場合、1000円の収入印紙×4で代用できるということです。しかし、これは仕事のマナーとして考えれば「間違い」と言わざるを得ません。
仕事の契約書に収入印紙を貼付する場合は、金額と同様に「見栄え」も大切なのです。何枚も収入印紙を貼り付けるより、1枚の収入印紙を貼るほうが好印象です。
仕事先の失礼に当たらないためにも、収入印紙は必要額面を1種類、1枚貼付することが基本と考えましょう。
4000円の収入印紙は、コンビニでは買えない!?
「仕事で4000円の収入印紙が必要なのに、郵便局に行けない!」。そんなケースもあるかもしれません。緊急のとき、4000円の収入印紙をコンビニで購入することはできるのでしょうか?
実は、4000円の収入印紙は「高額収入印紙」と呼ばれ、セブンイレブンやローソンなどの大手コンビニでも購入は難しいのが現状です。
まれに、4000円以上の収入印紙が購入できるコンビニもありますが、それは非常に特殊なケースです。たとえば、その店舗の収入印紙の販売実績が非常に高く、4000円以上の印紙のニーズがあると認められれば、高額収入印紙を取り扱えるようになります。
しかし、それも店舗ごとに決められるものなので、私たちが把握するのは難しいのです。
収入印紙をコンビニで買えない場合は、ゆうゆう窓口へ
もし、平日の5時以降や、土日祝日に緊急で高額の収入印紙が欲しいという場合は、郵便局の支店窓口まで行く必要があります。「ゆうゆう窓口」と呼ばれる場所がそれです。
ゆうゆう窓口は、土日祝日や夜間に郵便サービスを行っている場所です。郵便物の引渡しはもちろん、収入印紙や切手の販売も行っています。
ゆうゆう窓口の場所は全国に点在しています。ホームページから簡単に調べられますので、最寄の場所を確認していきましょう。昼間の時間帯は仕事で忙しい人もサービスを受けることができ、大変便利です。
ただしこの窓口でも、場所によっては4000円以上の高額な収入印紙の取り扱いが無い場合があります。やはり、あらかじめ確認の電話をしておいたほうが良いでしょう。
【裏技】収入印紙をコンビニでオトクに買う!
4000円の収入印紙を購入する場所を前もって決めておけば、お取り寄せをお願いすることができます。
そして、お取り寄せした4000円の収入印紙は、コンビニのクレジットカード経由で購入することができます。セブンイレブンでしたらnanaco。ミニストップならWAON。ファミリーマートならファミマTカードです。
さらに、コンビニでポイントを貯めている人なら、高額な収入印紙を購入すればその分ポイントが還元されます。実質安い値段で収入印紙を購入することができるのでオススメです。郵便局ではなく、コンビニで高額の収入印紙を買う人が多いのも頷けますね。
コンビニのクレジットカードなら、収入印紙もポイント還元
その中でもセブンイレブンのnanacoカードは、クレジットチャージをして印紙を買うことができる優れものです。
nanacoポイントだけではなく、クレジットカードのポイントも付加されるため、仕事で収入印紙を多く買う人は、選択肢の一つとして覚えておきましょう。もしかしたら、郵便局で購入するより断然オトクになるかもしれませんよ。