別れを意味する花言葉18.エリカ
別れを意味するエリカの花言葉は「孤独」「寂しさ」です。エリカは荒野に咲く可憐な花として多くのフィクションに登場してきたことで知られています。
花言葉の由来も荒れ果てた地に孤独に風に揺られているイメージから名付けられたもののようです。古典の名作『嵐が丘』の舞台となるヨークシャー地方の荒野に咲くエリカは、この花を世界的に有名にしました。
別れを意味する花言葉19.ハナニラ
ハナニラは「花韮」とも書き、花の匂いがニラの匂いに似ていることからこの名前がつけられたといいます。
ハナニラの花言葉は「悲しい別れ」「耐える愛」というものがあります。悲しい別れとはなんとも切ないですが、これはハナニラの青白く咲く姿の物悲しさから生まれた言葉とされているようです。
別れを意味する花言葉20.シオン
古くは今昔物語に印象的に取り上げられ、今でも日本の花の代表的存在である花が紫苑(シオン)です。シオンには別れを意味する花言葉「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」というものがあります。
シオンには父の死を悼む兄弟のエピソードが有名です。父の死を悼み、二人の兄弟は毎日欠かさず墓参りを続けましたが、ある時、仕事が忙しくなった兄は墓前に忘れ草を供え、墓参りをしなくなるようになります。
一方、弟は墓前にシオンを手向け、毎日欠かさず墓参りを続けました。この弟の行いに感じ入った鬼は弟に不思議な力を授け、弟はそのおかげで裕福に暮らしたという言い伝えがあります。
別れを意味する花言葉21.秋明菊
秋に咲く花の代表である菊の種類のひとつとされますが、実際にはキク科ではなくキンポウゲ科の花です。秋に明るい色で咲き誇ることから秋明菊(シュウメイギク)と名付けられたようです。
そんなシュウメイギクの花言葉は「薄れゆく愛」「淡い想い」「忍耐」というネガティブなものが多くあります。これらは咲く姿が似ているアネモネの影響を強く受けているとされています。
別れを意味する花言葉22.スカビオサ
スカビオサは「不幸な愛」「私はすべてを失った」という花言葉で知られる悲しい別れの花です。紫色が特徴であるように、西洋由来では紫色は悲しいイメージをまとっています。
スカビオサの花言葉の由来は、同じくギリシャ神話に由来を持つヒヤシンスの影響を強く受けているようです。ヒヤシンスも紫色が印象的な花ですが、この紫色の悲しみイメージがスカビオサにもあるようです。
大切な人に花を贈る時は意味をしっかりと知っておこう!
花は贈り物となった時に、花言葉を添えることでとても印象深く、記憶に残るプレゼントになります。そんな時、花言葉を知っているか知らないかでは大きな違いが生じてきます。
大切な人に花を贈る時は花言葉の意味をしっかりと知っておくことは重要です。贈り物の質と印象をさらに引き上げるために、この記事を参考にしてみてください!