「これまではいつも一緒にいたけれど倦怠期に入って距離ができてしまい焦っていたのですが、友人に『程よい距離を意識して相手の領域へは入り込みすぎず、お互いを尊重し合いながら付き合っていくことも大事だよ』とアドバイスをもらってからは、距離が近いだけがいい恋人ではないんだなと気づき、しばらく様子をみました。お互いに落ち着いてからまた会ったり話したりするようになり、いつの間にか倦怠期を抜けていました。」(20代、女性)
腹を割って話し合い、それぞれの道へ
「3年ちょっと経ったころに彼の転勤で遠距離恋愛になってしまいました。私は自分のキャリアや結婚について考えていて、将来の話題を度々振っていたのですが彼からは躱されてばかり。一度ちゃんと会って話し合おうということになって話し合った結果、お互いのことは今でも好きだし尊敬しているけどやっぱりキャリアのことを考えるとこの関係を続けるのは難しいという話になり、「じゃあそれぞれの道を歩いていこうね、さよなら」ということになりました。今は新しい恋に心を切り替えられているので、あのとき別れてよかったなと思っています。」(20代、女性)
倦怠期を甘く見ていたことによる別れ、後悔
「お互いに仕事の繁忙期に入り、なかなか連絡を取れない期間が続きました。繁忙期が明けて連絡を取ったり会ったりしましたが、忙しかった時のぎくしゃくした雰囲気を引きずってしまい、その後なんとなく別れてしまいました。時間が取れるときにこまめに連絡したり、まずい態度をとったときは後からでもいいから素直に謝ったりすればよかったなって後悔しています。」(30代、女性)
別れたいと思ったときにもう一度確認したいこと
もし今、倦怠期の真っ最中で別れたいという気持ちが抑えられないというのであれば別れるというのも一手でしょう。しかし、別れた後に後悔しないように、これからご紹介するポイントを再確認してみてください。
"別れたい"が衝動的かどうか
衝動買いをしたら、後でこんなもの買うんじゃなかったと後悔する場合がありますよね。それと一緒で、倦怠期の時に衝動的に別れたいと思って別れてしまったら、後で後悔することになりかねません。それを防ぐためにも、今"別れたい"と思っている気持ちが、衝動的か、それとも何か根拠があって"別れたい"のかを確認してみましょう。
理由が「何となく」のような曖昧なものしか思い浮かばなければ、それは衝動的な"別れたい"なので、後で後悔する可能性が高いでしょう。
天秤にかけてみたか
恋人がない生活を想像しつつ、今の恋人がいる生活を天秤にかけ、どちらの方が今の自分にとって重要かを計ってみてください。相手がいるメリットとデメリット、相手と離れるメリットとデメリットを洗い出して、後者のメリットが多くデメリットが少ないようであれば別れても後悔する可能性は低いかもしれません。
きちんと2人で話し合ったか
恋愛はひとりではできませんよね。2人の意見が一致しなければ後悔や恨みなどが残ってしまうかもしれません。一度2人で話し合う時間をとりましょう。
お互いのどこが好きや嫌いかという感情はまず抜きにして、冷静に話し合ってみることが大切です。
2人で乗り越えて絆を強くしよう♡
倦怠期に突入したり、来てしまうかもと思うと気分も落ち込んでしまいますが、倦怠期を乗り越えてまたラブラブになったり結婚したりするカップルもいますので、あまり悲観しないでください。
時にはふたりで本音でぶつかり合い過ぎて、あるいはお互いに何も話さなさ過ぎて喧嘩になってしまうかもしれませんが、倦怠期をふたりで苦しみながら脱出した先には、きっと以前よりも絆は強くなっているでしょう。