オキナグサは日本・中国・朝鮮半島を原産としていて、4月~5月に開花時期を迎えます。暗赤紫色の花びらに見える部分は、実は花びらでは無く「萼(がく)」に当たります。花名は果実に白く長い毛がつくことが、「翁」の姿を連想させることで付けられました。
オキナグサの花言葉は「裏切りの恋」です。オキナグサの花が初めはうつむいたように下向きに付いていたものが、盛りを過ぎると上向きになることに由来していると考えられています。
15 マリーゴールド:嫉妬
マリーゴールドはメキシコを原産としていて、4月~11月に開花時期を迎えます。黄・オレンジ・赤・白といった色の花を咲かせます。花名は聖母マリアの祭日に開花時期が長く常に咲いていたことから、「聖母マリアの黄金花」ということから名付けられました。
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」です。黄色系の花には不吉な花言葉が付けられることが多く、他に「絶望」や「悲しみ」という花言葉もあります。
16 赤いヒヤシンス:嫉妬
ヒヤシンスは地中海東部沿岸を原産としていて、3月~4月に開花時期を迎えます。赤・青・ピンク・白のように多様な花を咲かせます。花名はギリシア神話に登場するヒュアキントスにちなむと言われています。
ヒヤシンスは花色によって花言葉が変わりますが、赤色のヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」です。ギリシア神話の寓話にちなむもので、ヒヤシンスは悲しみの象徴として捉えられることもあります。その「悲しみ」から派生して「嫉妬」という花言葉が付いたと考えられています。
17 アジサイ:冷酷
長谷寺
— 湘南Lovers (@shonanlovers135) May 16, 2020
アジサイのお寺です(^^) pic.twitter.com/q7DNvQpqGK
アジサイは日本・アジア・北アフリカを原産としていて、6月~7月に開花時期を迎えます。紫・青・白・ピンク・赤といった様々な色の花を咲かせます。また土の酸性・アルカリ性の違いによって付ける花の色が変わることも知られています。
アジサイの花言葉は「冷酷」です。「冷淡」という花言葉もありますが、アジサイの紫・青といった花の色が冷たいイメージを連想させることからこの花言葉が付いたと考えられています。
18 ラベンダー:不信感
大阪堺市上野芝町の撮影。
— 野村雅俊 (@RIsd7sB095VeG9e) May 14, 2020
フレンチラベンダーはハーブとして良く知られ、良く育てられて居る。フレンチラベンダーは、育てやすく、ウサギ耳の様な花が可愛いと人気が有る。 pic.twitter.com/fohWed5C1o
ラベンダーは地中海沿岸を原産としていて、5月~7月に開花時期を迎えます。紫・ピンク・白・青といった多様な花を咲かせます。観賞用だけでなくハーブとしても用いられ、その香りが楽しまれています。
ラベンダーの花言葉は「不信感」です。他に「疑惑」という花言葉もありますが、ラベンダーが放つ強い香りに対して、「香りの裏に隠されていることがある」と連想したことに由来していると考えられています。そこから派生して「信じてはいけない」という花言葉が付いたと思われます。
19 クロユリ:呪い
クロユリは日本の中部から北海道を原産としていて、4月~8月に開花時期を迎えます。花名の通り黒色系の花を咲かせます。
クロユリの花言葉は「呪い」です。この花言葉は、戦国武将の佐々成政が関係しています。佐々成政の側室であった「早百合(さゆり)」という女性が、密通を疑われ殺されてしまします。
その時に「立山にクロユリの花が咲いたら、佐々家は滅亡する」と呪いの言葉を残して死んだという話に由来するという説があります。
20 カンナ:疑い
『ダンドク』三軒茶屋にて。おそらくダンドクと思われる。カンナの仲間は似た園芸種が多いのであまり自信はない。花のように見えるものは実はおしべが変形したものだという。
— 草の名は (@kusa1000) May 19, 2020
食べられるか不明。根茎を食用にするカンナがあるのでもしや。#1000日チャレンジ #295日目 pic.twitter.com/ef1RqSYLUf
カンナは中南米・熱帯アジアを原産としていて、6月~10月に開花時期を迎えます。赤・黄・オレンジ・ピンク・白といった多様な花を咲かせます。カンナがヨーロッパに分布したのはコロンブスが関係していて、アメリカ大陸からヒマワリ等と一緒に持ち帰ったと伝わっています。
カンナの花言葉は「疑い」です。他に「妄想」という花言葉もありますが、これはカンナの艶やかで幻想的な花色にちなんで付けられたと言われています。この妄想から派生して「疑い」という花言葉も付けられたと考えられています。
21 ホオズキ:偽り
大阪堺市津久野町での撮影。
— 雅【みやび】 (@bpZOUosCMiyWnCG) August 7, 2017
6月頃白や淡い黄色の花を咲かせるホオズキ。花よりも花後に出来る実を鑑賞する事が多い植物である。 pic.twitter.com/WtEs5x9KgF
ホオズキは東南アジアを原産としていて、6月~7月に開花時期を迎えます。白や黄色の花を咲かせます。花名は赤くふっくらしたホオズキの実から、赤い頬っぺたを連想したなどの説があります。
ホオズキの花言葉は「偽り」です。他に「ごまかし」という花言葉がありますが、大きな果実に反して皮と種だけで中身がほとんど入っていないことに由来していると考えられています。