またアジャスターフックだけでなくカーテンレールのランナーが壊れる場合もありますが、ランナーの取り付け方が分からない方は多いです。
ランナーの付け方は、まずカーテンレールのキャップをドライバーで外します。装飾レールの場合はキャップがねじ込み式の種類のものが多いため、手でキャップを回して外します。
破損したランナーを交換する場合は不要なランナーを取り外し、新しいランナーをキャップを外した部分から入れます。
最後に外したキャップをドライバーで付ければランナー交換の完成です。
カーテン生地の長さとカーテンフックの関係は?
アジャスターフックはAフックからBフック、BフックからAフックに位置を変更できますが、位置を変えるとカーテンレールにかけてみると高さが変ってきてしまうので、カーテンをオーダーメイドする場合は長さを測るときに注意が必要となります。
カーテンレールのランナーの下端からカーテン下端までの長さを「カン下寸法」、カーテン生地全体の高さを「総丈」といいます。
カーテンをオーダーメイドする際は、「カン下寸法」を測った上でオーダーメイドを注文します。
カーテンの総丈で注文すると、AフックでもBフックでもカン下寸法は同じになりますが、アジャスターフックの種類によってカーテンの総丈が変わってしまうからです。
AフックをBフックに変えるとカーテンの長さが短くなり、BフックをAフックに変えるとカーテンが長くなってしまいます。
そのためカーテンのサイズを算出する場合はカーテンレールを基準にし、カーテンレールのランナーの穴からのサイズをカーテンのサイズとして測ります。
例えばアジャスターフックの高さがカーテン下端から200cmのAフックとアジャスターフックが197cmのBフックがあるとします。
Aフックの部分からカーテンの生地が1cm立ち上がっている場合はカン下寸法+1cmがカーテンの総丈となりますが、Bフックの場合はカーテンレールを隠すために更に3~4cm立ち上がって作られているため、カン下寸法+3~4cmがカーテンの総丈となります。
つまりカン下寸法が200㎝の場合はAフックではカーテンの総丈が201㎝、Bフックでは総丈203~204㎝となります。
よって、アジャスターフックの高さが200cmのAフックとアジャスターフックが197cmのBフックのカーテンの総丈は同じ長さになります。
カーテンフックのまとめ
カーテンフックの種類や付け方、カーテンの寸法の測り方についてご説明しました。
アジャスターフックは100均でも生活雑貨として手軽に購入することができるため、アジャスターフックが破損した場合は100均で購入するのがおすすめです。
アジャスターの見た目をおしゃれなものにしたい場合はセリアやキャンドゥの100均のカーテンクリップも雑貨として販売されているので、そちらもおすすめの生活雑貨です。
また100均によってアジャスタークリップの機能も若干異なっているため、購入する際はアジャスタークリップを付けるカーテンレールやカーテンの寸法も考慮に入れて購入するのがおすすめです。