梅の旬は5月~6月頃で、出荷のピークは6月です。主な産地は和歌山県で全体の約8割を占め、群馬県や山梨県などが続きます。
未熟な青梅はカリカリ梅や梅シロップ、梅酒などに使われます。色がついた完熟梅はジャムや梅干しなどに適しています。どちらもしっかりと香りがするものを選ぶのが良いそうですよ。
⓷びわ
びわの産地は主に長崎県や千葉県で、寒さにも弱いため高級果物として扱われています。バラ科で奈良時代にはびわの葉は様々な病気の薬として使われていました。
江戸時代からは食用に用いられ優しい甘さが親しまれてきました。果実が傷みやすく旬が短いため、6月頃には果物コーナーをチェックしてみてくださいね。
④パイナップル
フィリピンからの輸入パイナップルは年間通して食べれられますが、台湾産や沖縄など国産パイナップルの旬は主に6月がピークです。
パイナップルには疲労回復に必要なビタミンB1やビタミンC、食物繊維が含まれています。またタンパク質の消化を助けてくれる分解酵素も含まれていますので、食後のデザートにもピッタリの果物です。
⑤マンゴー
芳醇な香りと濃厚ねっとりとした果肉の甘味が魅力のマンゴー。タイから輸入されたマンゴーは3~6月、宮崎や沖縄や鹿児島など国産マンゴーの旬は6~8月なので、6月は多くの種類を一番楽しめる季節ですね。
多めに買ってしまった場合にはカットして冷凍保存も出来ます。ビタミンCやカリウムなど豊富な栄養素も含んでいますので美味しく栄養補給をしましょう!
6月が旬の美味しい食材12選【魚介類】
次に魚介類をご紹介しますが、6月は旬の魚介類が豊富で目移りしてしまいそうですね。6月が旬の野菜との組み合わせもし易いものばかりなので、相性も想像しながら楽しんでみてください♡
①アジ
通年通してスーパーなどで見かけることのできるアジですが、脂ののってくる旬は6月頃からと言われています。全国的に獲れますが漁獲量が多いのは長崎県、島根県、鳥取県などです。
アジはクセがほとんどなく、脂も良質ですっきりとした味わいの青魚です。青魚に含まれるDHAやEPAは血液サラサラ効果や中性脂肪増加の抑制など様々な効果が期待できます。なめろうやタタキ、アジフライなどお好みの調理方法で旬を味わいましょう!
②アナゴ
お寿司などで通年食べられるイメージのアナゴですが、一番美味しい旬は6月からの夏場です。この季節のアナゴはサッパリとしているため、淡白な味が引き立ちます。
ウナギ目アナゴ科に属すためウナギにも似ていますが、淡白なためカロリーはウナギの約半分です。見た目も華やかなので、シンプルに焼いた白焼きや煮穴子にしたりと旬を豪華に楽しみましょう。
⓷アユ
初夏の風物詩とも言われている淡水魚のアユは、禁漁期間が終わった6月からが旬です。養殖や湖・海産もありますが、天然物のアユは高級品で岐阜県の長良川や高知県の四万十川などで獲れるものが有名です。
アユは身が柔らかい白身魚で、シンプルに塩焼きにするのが一番美味しいという方も多いようです。内臓まで丸ごと食べるとビタミンやミネラルをたっぷり摂ることが出来ます。
④イボダイ・エボダイ
イボダイは土地ごとに呼び名が変わる魚で、東京や神奈川・静岡などではエボダイと呼ばれています。鯛の仲間ではなく、スズキ目イボダイ科に分類される中型の海水魚です。
イボダイの味は脂がのっており身は淡白です。食べ方では干物が有名で、お歳暮にも選ばれるほどの高級品です。他には塩焼きや煮物がオススメですが、徳島県では姿寿司が郷土料理として親しまれています。
⑤イワシ
イワシは昔から庶民の魚として知られているように日本各地で獲れています。種類は主に3種類で、マイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシをまとめて「イワシ」と呼ぶそうです。
6月に美味しい旬が来るのはマイワシで脂がのっています。イワシにはカルシウムやビタミンD、たんぱく質等栄養素がふんだんに含まれていますので積極的にいただきたいですね。