息を吹き込むことで酸素を送り込む火吹き棒の代用品には、電気を使った便利な道具もあります。また、火吹き棒がなくても代用品や、簡単にできる自作方法があるので詳しく紹介します。
火吹き棒の代わりにブロアーでも可能!
火おこしで使用するうちわの代わりになる存在がブロワーです。うちわで風を送ると、ピンポイントで送りたいところに届けるのが難しいですよね。しかし、ブロワーであればピンポイントで風を送り込めるので、火おこしの時短に役立ちます。
酸素を送るコントロールができる送風機・ブロワーには手動式や電動式が存在します。100円ショップで購入できる手動の商品や、電池式の商品など種類が豊富。「ふいご(鞴)」のようなアメリカンテイストのおしゃれな商品もあるので、気になる人は「ブロワー」で検索してみましょう!
その他にも、時代ドラマに登場する釜土の火を調節する竹の棒のように、筒状であれば火吹き棒の代用品としてある程度効果を発揮します。サランラップの芯やアルミホイルの芯など、火吹き棒がないときは代用品として活用しましょう。
火吹き棒を100均アイテムで自作!
筒状の細長い形状をしている火吹き棒。同じような構造のものであれば代わりになるので、100均のアイテムを使って簡単に自作することも可能です。
最も完成度が高い自作方法は、「自動り棒」を活用することです。伸縮する構造は、まさに火吹き棒そのもの。
まず、自撮り棒のカメラを付けるヘッド部分を取り外します。同じく100均で購入できる金切り鋸で切断しましょう。外側に金属が接続されるポッチが見えるので、それを含めて切り落とせば中が空洞になって筒状になります。
切断部分は手を切ると困るので、同じく100均で購入できるダイヤモンドヤスリを使って削りましょう。これだけで、伸縮タイプの簡易的な火吹き棒が完成します!
火吹き棒があればキャンプの焚き火は快適!
大人の余裕をもってキャンプを楽しむのであれば、うちわでパタパタ灰をばらまくよりも火吹き棒でスマートに風を送りたいものです。
火吹き棒さえあれば、火おこしだって消えそうになった焚火の復活だって簡単。便利なアイテムを手にして、快適なキャンプを楽しみましょう!