別れを意味する花言葉22選!失恋や儚く悲しい感情を表す花は?

別れを意味する花言葉22選!失恋や儚く悲しい感情を表す花は?

花には花言葉があります。熱烈に愛を告げるものから、死を意味するものまでポジティブなメッセージもあればネガティブなものもありさまざまです。花束を贈り物にすることは日常でもよくあることですが、花言葉の意味を押さえておくことでコミュニケーションの幅が広がります。

記事の目次

  1. 1.別れを意味する花言葉22選!失恋・悲しい・儚い花
  2. 2.別れを意味する花言葉
  3. 3.大切な人に花を贈る時は意味をしっかりと知っておこう!

別れを意味する花言葉8.彼岸花

赤く小さなな花ぶりが横に広がって密に咲く彼岸花は、秋のお彼岸の時期に咲くことから「彼岸花」と名付けられています。日本では墓地に植えられる花として有名なため、死を連想させる花としても取り上げられることが多いです。

彼岸花には「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「熱情」という花言葉があります。彼岸の頃に咲く花ということから別れを意味する「悲しき思い出」という花言葉が与えられているとされているようです。

その他には、この彼岸花には猛毒があり、食べてしまうと死に至るということから、別れや死を連想させる花言葉が当てられているという説もあるようです。

別れを意味する花言葉9.ヒヤシンス

紫、赤、白、ピンクなどのさまざまな色合いで咲くヒヤシンスは、色によって全然意味の違う花言葉を持っています。ヒヤシンス全般の花言葉は「悲しみを超えた愛」というものがあります。

別れを意味する花言葉を持つヒヤシンスは紫色のヒヤシンスです。西洋では紫色は悲しみを表す色とされていますが、紫色のヒヤシンスは「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」などの花言葉が与えられています。

ヒヤシンスが別れや死を象徴するという由来にはギリシャ神話が関係しています。嫉妬のためにとばっちりを受けて大量の血を流して死んでしまった美少年ヒュアキントスの血から咲いた花が、この紫色のヒヤシンスだということです。

別れを意味する花言葉10.ダリア

綺麗な自然の造形美を見せるダリアの花は、「移り気」「裏切り」といった花言葉を持っています。これはかのナポレオン皇帝の最初の妻、ジョセフィーヌ皇后の物語にちなんで与えられたものです。

ダリアの美しさに心を奪われたジョセフィーヌは自邸でたくさんのダリアを独占して育てていましたが、ある時、とある貴族の女性にダリアの球根を盗まれてしまい、世の中に自分以外のダリアが咲き乱れるようになってしまいました。

それを見たジョセフィーヌは怒り心頭となるわけですが、そうした事態から途端にダリアへの興味が失せ、まったく別の花へと関心が移っていったというのです。こうしたジョセフィーヌの故事から、ダリアの花言葉が生まれたとされています。

別れを意味する花言葉11.マリーゴールド

春から秋という季節に鮮やかな黄色やオレンジの花を咲かせるマリーゴールドは、その愛らしい姿には似つかわしくない別れを意味する花言葉を持ちます。

マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」というネガティブなものが多くあります。見た目とは裏腹な言葉が込められているので、贈り物にするには不向きな花と言えるでしょう。

別れを意味する花言葉12.アネモネ

赤、白、紫色した大きくて美しい花ぶりを誇るアネモネですが、この花に託された花言葉にはネガティブなものが多く、悲しい花の代表的存在です。

アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」という切ない言葉ばかりです。由来はギリシャ神話にありました。

西風の神ゼピュロスは花の女神フローラと結ばれていましたが、ゼピュロスは侍女のアネモネを好きになってしまいます。それに気づいたフローラは烈火のごとく怒り、ゼピュロスはフローラとの関係を保つために、アネモネを見捨てたというお話です。

別れを意味する花言葉13.ミヤコワスレ

紫色が美しく映えるミヤコワスレは、すでにその名前からして悲しい響きを持っています。ミヤコワスレの花言葉は「しばしの慰め」「別れ」などがあります。

花言葉の由来は鎌倉時代にまで遡るようです。承久の乱によって敗残の身となった順徳天皇は佐渡島へ島流しの刑に処せられます。その際にミヤコワスレの美しさを愛でることで、都と別れる身になった自分を慰めていたのだそうです。

別れを意味する花言葉14.黄色いカーネーション

さまざまな色で美しさを咲き誇るカーネーションですが、中でも黄色いカーネーションは明るく目立つ色だけにひときわ華やかな印象を与えます。

しかし、黄色い花は幼稚さや未熟さなども表すカラーとして捉えられることが多く、黄色のカーネーションも例に漏れず、ネガティブな花言葉で知られています。

黄色いカーネーションの花言葉は「軽蔑」「侮蔑」というものがあります。不信感が印象的な花言葉でまとめられているのです。贈り物としては適切ではないので、母の日などに黄色いカーネーションは間違っても送らないように気をつけましょう。

別れを意味する花言葉15.キンセンカ

夏が訪れるとキンセンカの黄色やオレンジ色といった元気で明るい色が目立ってきます。ルックスの愛らしさからキンセンカは人気の花として知られているものです。

しかし、黄色やオレンジ色の花にはあまりポジティブな印象の花言葉は与えられていません。キンセンカもその例に漏れずネガティブな花言葉を与えられています。

キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「失望」「寂しさ」といったものがあります。この花言葉もまたギリシャ神話に由来があるようです。

未熟さのあまり、想い人のパートナーである女性を死に追いやってしまったクリティという水の精が、自らの行いを恥じてキンセンカに姿を変えたと伝えられています。

別れを意味する花言葉16.アリウム

夏を迎えると紫色のボール状の花を咲かせるのがアリウムです。西洋では紫色の花はネガティブなイメージで語られることが多いとされていますが、このアリウムもやはりネガティブな花言葉を持っています。

アリウムの花言葉は「深い悲しみ」というものがあります。これはアリウムの花姿が悲しみにうなだれている人の姿を連想させるということからきているようです。西洋では墓地に植えられる定番の花でもあります。

別れを意味する花言葉17.クロッカス

春の訪れを告げる花として有名なクロッカスですが、中でも黄色いクロッカスには「嫉妬」「羨望」「不義の愛」というネガティブな花言葉があります。紫のクロックスの「愛したことを後悔する」という言葉も別れの花言葉です。

西洋では黄色という色には裏切りや不吉を予感させる色としてイメージされます。また紫色は悲しみの色として共通認識があります。そのため、外国人にプレゼントフラワーとして贈り物にする時は、黄色や紫色は選ばない方が無難だといえるでしょう。

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大切な人に花を贈る時は意味をしっかりと知っておこう!

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