批判されるVERY妻
批判の中にはやっかみや嫉妬もあるでしょう。
しかし批判の大きなところは彼女たちが羨ましがられるために必死で痛々しいとのこと。
恋愛の激戦の中勝ち抜いた私。
いい男に選ばれた価値のある私。
婚活でも勝利して子供もいる私。
いい妻であり子育てもバッチリな私。
身なりにも気を使えて、こんな私ステキでしょう?
というメッセージがVERY妻の中から聞こえてきそうなことが煙たがれる理由です。そもそもそこを価値観の基準としていない女性からは、それをそんなにアピールして何?と思われるのも当然かもしれません。
もう一つは、人に評価されないと満足できないってどうなの?という声です。
本当にVERY妻っているの?
VERYの読者層の世帯収入、年収は約年収800万円だそう。
しかも夫婦の割合は出ていないので、「ハイスペック夫」なのか妻が稼いでいるのかも不明です。
VERYの読者は単なる愛読者もいますし、全員がVERY妻でないにせよ、VERY妻が本当に全員そんな余裕のある生活をしているのでしょうか。その中にはもしかしてVERY妻になりたくて見栄を張って生活している人がいるのかもしれません。
一人ひとり厳密に経済状態を把握することは不可能なので真実は神のみぞ知る状態ですが。
VERY妻にはあこがれるべきではない?
VERYは等身大をテーマにしていて、実際取材をしながら作っているようなので、実際にそんなライフスタイルの人がいるのは間違いありません。
しかしそもそもVERYは「自分らしく生きる」ライフスタイルを提案しているだけで、背伸びをしたり見栄を張ったりして生きるライフスタイルを提案しているわけではありません。VERY妻というのはそのメッセージを誤解釈している結果なのかもしれません。
AERAではどちらかというとVERYごとVERY妻として扱っていた節がありますが。
自分が結果的に世帯収入が高く、VERYのファッションやライフスタイルに無理なく適応できるならそれは素敵ですが、VERY妻を目指して年収!年収!と血眼になってパートナーを探すことが果たして幸せなのかどうか保証はできません。
確かに生活のためにお金は必要ですが、必ずしも年収と幸せは比例しないというデータは覚えておいてもいいかもしれません。
■参考記事:スピード離婚する夫婦、原因は何?コチラも参照!
【まとめ】幸せとは
どこに価値観を置くかは人によります。
夫婦円満が一番大事な人、自分のライフスタイル重視な人、結婚しない選択肢がベストな人…
しかしVERY妻も子育てをしながら美容やファッションに手を抜かなかったり、収入の高い男性を射止めたり、努力家なのは間違いないです。
一方で「女はバカだから」とモラハラをされて夫婦関係に悩んでいても贅沢な暮らしが手放せなくて別れられない…と悩んでいる話もあります。
そこからじゃあ私が稼いでやるわと夫より稼いだ方の話もあるので一概には言えませんが。
彼女たちが幸せなのかどうかは彼女たちにしか分かりません。
散々ネットでバカ妻と揶揄されがちですが、結局は夫婦が納得した上で生活しているのなら無問題ではないでしょうか。
確かに過剰に自慢し過ぎていれば叩かれるかもしれませんが、それで夫婦として成り立っているのなら第三者が口を出す事ではないと思います。
彼女たちが幸せなのかどうかは彼女たちにしか分かりません。幸せな夫婦の形は人それぞれです。本人、そしてその夫婦が幸せならいいのではないでしょうか。
VERY妻を目指して精進するもよし、違う形の幸せを探すもよし。どちらにしても、あなただけの人生です。