記事の目次
- 1.【はじめに】加虐心が強い人は面倒臭い
- 2.加虐心の意味とは
- 3.加虐心の強い人の特徴を知ろう
- 4.【加虐心の強い人の特徴と心理①】ストレス過多
- 5.【加虐心の強い人の特徴と心理②】自己肯定感が低い
- 6.【加虐心の強い人の特徴と心理③】自分の価値を高めたい
- 7.【加虐心の強い人の特徴と心理④】嫌われたくない
- 8.【加虐心の強い人の特徴と心理⑤】正しさが正義
- 9.加虐心が強い人への対処法を知ろう
- 10.【加虐心が強い人への対処法①】味方になる
- 11.【加虐心が強い人への対処法②】褒める
- 12.【加虐心が強い人への対処法③】評価しない
- 13.【加虐心が強い人への対処法④】自覚させる
- 14.【加虐心が強い人への対処法⑤】同じことをする
- 15.【まとめ】加虐心が強い人は悪気がない
【加虐心の強い人の特徴と心理②】自己肯定感が低い
加虐心が強い人の心理としては、自己肯定感が低いという心理があることも多いです。
自己肯定感とは、自分自身を認める感覚のことです。多くの人は自然に存在する自己肯定感により、自分の存在意義を認識し、たくましく生きています。簡単に言えば、自信があるということなのですが、自信過剰と言えるほどではありません。
自己肯定感が低い人とは自信がない人ということになるのですが、このような心理だと、自分自身の存在意義を認めることができません。そのためどこかで自分は人にバカにされているという、自分の中での妄想によって、劣等感を覚えてしまいます。
そのような劣等感によって、人に攻撃的になることもあるものです。誰かを蔑まないと、自分自身がダメなような気がしてしまうため、加虐心が強い人は、他人を攻撃するのです。それだけで、自分の存在を認められる方法ということになります。
【加虐心の強い人の特徴と心理③】自分の価値を高めたい
加虐心が強い人の心理には、自分の価値を高めたいという心理があることも多いです。
加虐心が強いという特徴を持つ人は、自信がないという特徴があることが多いのですが、自信がないと自分の存在価値をなかなか見出せないものです。自分以外の人間が全て素晴らしい人間に見え、自分はとんでもないダメな人間だと思えてしまいます。
しかしそのような考えを持っていると、人は生きていけません。どうにかして、人よりも優位に立ちたいと考えるのですが、その方法が人を煽ったり、攻撃したりという方法になるのです。
人を心理的に攻撃していると、自分が素晴らしい人間のようにも思え、勝者になったという実感を得ることができます。自信がない人は、このようなことでしか自分の存在価値を実感できないため、このような方法に頼ってしまうという特徴があるのです。
【加虐心の強い人の特徴と心理④】嫌われたくない
加虐心が強い人の心理としては、嫌われたくないという心理を持っていることも多いです。
加虐心が強い人は、人を煽ったり、傷つけたりするため、嫌われたくないなどと思っているようには思えませんが、嫌われたくないという心理がそのような行動を発生させていることもあるのです。
子供が両親の気を引くために、やってはいけないイタズラをしてしまい、逆に怒られてしまうということはよくあります。加虐心が強く、嫌われたくないという心理を持っている人は、まさに子供のそれと同じことをやっているのです。つまり、もっとかまって欲しいから、あえて人にちょっかいを出すということになります。
このような特徴を持っていると、嫌われたくないという心理があるにも関わらず、自分の行動によって嫌われるという矛盾が出てきてしまいます。それがさらに加虐心を強くすることもあるため、注意しておきましょう。
【加虐心の強い人の特徴と心理⑤】正しさが正義
加虐心が強い人の心理としては、正しさこそが絶対的な正義という心理がある場合が多いです。
加虐心が強い人は上司であることが多いですが、そのような人が他人を傷つける際には、必ず正論を振りかざすものです。正論によって相手を傷つけ、それにより周りから嫌われます。
本来であれば正論であっても、相手を傷つければ凶器にしかなりません。正しさと正義は必ずしも一致しないのです。しかし浅はかであるが故にそれを理解できない人は、正しいことさえ言っていれば、何をしても良いと考えています。だからこそ正しさを武器に、人をどこまでも傷つけるのです。
正しさが正義と考えることしかできない人は、思考回路がシンプルであることが多いです。簡単に言えば、それほど頭の良い人ではなく、柔軟に物事を考えられる人ではないため、仕事の能力もそれほど高くないという特徴があります。