いとこに恋愛感情をもってもいい?結婚がタブーとされる理由とは

いとこに恋愛感情をもってもいい?結婚がタブーとされる理由とは

親戚で集まるとき、時々再会するのがいとこ。自分の親の兄姉の子供であるため、時には身近で、幼馴染、腐れ縁の存在です。そんないとこ達と恋愛、まるで運命みたい――なんて昔考えたことありませんか? 今回はいとこ同士の恋愛を調べてみました。

記事の目次

  1. 1.【いとこは恋愛対象?】はじめに
  2. 2.【いとこは恋愛対象?】③親族
  3. 3.【いとこは恋愛対象?】④離婚しても親族
  4. 4.【いとこは恋愛対象?】有名人―日本編
  5. 5.【いとこは恋愛対象?】有名人―世界編
  6. 6.【いとこは恋愛対象?】⑥なぜタブーなのか
  7. 7.【いとこは恋愛対象?】⑦遺伝子の関係
  8. 8.【いとこは恋愛対象?】周囲の反応
  9. 9.【いとこは恋愛対象?】恋愛できるのか
  10. 10.【いとこは恋愛対象?】いとこ同士の恋愛作品Ⅰ
  11. 11.【いとこは恋愛対象?】おまけ
  12. 12.【いとこは恋愛対象?】最後に

【いとこは恋愛対象?】⑦遺伝子の関係

血縁関係がそれなりに近い、いとこ同士の結婚なので、先天性の障害を持って生まれてくるのではないか、と思っている人も多いと思います。

そして生んでも早死にしてしまうというイメージも多く、田舎になればなるほどその価値観は強いようです。
これがタブー視する最大の理由でしょう。しかしこれについては賛否両論の意見が多く、様々な説が流れています。

しかし、子供を授かってすくすくと育てる事に、いとこ同士だからといって偏見を持つのは最もいけない事でしょう。

【いとこは恋愛対象?】周囲の反応

そもそもいとこ同士の結婚―――いとこ婚は「近親相姦(きんしんそうかん)に該当するから、とタブー視し、忌み嫌う人が多いのです。

近親相姦とは近い親族、特に―――親と娘、母親と息子、伯叔父と姪、伯叔母と甥、兄と妹、祖父と孫娘といった濃い血筋の者同士による夜の関係の事を指します。
現状、日本では近親相姦を取り締まる法律は出ていません。
しかし武士が台頭してきた時代から近親相姦を嫌う風習が出始めました(平安時代まで同母兄妹でなければ結婚していた)。
それは日本人の倫理観として根付いています。

其の為あまり他人に興味を示さない現代社会においても、いとこ同士の結婚は周囲から見れば近親相姦に該当すると考える人が多いのです。

本人たちは運命の出会いだ、愛し合っている、といっても周囲から見れば血のつながった同士の結婚です。

故に、いとこ同其の結婚は世間から白い目で見られる覚悟が必須と言えます。
場合によっては駆け落ち、絶縁することも否めません。

其の為、一時の感情、運命だというきらきらした甘い感情で流されてはいけないのです。

【いとこは恋愛対象?】恋愛できるのか

いとこに恋愛感情を持ってもいい?もちろん構いません。恋愛は自由です。
ですが、そこに結婚という一生を決める事柄が加わってくると大変です。

単なる「運命だと思ったの」「この人と幸せになりたいわ」と熱に浮かされた感情だけでは通用しないのがいとこ同士の恋愛です。

上記で話した様々なしがらみ、差別、白い目、反発などがあなたと彼を襲うのです。

それでも「この人は運命の人!どんな不幸なことが起きても大丈夫!」「誰に何を言われてもいい、私にとってこの人は運命の相手、この人と一生を添い遂げる覚悟はある」という強い心が互いにあればどんな困難や過酷な運命にも立ち向かえるでしょう。

もしかしたらあなたたちの味方になってくる人物がこの先出てくるかもしれません。
これが真実の愛だと周囲に認めさせれば、おのずと仲間は増えるでしょう。

【いとこは恋愛対象?】いとこ同士の恋愛作品Ⅰ

いとこ同士の恋愛を扱った作品をご紹介します。

狭衣物語(さごろもものがたり):作者 源頼国女(むすめ)

平安時代にできた作り物語の一つで、全四巻と短いですが、主人公・狭衣の悲恋物語です。
作者は不明とされていますが現在では源頼国の女(むすめ)とする説が有力です。その話は源氏物語の宇治十帖の主人公・薫に性格がよく似た主人公の恋のお話です。

主人公の狭衣(帝の弟の息子)と、当初彼が惚れていた帝の娘(源氏の宮)がいとこ同士ですが、その恋愛は成就せず、狭衣が振られるという悲恋に終わります。(惚れていた女性が皇太子の妃に望まれていた為)

狭衣の婚約者はいとこの女二宮(帝の娘)ですが、源氏の宮を愛していた狭衣はこれを拒否。しかし姿を見ると一変、運命だと彼女のところに出向き子供を作ってしまうから驚きです。
子供が出来てしまった衝撃を受けた女二宮は彼を拒絶してしまいます。

物語の最後は、狭衣は帝になり、彼の子も次の皇太子になるという栄華を極めた状態で終わります。
しかし彼の心は愛していたいとこの源氏の宮や女二宮の二人の女性にあったということでした。

平安時代の話ですからいとこ同士の結婚もざらにありました。
むしろこの頃は血をより濃くするために同母でなければOK(異母兄妹の結婚も当たり前)という時代でしたから驚きです。

恋愛感情も互いにあったでしょうが、まずは家の為ということです。

風の輪舞(ロンド):作者 津雲めぐみ(集英社)

1995年と2006年にドラマ化されている津雲めぐみさんの漫画作品です。

いとこ同士の恋愛を描いた傑作でもあります。
過去編、現代編と二部構成になっており、原作は現代編から過去編につながっていく構成ですが、ドラマでは過去→現代とつながっていきます。

現代編の主人公・野代夏生(なつき)とそのいとこ野代英明(ひであき)の恋愛を描いていますが、何故か二人の恋愛はそれぞれの両親(夏生の父・大介と英明の母・麻美)にタブーだと反対されてしまいます。
英明の母・麻美(あさみ)のひどい妨害もあり、夏生は英明との恋愛を断念。弟を連れて家を出ますが数年後、外国で結婚した英明と再会。くすぶっていた恋愛感情は止められず、いとこにして不倫関係を結ぶ―――という事に。
しかしそれを知った麻美は息子の英明を刺殺し自宅に火を放って彼と心中してしまうのです。

何故麻美は息子と心中するという狂気に出たのか、どうして大介や麻美は夏生と英明の恋愛を許さなかったのか―――それは二人の過去にありました。

野代麻美という女性がとにかく恐ろしくも悲しい女性です。
1996年のドラマでは新藤恵美さん、2006年のドラマでは田中美奈子さんが演じています。
主要二人はいとこ同士ですが、そこにいたるまでのすさまじい歴史には圧倒されます。

最終的には英明の死という事でこの二人の恋愛には決着がつくのですが、感情が芽生え、運命だと感じていても、周りの人間の賛成がなければここまで引き裂かれてしまう、悲しいお話です。

【いとこは恋愛対象?】おまけ

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【いとこは恋愛対象?】最後に

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