ヌメ革のお手入れ方法④ひどい汚れは固く絞ったタオルで拭く
ヌメ革のお手入れ方法の4つめは、ひどい汚れは固く絞ったタオルで拭くことです。
ヌメ革の財布やキーケースなどの小物類は大切に使っていても日々の暮らしの中で思わぬヒドイ汚れがついてしまうこともありますよね。コーヒーのシミだったり食べ物のシミがついてしまうととてもショックですが、そんな時も慌てて水やお湯に浸けてしまうのは絶対NGです。ヌメ革は水やお湯に非常に弱く、素材が傷んでしまう原因となってしまいます。
ヌメ革のひどい汚れが気になった時は、清潔なタオルやふきんを一度濡らして固く水分を絞って優しく汚れをふき取っていくのがおすすめです。
どうしても目立った汚れが落とせない時は専門の業者に依頼してシミ抜きをしてもらうという方法もあります。高価なヌメ革を長く楽しむためにはプロの手を借りてお手入れするのも1つの方法となりますね。
ヌメ革のお手入れ方法⑤傷は指で馴染ませる
ヌメ革のお手入れ方法の5つめは、傷がついてしまった時のお手入れ方法です。
ヌメ革は丈夫で耐久性がある素材ですが、普段の暮らしの中で持ち歩いているとやはり細かい傷などがついてしまうこともよくありますよね。ひっかき傷や擦れた傷などがヌメ革に出来てしまった時は、その部分を軽く指で擦って馴染ませると傷が目立たなくなる場合があります。
あまり強く擦ってしまうとその部分だけ色が変わってしまってかえって目立ってしまう可能性もありますので、あくまでも指で擦る時は爪を立てないように指の腹で優しくなぞるのがお手入れのコツになります。
ヌメ革の財布とスマホを一緒にズボンのポケットに入れたり、またはカバンの中が乱雑になっていたりするとどうしても傷が付きやすくなってしまうため注意するようにしましょう。
ヌメ革のお手入れ方法⑥定期的に日光に当てる
ヌメ革のお手入れ方法の6つめは、定期的に日光に当てることです。
ヌメ革を綺麗に飴色に経年劣化させたい時は、普段の暮らしの中での穏やかな変化を楽しむのと同時に一定の頻度で日光に当てて日焼けさせるのも効果的です。
ヌメ革は手入れしない場合は表面にカビが生えてしまうことがありますが、定期的な頻度で日光に当てることでそれも防ぐ効果もあります。
ヌメ革を日光に当てるのはできれば買ってきてすぐ始めるとその後の革の艶や色合いに変化が生まれます。少し面倒ではありますが、ヌメ革を毎日の暮らしの中で美しく楽しみたい時には試してみても良いかもしれませんね。
ただし日光に当てると革は乾燥してしまいます。夏の強い日差しの場合は特にカラカラになるほど日に当てるのは厳禁です。最後に丁寧にクリームやオイルで手入れをすることも忘れないようにしましょう。
ヌメ革の経年劣化を楽しむためには欠かせないお手入れ!
ヌメ革は自然本来の色合いや手触りを楽しむことができる製品ですが、そのぶん非常にデリケートな一面も持ち合わせています。
しっかりお手入れをされたヌメ革と、あまりお手入れしないヌメ革を比べるとその差は一目瞭然!せっかく高級なヌメ革を持つのであれば周囲の人が思わず羨ましいと感じるような素敵な経年劣化を感じさせるヌメ革に仕上げていきたいものです。
大人の余裕を感じさせる上品なヌメ革を楽しむためには、少し手間はかかりますが日々の暮らしの中でヌメ革のお手入れを欠かさないようにしていきましょう♪
ヌメ革のお手入れをして商品の美しさに磨きをかけましょう♪
ヌメ革のお手入れ方法について詳しくご紹介しました。ヌメ革はナチュラル素材が好きな人や革本来の質感や手触り、匂いが好きな人に非常に人気がある素材ですが、美しく綺麗に保つためには意外とお手入れなどには手間がかかるようです。
お手入れしない場合はせっかくのヌメ革の魅力が半減してしまうこともありますので、ぜひ暮らしの中で暇な時間を見つけて上記でご紹介したお手入れ方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ヌメ革の持つ本来の魅力を丁寧なお手入れで引き出していきたいものですね♪